メタ検索情報の究極的存在地

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あるイメージを覚えました。
そしたら、そのイメージを引き出すための検索情報が存在しているだろうと思われます。
そしてその検索情報をさらに検索するための情報が存在しているとも思われます。
しかしここで不思議なのは、それまたそれを検索するための情報も存在しているのではないか?という疑問が生じます。
そしてこの構図は、延々と存在しているようにすら思えるのです。

こうして考えると、では脳みそはこの問題をどのように解決しているのか?という疑問になります。
実際ボブたちは、検索するための情報を意識することがないのですが、このようなメタ検索情報があっては、確実に想起する度に時間がかかりまくります。
なのに現実のボブたちは、そんなことを気に留めずに様々なことを想起しています。

ここで昔のボブは、最終的なメタ検索情報は外からの刺激にあると結論しました。
しかしそれだけでは訳が分からないのが、「思考」です。
思考は常に外界からの情報を必要としません。
確かに、心理学の実験で外からの情報を全てカットすると、人間は思考することすらままならない、という状況になります。
でもここでボブが述べているのは、短期的に情報がない状態でも思考は存続するということです。

さてメタ検索情報は一体どのようなものなのか?
解き明かされる日は来るのでしょうか?

対文章式記憶術の試行錯誤Ⅴ

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対文章式記憶術を使う上で、ここでは避けて通りれないデメリットを挙げます。
①インパクトが弱い
完璧にインパクトが弱いイメージばかりか?というとそうでもないのですが、ともかくインパクトがあるイメージを作るのは難しい。
一般的記憶術では、イメージとイメージの組み合わせが奇抜であることで、インパクトを補っている感があるが、対文章式記憶術は個々のイメージの奇抜さを、自分で作り出さないといけない感がある。
②パッと見で理解できない
一般的記憶術だとパッと見て、何をイメージ化したかを思い出せることが多いのだが、対文章式記憶術だとそれがなかなかに難しい。
それが意味の翻訳をした場合、多くの場合想起の失敗として表に出る。
③想起誘導型忘却が起きる
想起誘導型忘却とは、似たような事柄を思い出すのを抑制することで、特定の情報を想起しやすくするという心理学の用語です。
これは対文章式記憶術では同じようなパーツを使っているため起きていると思われる現象です。
例えば動物を構成しているパーツが、今度は魚を構成しているため、動物を思い出し、パーツに分解した場合、魚の方のパーツが抑制されて思い出しづらくなります。
④マジカルナンバーを超える認識量で、ワーキングメモリーに展開してしまう。
普通、パーツであろうと3~4個のパーツまでしか認識できないのに、ボブは最近まで、頭の中で8個も9個もパーツを展開して、組み合わせようとしていました。
それが問題で、次々にパーツが入力される度に消えていきました。

これら上述を攻略する新しい?というか、少しだけ捻った方法を提案します。

①のインパクトが弱い問題は、自分が芸術化だと思って、変な形のイメージも作るようにしたらいいのではないか、と思っています。
③の問題はパーツを固定されたイメージと捉えるのではなく、粘土のようなイメージだと認識するのが大事だと思われます。
常に違った形を意識してイメージするといいと思われます。
②と④の問題は、2単語ごとにその単語に対応している2つのパーツを作り出し、2つのパーツで1つのパーツを作り、それを2単語の意味内容に合うようなイメージに見立てます。
そしてそれと同様に作られたイメージのパーツで、さらに大きなイメージを作ります。

顔の記憶術(グラディエーターより)

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昔昔、グラディエーターという映画で、このような想起の仕方を提示していました。
顔を思い出すときは、顔そのものを思い出すのではなく、その顔を持った人が何かをしているシーンを思い出せ!というものがありました。

これって顔だけを覚えるときであっても、勝手にその人に服装を設定したり、何かしているシーンをその上で設定したり、場所を与えたりすることで顔面再生率が上がるのではないか、という仮説に行き着きます。

これがもし本当なら、顔面の代わりに、他のイメージをそのまんま付けても同じことが起きるのではないか、そう思いました。
例えば、鳥を覚えたいとします。
今までは鳥をそのまま覚えようとしていましたが、今度は鳥が顔の代わりに乗っているイメージで覚えたらどうなるのでしょうか?
このとき、鳥は丸々体に乗せます。
ようするに、顔面の代わりに鳥の頭を乗せるのではなく、ちゃんと鳥の羽や胴体や足まで付いた形で覚えるということです。

この考えの背景には、子どもが幼少期描く胴体人?(呼び名はちょっと怪しいです)というものがあります。
胴体人とは、顔から手や足がくっついている絵のことです。
ボブは子どものこうしたバイアスが、子どもの記憶力を支えているのではないかっと仮説っているため、このことが重要なのではないかと思っている次第です。
この胴体人自体、なぜ子どもはそのような絵を描くのかボブは知りません。
もしかしたら、子どもは胴体を認識していないかもしれないし、認識はしているけど、胴体なんて省いていいじゃんと思っているだけかもしれません。

どちらにせよ、このような絵を子どもは描くというのは事実です。
このことは、上述の顔をモノに変えたイメージというのが、効果的である可能性を示しています。
もしかしたら、子どもはコップなどを覚えるとき、コップという顔に手足を生やしているようなイメージを思い描いているのかもしれません。
実際のところはどうかわかりませんが。。

自伝的記憶術

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自伝的記憶とは、自己が存在しているような記憶です。
エピソードの記憶でも普通の人はそれを、自己を抜いて思い出したり、自己を第三者の視点から観ているようなイメージにして思い出したりします。
ですが、自伝的記憶とは、自己の主観的視点でエピソードを思い出すこととボブは認識しています。

さて自伝的記憶にした場合、想起の際に不可思議なことが起きます。
それはノートを見て覚えようとしている私を思い出す私を思い出す私・・・みたいに延々とマトリョーシカ的構造が現れます。
これをボブはどうやって超自伝的記憶力の人やっているのか知りたいです。
どうも何らかの方法でやっているのだろうことはわかります。
以下そのための条件です。
①頭の中でイメージしたイメージを何らかの状態で現在の自己の環境に出しているのでは
②その何らかの状態は、干渉をしない形でイメージされているのでは
この2つを今のところ考えました。

さらに静止している場、つまり長い間ずっと同じ位置にいる状態と移動している場、つまり道などを移動を繰り返している状態では、イメージの仕方が少し異なると思われます。
移動中であっても、人間は動画を覚えるようにイメージを生成することは難しいのではないでしょうか。
確かにイメージでも極めて短い時間の動画は可能です。
でも基本的にイメージは写真だと思っていいと思います。

そのことより移動中の自伝的記憶というのは、主観的視点の写真が、イメージを移動しながら置かれていくという形なのではないでしょうか。
これは仮説なので、何とも言えないのが現状です。

一方移動しない、静止した状態ではどのようにしているのか、というのはボブ的には少し見解を固めつつあります。
それは次の機会に紹介します。
その機会にはたぶん検証もかなりしているかもしれません。

マトリョーシカ的構造は可能か?

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マトリョーシカ的構造とは、例えば自伝的記憶にするために、記銘している環境や自己の状態をも含め記憶していった場合に起こる現象です。
例えばレストランで「今日はお天気ですねー」ということを自伝的記憶化しつつ覚えたとします。
すると、それを喫茶店でまたまた自伝的記憶化しながら、「レストランで「今日はお天気ですねー」という会話をしている様子」というのを思い出すわけです。
これをさらに自宅の机で思い出した場合、今度は「喫茶店で・・・」となり、まさにマトリョーシカ的構造が出てきてしまいます。

ボブがこれを検証してみた結果、なかなか難しいという結果になりました。
ですが、色々問題のある検証だったので、あまり参考にならないという反省もありました。
なぜなら、ガスのような吹き出しのようなイメージを作り、そこにイメージをおいていくということをしてしまったからです。
前ブログにもありますが、ここでガスのような場には、置いたイメージを不安定にさせる効果があるということが図らずしも発見されたわけです。
そこでまたまた可能かどうかをみるために検証にかけたいと思います。

もしかしたら成功する可能性があります。
これが効率的な暗記法であることが証明されれば、超自伝記憶力の人たちもこれに類似した方法を使っている可能性が高まります。
これは一石二鳥の検証なのです。

対文章式記憶術の試行錯誤Ⅳ(まとめも含む)

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対文章式記憶術の変換は、トップページでもおススメされている方法と最近試行錯誤によってできた方法があります。
おススメされている方法は、現在でもボブが使っている方法で、ある程度実証性のある方法でもあります。

おススメされている方法は、トップページにあるように
文章→パーツ化→組み合わせる→見立てる→場所に置く
というステップを踏みます。
文章でちゃんと表現すると、
まず覚えたい文章があって、その文章を単語単位でパーツに変換して、そうしてできたパーツたちをレゴブロックのように組み合わせます。
組み合わせたパーツを、何かしらのイメージに見立てます。
見立てたイメージを場所に置いたり、物語法などで連結したりします。

次に最近の試行錯誤でできた方法です。
文章→2単語一組ごとにあ行+子音化→語呂合わせ→パーツ化→組み合わせる→見立てる→場所に置く
です。
これはパーツ化以降は上述と同じなので省きます。
違う部分を説明すると、まず、「あ行+子音化」します。
これはつまり「文章がある」を覚えたいとします。
これは「文章」「ある」という2単語で構成されていますが、この2単語を一組として考えて、これを「あ行+子音化」によって以下のように変換します。
(注意:「あ行+子音化」トップページでは語呂合わせによる変換の仕方として載っています。)
「文章」=「na」で、「ある」はボブの場合、「a」として表します。
そして、「語呂合わせ」のステップに移行します。
「na」+「a」=「naa」ですが、母音を勝手に変更していいので、任意の母音にして語呂合わせしやすくします。
ボブの場合、「nia」=「ニア」と変更します。
これをパーツの意味などで拾い上げます。
「ニア」は「near」で拾い上げれるので、成功です。
この場合は、「near」=パーツ番号では「5+16」のパーツで表せるので、このパーツとしてイメージします。
成功ですっと言っているので、当然失敗もあります。
その場合は語呂合わせは諦めて、普通にパーツ化までステップが飛びます。

そうしてできたパーツを今度は何らかのイメージに見立ててから組み合わせようというのが最近のボブの提案です。
つまり
文章→2単語ごとにあ行+子音化→語呂合わせ→パーツ化→見立てる→組み合わせる→見立てる→場所に置く
というとっても長い工程ですが、こうでもしないと組み合わせている最中にパーツが消え失せます。
ボブの今の通説では、例えば「法律」という単語が出てきたら、ボブの場合「ルール→rr=パーツ番号5+10」を投入しますが、このパーツ自体は無味乾燥で「それが何であるか?」という情報は持っておりません。
そこでこのパーツを“法律にちなんだ”見立てをします。
例えばボブの中で法律は六法全書なので、形がパーツ番号5+10である六法全書のイメージをします。
するとこのパーツ自体がかなり消えにくくなります。
そしてそれら見立てたパーツを組み合わせて、一つの大きいイメージを作ります。
最後にそれを場所に置く。
思い出すときは、1個1個のパーツの見立てたイメージまで思い出して想起します。

で、ここで問題なのが、マジカルナンバーをどうクリアするのか?ということです。
ボブの場合上述のパーツ一個ごとに見立てた場合、パーツ同士で組み合わせるときに、関連付けに近い感じになるので、普通にマジカルナンバーを超えても想起しやすいという現象が起きたのです。
でもこれは人によるかもしれません。

そこでマジカルナンバーを攻略するための仮説である単体のパーツあるいは1組のパーツ2個一組(1セット)で見立てるを行うといい、ということも載せておきます。
ここで言う1組のパーツとは、「5+16」のようにパーツ単体を2つ組み合わせて意味に対応させているパーツのことです。
単体のパーツ、あるいはその1組のパーツを2個とってきて、その2つで見立てるを行い、一つのイメージをそこでもう生成します。
あとは上述と同様組み合わせるから大きいイメージに見立てて、場所に置くということです。

対文章式記憶術の検証と成長

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対文章式記憶術の検証を毎日のようにしています。
今ボブは大体25単語で構成された文章を、5分以内に覚えられます。
最大で32単語ぐらいのスピードです。

これに加えて、自伝的記憶化するために、覚えたときの自己の状態や環境を混ぜて覚えようとしています。
基本的に自伝的記憶にするために自己の状態を軸にして感覚刀痕術を使いながら覚えています。
つまり、具体的には自己の感情を軸にして、腹にイメージが刺さったなどと言った方法を使っています。

これだけだと単なる感覚刀痕術なので、すぐにキャパオーバーしてしまうので、ここに場所法的な要素を取り込んでイメージしています。
例えば、自室の床が巨大な自分の腹でできているなどです。
このイメージの利点は、自室の床にイメージを置いたり、刺したりすることで感覚刀痕術的な効果が期待できるということです。

このとき感情も例えば苦しみっという感情で全て装飾しておくことで、想起の際感情を想起して、細かいところを場所や感覚に頼って想起できるわけです。
でもやっぱり感覚刀痕術のキャパの拡張になっているかは微妙なところです。

手続き記憶術②

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手続き記憶術の方法には、現在は水平を基準とした角度と方位によって成り立たせようとしています。
詳しくは角度は水平を0度として、上の方に22.5、45、67.5度と下の方にも同様の角度で分けた7通りです。
方位は、北、北北東、北東、東北東、東、東南東、南東、南南東、南、南南西、南西、西南西、西、西北西、北西、北北西の計16通りです。
角度に90度がないのは、角度を90度にすると方位がなくなるからです。
そのため90度を抜いた7×16=112通りとなっています。

ボブの場合はこれをパーツの意味と結びつけています。
パーツ数が全部で111個なので、ちょうどほぼ合致しているので、使いました。
実際に単語カードに、表にパーツの組み合わせ番号、裏に角度と方位を書きました。
覚えるときに注意しているのは、パーツをイメージし、ちゃんと角度や方位などの向きをイメージしています。

ちなみに角度や方位などを当てはめた「動作」をイメージしています。
このとき注意したいのは、ただ単に動作を繋げていくだけでは消えるということです。
4つの動作を一まとめにして、例えば握りつぶすような動作になったら、「缶」などを持たせると覚えてい易いです。
つまり、複数個の一連の動作を一まとめにして、その一連の動作から直感的に浮かぶ「モノ」などを付与すると覚えやすくなります。

手続き記憶術

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非陳述記憶に何が含まれるのかよくわからなかったので、ネットで検索してみました。
結果は手続き記憶、プライミング、条件づけ、非連合学習でした。
結構記憶術にするときイメージの付かないものが多い印象でした。
そこで一番イメージの付く「手続き記憶」に焦点を当てて、記憶術を作成してみようと思いました。

さて手続き記憶ってじゃあ何?ということで、これまたネット検索でググった結果、タイピングや水泳などが入っていることを確認しました。
特にタイピングの情報は貴重で、イメージが付きやすいので、タイピングを基礎にして、手続き記憶術を作ることにします。

って言っても、ボブの場合、水平方向を基準とした角度、プラス方位という形で情報を対文章式記憶術の意味の部分だけとってきて、対応づけようと思っているので、タイピングそのものを使うことになるか、は微妙なところです。

でも最終的にはタイピングのような記憶術に近い形を目指しているので、タイピングが、手続き記憶に含まれているのはかなり勇気を与えてくれています!

ちなみに今手続き記憶術を検証するためにルールを作り、それを覚えている段階です。
なので、もしかしたらここの更新が鈍るかもしれません。

手続き記憶とは何ぞ?

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記憶に関する脳科学的な知見と認知心理学的知見を書いた本に出会いました。
で、その中にHMという方の症例が載っていたのですが、これ自体はボブも知っていたし、そんな脳科学で記憶だったら、出ないわけがない人なんです。
その人の話の中で、やっぱり非陳述記憶の話が出てきたんですよね。
これ自体も知っていたんですけど、この本には非陳述記憶というのは、“無意識的”にしかも“自動的”に出てくるという記述を目にして、やっぱり将来的には非陳述記憶や!と思ったわけです。
だって意識的に復習するのとか、大変ですよね?
勝手に自動的に、しかも無意識的にやってくれた方がいいに越したことはないはずです。

そこでしばらくどうやったら陳述的情報を非陳述記憶に殴り入れるのか?ということを考えたいと思いました。
今まで動作にして覚えようということはやったことがあるのですが、全然上手くいかないのでもっと工夫しようと思います。

例えばパーツ一個一個に対応するような行為ではなく、何かもっと概括的な情報を非陳述情報化するということをしようと思っています。
まあ、そもそも非陳述情報というのが何なのか決めていません。
草案としては、角度と方向という二つの情報だけで動作を生成して、それを並べ替えたりして、流れのいい一連の動作にしようかな?と思っていますが、これって非陳述的なのか?という問題があるので、あくまで草案ということです。