コマ割り型パーツの無能さ(小説版)

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昔々、そのまた昔、ボブ氏とシモニデス先生という記憶術の開発に身を捧げたヲタク達がおったそうな・・・。

シモニデス先生「拙者、切腹するでそうろう」
ボブ「何言っている!?こんな所で切腹するなんて、辞めてくれ!」
シモニデス先生「止めても無駄じゃ!切腹するでそうろう!」
ボブ「いや!切腹するのはいいけど、床が汚れるでそうろう!」
シモニデス先生「(´;ω;`)えっ?」
ボブ「切腹するのはいいけどね。。。場所をちゃんと選べや!」
シモニデス先生「オラはもっと、もっと、どうしたの?とか、そういう声かけをしてほしかったんですじゃ」
ボブ「ちっ!どうしたんですか?」

シモニデス先生「前喜んでいたことがぬか喜びに終わったのですー」
ボブ「あー、、、あれ?あんま期待してなかった。大丈夫みんな期待してないから」
シモニデス先生「(´;ω;`)。あれってパーツをコマ割りの形にするヤツだよー?みんな相当期待したよねー?だって、あれができれば少数のパーツで、複雑な情報を覚えることができるんだよー?」
ボブ「うん!無理だと思った!」
シモニデス先生「何が無理か聞かないの?」
ボブ「(・∀・)ウン!!」
シモニデス先生「・・・。いちおう聞きたい人もいるんで、聞こうよ。。。
イッキマース!!
ダメだった理由。
単純に他のストーリー法などを使った場合との効果を比較した場合、明らかにストーリー法を使った方が手っ取り早いから。
次に何のメリットもない。もう一度言います。何のメリットもなかった。
例えば対文章式記憶術のパーツ化は想起する際に、形だけで想起が完了できるというメリットを作り上げていた。
でもコマ割りに書いた情報というのは、想起する際、普通の記憶術と同じぐらいの想起効率だった。
そのためパーツにしてしまうと、むしろ想起効率を下げてしまう。。
ということだったんですー」

ボブ「想起効率をわざわざ犠牲にしてまで、パーツに張り付けることはできないということかー。まあ、完全に対文章式記憶術の特性潰しになっているね!?」
シモニデス先生「オーマイガー!」

莫大な情報を少数の情報に載せる方法(小説版)

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今は昔、ボブ氏とシモニデス先生がおったそうな。。。

シモニデス先生「やった!ついに完成したぞ!これで念願の夢がまた一つ完成した。。。」
ボブ「シモニー!何かニヤニヤしてて気持ち悪す。」
シモニデス先生「これがニヤつかずにいられるか!すっごいHATUMEIをしてしまったんだからなー!」
ボブ「!!(何だって!しかしコイツ普通に言ったら、すっげ上からウザく話すからなー!どうしよう!)」
シモニデス先生「(・∀・)ニヤニヤ。教えてあげよっか?」
ボブ「ちっ!読者もいるから、今回は教えてくれ!」
シモニデス先生「しょうがないなぁー!のび太君!プスー。」

シモニデス先生「ではでは、教えようぞ!」
ボブ「・・・」
シモニデス先生「はじめに前提として対文章式記憶術をもう一通り使える状態であるということがあります」
ボブ「シモニー、そいつはバッチリだ!」
シモニデス先生「では、そのパーツを少量使って、大量の情報を覚えれるとしたら、ボブはどうかな?」
ボブ「大変よろしいです!実に使いたいです!」
シモニデス先生「その方法がどうやら上手く行きそうです。というのが今日の報告でした!アデォース!」
ボブ「(コイツ消えればいいのに)」
シモニデス先生「嘘です。ちゃんと実証されてないけど、現段階の情報をちゃんといいます」
ボブ「( ^ω^)・・・」
シモニデス先生「耳かっぽじってちゃんとお聞き!
①パーツの形をマンガのコマ割りの形だと考える
このときパーツ番号表記1+4のパーツだったときは



と表すのが私の通例ですが、コマ割りの形とすると

□1
□2
1と2はつながっていて、長方形ですが、一番上のコマ割りだけ繋げません。
なぜならパーツ番号1+4の1が一番上だからです。
つまり一番上と長方形のコマ割りの間には、枠線が入っている状態です。
このとき、載せる一つのイメージは枠線をまたいで長方形のコマ割りから一番上のコマ割りかけて載せます。
つまり枠線を無視して一つのイメージを載せます」

ボブ「でもそれだとパーツのイメージがダブらない?何か無理な気がするんだが」
シモニデス先生「もちろんそれにも対策を済み。
例えばこんな文を覚えたいとします。
「自力で強制的に実現できる」という一文を覚えたいと。
私の場合、自力=1(パーツ番号)、強制=14、実現=3+4or火、できるはほっときます。
このとき私はこういうイメージを考えます。
「木の枝を縄で擦って火を出そうとしている」イメージです。
このイメージをパーツをコマ割りの形にしたものに載せます。
つまり
□14
無□14
□1□14
この□部分に注目してください。
無はスペースの代わりに配置したもので、空白以上の意味はありません。
数字はわかりやすくするためにつけたので、本来は数字はイメージ上で無視してください。
斜めに配置された14のコマ割りに木の枝を載せて、1のコマに縄のイメージを載せます。

このようにしてコマ割りに使うパーツを複数にすることで、コマ割りの形による干渉を防ごうと考えました。

ボブ「ふーん。これからが期待ですねー(棒読み)」

理解イメージ付与

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例えば「期日内にAをする」という文章 があったら、対文章式記憶術では縦線(time=期日)+短い横線(in=内)と表します。
AについてはAに対応するような複雑なパーツを用意するとします。
すると、意味とパーツで作ったイメージの間に距離ができます。
そうなると、意味からイメージを推測したり、イメージから意味を推測することができず、意味を覚えていて全くイメージが出てこないというパターンの忘却に対応できません。

そこで意味とイメージを近づけるという作業が必要になります。
今回のイメージであれば期日を横直線に(できればこのとき頭の中では縦線を横にしたイメージをするとよりいい)し、短い縦線を横直線の両端に置く(できればこの際も短い横線を二つに増殖して縦線にしたイメージで!)ことで意味とイメージを近づけるという作業がベターです。

ボブもこれがいいとは思っているものの、理解したイメージってイメージするのに手間がかかることがあるので、やらないことが多いんですけど。。
やった方がいいと毎回あとで思う次第です。

長期記憶化するには

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脳科学系の本を読んでいます。
で、もう最初の方からインスピレーション受けまくって、なかなか進みませんw。

それはそうと、よく短期記憶に入ったものが長期記憶に転送されるという話を聞きますが、たぶんそれは嘘です。
なぜなら知り合いに短期的記憶が先天的に障害された子供がいて、その子には学力がある。
つまり言葉とか覚えているのに、短期的記憶が全然ないらしいです。
(見たわけではありません。話で聞いただけです。)
もし仮に短期記憶が長期記憶に 転送されるのなら、必ず短期記憶が存在していなければなりません。
けれど、この子の例は違います。

また話は代わりますが、今までボブの認識では、海馬=短期記憶を司っている場所ということになっていました。
でもどうやらHMという方の事例では、海馬を切除した場合でも短期記憶は残っているようです。

さらに手続き記憶も残っているようです。
ここで大体の人が「いやいや。手続き記憶が残っていても全くおかしくないでしょ?」となると思います。
ボブの意見としては「いやいや。手続き記憶って、体の動きだけでは完結しないでしょ?」という見解なので、これは謎なのです。
だって、仮に☆を描く作業が上手くなるかどうかであっても、視覚的なイメージの条件に対し、手をどう動かすか?という認知的な条件と手続きが複合するわけです。
と言っても、この場合は潜在的記憶で片が付きますが。。。(汗)
でも、ボールを取るなどの行為は、ボールの動きに関する知識や体をどう動かすべきかという知識が存在するものもあり(もっと言えば、ブラジリアン柔術などはかなり知識が必要な類の手続き)、どの程度の手続きが完全に手続き記憶なのか?というのは意見が分かれるところでしょう。
だから手続き記憶と言っても、完全に手続きのみで完結するものは少ないのです。

ようするにボブが言いたいのは、もし仮にどんな手続きに対してもHMが覚える能力があるとしたら、それはつまり長期記憶化するには2本経路があるということです。
それは一つ目が、海馬を通る道で、もう一つが小脳を通る道です。
ここでさらに仮定を加えると、もし長期記憶化する原理が同じだとしたら、そのもっともだとボブが思う原理は「順序付け」されるかどうかであり、された事柄が長期記憶化するのではないか?と今のところ思っています。
さらに本を読んだら変わるかもしれませんが、海馬はストーリーの解釈、生成の働きがあるようです。
ストーリーはいわゆる順序付けです。
手続きも認知と手続きを順序付けています。

先の子の例でも、言葉は順序付けと大きな関わりを持っていますし、短期記憶が必ず必要と考えなくてもいい仮説です。

その点からのみの推測ですが、上手くいくかは実験してみますです。

対文章式記憶術の復習の仕方

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①深い復習
圧縮したイメージから圧縮したパーツへ、その圧縮したパーツをイメージへ、イメージからパーツへ、パーツからターゲットとなる情報に直して復習する
②浅い復習
圧縮したイメージから圧縮したパーツへ、その圧縮したパーツをイメージへ、イメージからパーツへ直すだけに留める復習をする
③軽い復習
圧縮したイメージから圧縮したパーツへ直すだけに留める復習。

理想論では500単語を一般的記憶術では、一単語0.5秒は必ずかかるので、250秒かかる。
つまり、4分ちょいかかる計算です。
でも対文章式記憶術では、深い復習をしなければ、浅い復習でパーツへ直すことをしなければ、80秒、つまり1分20秒だけで済む計算です。
仮に軽い復習であれば、20秒で500単語が処理されます!

コイツはスゲー!