場所は最強の独立性

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対文章式記憶術では一斉想起の副産物で一斉忘却という現象がしばしば見受けられます。
これは一つのパーツのイメージにその隣接したパーツのイメージが依存しているからだとボブは考えます。

ちなみに依存というのは、依存先のイメージが消えるとその依存しているイメージも一緒に消えることだと思ってください。
反対に独立という場合、独立しているイメージは他のイメージが消えても一緒に消えることがないということです。
例えるなら、「万歳した人」というイメージをした場合、万歳は人に依存していて、反対に人は独立していると言えます。
つまり人が消えると万歳まで消えますが、万歳が消えても人は存在し続けます。

パーツは相互に依存していると思われます。
そのため一斉忘却が起きます。
でも理想的にはパーツ一個一個が全て独立していることが望ましく、その上で一斉想起だけを性質として持つということをしたいのです。

そこでパーツ一個一個にも犬やリンゴと言った具体的イメージを与えることにしたり、パーツ一個一個を離して配置し、その上で見立てたり、見出したりすることにしました。

ここで一つ疑問なのが、位置に依存する力が大きくなると、そのパーツ一個一個にも独立性が生まれるということです。
また場所はイメージが消えたからと言って、場所が消えるわけではなく、かなり最強の独立性を持っていると言え、それがなぜなのかわかりません。

そのため以下の疑問が浮かびました。
場所を記憶から消すにはどうしたらいいのか?
全て場所の情報にできないのか?

です。

セルフレクチャーと理解の性質

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文章が一つのチャンク(まとまり)を作るとき、どうもパッと一括で想起するというのが難しくなるようです。

例えばこんな文章があります。
契約を締結するかどうか、誰とするかどうか、どのような内容にするかどうか、というような文章があったとき、必ず“どうか”の部分で理解の表象が一つ作られ、この場合3つのことを想起する必要性が出てきてしまいます。

これにあがなう方法は、“言い換え”と“一つの物語にする”あるいは“一つの図にする”というのが考えれます。
つまり言い換えの場合は「締結の有無」「誰でも」「どんな内容でも」という言い換えをします。
その上でボブの場合イメージに変換して0と1(有無)で作った契約書の(内容)を誰か(誰でも)に突き付けている場面をイメージしました。

ボブがこのとき気を付けたのは、目的とする情報になるべく近い形でイメージすることです。
そこになるべくクッションを作らないことです。
そうすることによってパッと想起しやすくしました。

これが今のところのセルフレクチャーでの発見です。

視覚と身体の結びつきは常にイコールなのか?

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IDというアニメを最近観まして、最初の方の話に場所がバラバラで、普通の人にはそのバラバラのままの場所として実体験するというシーンがあるのです。
が、謎の人物には例えばバラバラに切られた道があった場合、そこを普通に走って行って、まるでバラバラの道をつながった道をただ単に走っているような描写が存在します。

そこでボブは思いました。
場所法でも同じような性質を持たせたらどうなるのだろうか?と。。
つまり切り立った断崖を下から見上げているようなシーンをイメージして、ただ単に断崖の方に走って行って、断崖にぶつかりそうになったら、いきなり断崖の上に立っているというような状況を作れると思います。

ボブがここで言いたいのは、何もそのようなバラバラな場所を作れ、ということではありません。
簡単に言えば、視覚を無視して、身体的な感覚で世界を結び付けたらどうなるの?という話です。
例えば目の前にはリンゴがありますが、リンゴの遥か彼方には、バナナが存在しています。
そこでボブはリンゴを取ろうとしているのですが、リンゴに手を伸ばしたらバナナを取ってしまった、という身体的感覚も作れるわけです。
ようするに、身体的感覚と視覚的感覚をノットイコールで結ぶわけです。
すると、どうなるのでしょうか?という問いです。

もし仮に成功するとイメージの世界がより自由になると思います。
その上で、知的障害がある方で、超人的な記憶力がある方の一つの仮説にもなります。
その二つの意味はとても大きな利益だと思います。

セルフレクチャーでパッと復習

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セルフレクチャーをしていると、その内パッと言いたいことが思いつき、言う必要がないんじゃないかな?という場面に行き着く。
これは高速会話をするためには必要なのだけれど、ではどうやったらなるの?という疑問に襲われる。

今わかる範囲で言えば、理解を伴なった“一つの”表象が形成されるとなるのではないか?とボブは仮説っています。
でもそのためには、どうも情報量が多すぎないか、あるいは複雑なことを言っていないかという点が重要なのではないでしょうか?ということに。。。

ここで考えたり、観測したりするのが必要なのは、パッと思いつくようになる情報の性質やどうやったらできるのか?ということの蓄積です。

一つのまとまったイメージを作るというのが大事になって来そうというのはわかっているのですが、それが対文章式記憶術のイメージでも足りるのか?という問題がありますし、どんなイメージが結局活躍するのか?という問題でもあります。

現在のボブの思考は、想起、復習はセルフレクチャーありきの構造で進めて行こうと考えているので、対文章式記憶術のイメージがそのまま通用するというのはボブにとっては大事なことです。

物語性と場所と関係

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場所法を使うという目的で、イメージで場所を切ったり貼ったりすることはどうやら無理ではない、、、かな~??という今の感じです。
それで無重力状態を導入し始めています。
やっぱり意味わからん所に置くと、脳みそが驚いて検索しやすくなります。
まあこれも長い目で見ないとわかりませんが。。。

そんなこんなをしているのですが、新しい方法は次々に生まれます。

その一つが経験値の多い場所で生まれる場所の位置や移動によって経験に落とし込んだ物語にできるのではないか?という仮説を元にした「経験的物語付随の場所法」です。

例えば自宅であれば、「水」や「包丁」や「パン」と言ったことを“朝食”という一語で片づけたりできるし、そこに大砲とか出てきても、チビのとき「大砲」に似たレゴで作ったブロックを朝食時、持ってきていた、という偽りの記憶を作ってそれに対応することができます。

このように場所によっては、膨大な経験的な物語性がその場所に属していることがあります。
これを利用しようとボブは考えました。

さらに反対に場所が物語に付随することもあります。
つまり物語から連想される場所というのも存在しているのではないでしょうか?
その上で奇抜に取り入れようとボブは考えました。
場所は切ったり貼ったりできるだろうという予想(現段階では)の下、例えば「ボブがナイフでウサギを切った。ナイフ形の場所では反対に犬にのこぎりでボブが切られている」と言ったナイフ形の場所を切ったり貼ったりすることで用意し、より場所の印象を強くし、物語に場所が絡むようにしました。

これらは上手くいくかまだわかりません。

場所法で無重力を導入したらw

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場所法で無重力を導入したら、どうなるんだろう?
そんな疑問が今日の疑問です。

前回のブログで述べた場所を切ったり貼ったりして新たなる場所を作り出すというのは、今のところ全く問題なく運用できています。
(注意:あまり複雑な場所をまだ生み出していません)

その生み出した場所は、ボブが昔住んでいたマンションの窓から侵入することができ、お空に浮かんでおります。
つまりここである意味無重力状態になっています。

そこでもっと無重力を本格的にして、現在使っている室内の床だけでなく、部屋の壁や天井、もっと言えば外壁や屋根、はたまた土台部分などの全ての置ける場所という場所にイメージを置きたいと思います。

果たしてこの実験は上手くいくのでしょうか?

今後検証する問題

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①一斉忘却を防ぐために、一個一個のパーツに個別のイメージを与える

②一斉忘却を防ぐために、一個一個のパーツを離して配置する

③場所を切ったり貼ったりをして、その経過をみる
無重力を使って天井や外壁などにイメージを置く
場所に付随する物語性を使って記憶する
物語に付随する場所を使って記憶する
身体的感覚と視覚的感覚をバラす

④物語法は言語を伴なっているのでは
検証済み:関連付けが同時でも成り立つのかの実験

セルフレクチャーで高速会話ができるかの実験
経過報告:高速で会話していると、話したことを頭の中からすぐ消す方が難しい
パッと思い出せる条件とは?
対文章式記憶術のイメージを理解を伴う表象にするには?
検証済み:言い換え、物語化、一つの図やイメージ化

セルフレクチャー疑問・仮説的方略集

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話すときにパントマイムを大袈裟にやってはどうか?

吹き出しを使ってイメージの中でイメージを描けるのだろうか?

コマ割りも上手く使えないだろうか?

イメージが散乱する部屋のどこでレクチャーするのが適切なのだろうか?

自分や生徒に机やイスはいるのだろうか?

ノートや筆記具は必要なのだろうか?

部屋中にダイナミックに文字や絵を塗りたくるのはどうか?

平面に書くのがいいのか?
それとも空間に立体的に書くのがいいのか?

場所法で切ったり貼ったり

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前のブログで場所は“構造”と“色”はしっかり記憶しているのではないか?ということを述べました。
そこで、それを実験で確かめてみよう!というのが今回の企画。
何をするかというと、、、

「場所を切ったり貼ったりしよう!」というものです。

もし仮に場所だけが、構造や色のみをしっかり覚える性質があるなら、それで場所同士を切ったり貼ったりして増改築した複雑な場所さえも構造や色は楽に覚えることが可能ということになります。
反対に装飾品などは覚えてられないことにもなります。

しかし嬉しいことに、それが上手くいけば場所法自体の革命にもなるので、これはやる価値のある実験です。

どの程度の切ったり貼ったりするか?というと、天井は喫茶店の雰囲気が好きだから天井は喫茶店のものを引っ張て来て、壁は友達の家の感じがよかったので、それを持ってきて、窓とかは祖父母の家のものがいいので、それを張り付けてと言った感じです。

部屋の間取りを全て書き換え、できるだけ複雑なものします。
そしてそれをどの程度の時間で、どの程度覚えれるかを観察します。

オラワクワクスッぞ!!

セルフレクチャーの軽量化

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セルフレクチャーでレクチャーする相手、つまり生徒を設定し、その生徒の理解の仕方を厳密に作り、より思いがけないリアクションを生徒がとるように仕向けようと前のブログでは考えました。
それはポンコツロボット生徒計画です。

でも、これってなかなか生徒を設計するのが難しいし、できなかったら時間的、労力的コストがかなり無駄になることから、これを実証するのはなかなか難しい。

そこで今回このブログにおいて考えるテーマは、生徒との高速会話ができるか?です。
例えば復習しまくっていると、パッと言葉よりも簡易なスゴイ速さの想起というのができるようになります。
すると、生徒にレクチャーしている時間がもったいないと感じる場面が多くなります。
そのため、どう生徒にその高速な情報にリアクションをとってもらうか?という問題に行き着きます。

そこで頭の中で思い描く生徒と無駄な会話をする練習というのが必要になるのではないでしょうか?
しかも“高速で”です。
高速で生徒と雑談をして、会話が成立するようになるまで、練習してみてください。
ちなみに上手くいくかどうかは全くわかっていません。

しかしセルフレクチャーを強化するには、どう考えてもスピードが必要になるので、もしかしたらできる可能性にボブはかけます。

ここでやってみるとわかるのが、無駄なノイズ(内容がわからない高速の発言)がいっぱい発生することです。
このノイズが発生しないようにボブはしてみることにします。
また普通に高速会話すると、会話がブツブツと途切れます。
それはたぶん会話を生み出す“キッカケ”がないことから起因しているのではないか?とボブは思っています。
そのキッカケを「視覚的なイメージ」で補うか?
それとも「吹き出しのような文字」で補うか?
ここからは自身で試行錯誤する所だと思います。