【ニュース】記憶術のライブラリー化法

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『ライブラリー化の歴史を終わり次第本編が再生されます』

 

ライブラリー化のボブの歴史

ライブラリー家
覚えた文章なりイメージなりの垂れ流し
昔覚えたイメージを必要なとき想起できない
頻出VS多種多様
抽象化+分類
抽象化しすぎる+大枠の分類=再現できなくなる
抽象化を少なく+小さな分類=精度は上がるが同じものに見えない
①文章を抽象化、分類するのか?
②パーツを抽象化、分類するのか?
③組み合わせを抽象化、分類するのか?
④イメージを抽象化、分類するのか?

ライブラリー家②
①過去に出た情報と類似しているという認識が必要
②ライブラリー化した情報から特殊な個々の場合を導ける
帰納法
連想対称性
場所の切り貼り
マンガのコマ割り
場所には経験からくる物語性がいくつも存在している

ライブラリー家③
⓪ライブラリー化って「無理やり」今思いつく情報に当てはめればいいじゃん!
ということです。
この発想がなければ、ライブラリー化は難しいと思います。
それで以下が方法です。
①任意のイメージとその近くにある別のイメージを比べる
②①のイメージ同士の類似点と相違点を導く
③相違点をちゃんと言語化し、その相違点を覚えておく
④次に入ってきたイメージをその言語化した前の相違点へ当てはめる
⑤それとともにそのイメージの相違点を導く
⑥⑤で導いた相違点をちゃんと言語化し、その相違点を覚えておく
⑦④⑤⑥を繰り返す

ライブラリー家④
類似点の形に相違点でできたパーツで形にするのはどうか
ライブラリー家検証
概要しかイメージできない
頻繁にメンテナンスする必要がある
概要イメージを蓄積してはどうか

ライブラリー家いじくり版
少量の情報でライブラリー化できるならば大量の情報でライブラリー化できる
ライブラリー化が体系的である必要性はない

神のライブラリー家
パーツの連想体系性

ライブラリー家⑤
カテゴリーマスのカテゴリー化
ソロバン式の再考

ライブラリー家⑥
類似点のカテゴリーマスのカテゴリー化+相違点のカテゴリー化

ライブラリー家⑦
①完全に類似する情報避ける
②区別の効率性
場所法
対文章式記憶術のコツ:二重関連連付け・パーツとパーツ
新しい効率的な区別する方法は?
③適用の判断
診断マニュアル

ライブラリー家⑧
経験的物語法+虚経験

ライブラリー家理想
イメージの再利用
プロトタイプイメージとその相違点の整理の仕方
ライブラリーから出力した際の表現方法

ライブラリー家⑨
①あらかじめカテゴリーを部屋の床や壁に貼り付けて置き、カテゴリーにあたるイメージが来たら、そこに置く
②ソロバンを応用して、場所に直感的に置く
相違度
まとまったイメージの描写の仕方の変化

 

 

本編再生、以下

対文章式記憶術の強化がメインの方法ですが、たぶんですが、普通の記憶術でもできると思います。
そのため、「どーせ、対文章式ナンチャラのための強化方法だろう?!」と身構える必要はありません。
ただし普通の記憶術だと、表す情報量がかなり情報量が制限されますし、この方法の消費が場所法のように激しくなります。

この方法は実際のところ、いきなり降ってきたものだったので、私のライブラリー化の歴史からは断続的にいきなり出てきたものです。
このニュースではまだ未完成ながらもライブラリー化ではこの方法がスタンダードな方法になるだろうと見越して、今日の日に発表しようと思いました。
ただ、未完成なのでこれ以上のものができることもあると思います。
そのときはまたニュースをご覧いただきたいです。

さて、この方法の名前ですが、シンプルに「ライブラリー法」と名付けることにしました。
以下ではライブラリー法と呼称することにします。

今までの記憶術でできなかったこと
今までの記憶術ではできなかったことがあります。
対文章式記憶術では狙いは、助詞を含めた文章の丸暗記でしたが、ライブラリー法の狙いは「複数のイメージで構成された状況を、類型化した何かに置き換え、少ない情報に書き直す」というものです。
「この複数のイメージで構成された状況」とは、例えば「リンゴが木から落ちてくるのをキャッチする」というものです。
このとき「リンゴ」「木」「落ちてくる様子」「キャッチしている様子」という複数のイメージが存在し、それが一つのシーンを構成しています。
普通の記憶術だと、このシーンをそのまま丸暗記することになります。
しかしライブラリー法だと、これを既知の情報に転換し、その既知の情報に対応した少量の情報に書き直します。

「そんなことできるの?」と思われるかもしれませんが、ある程度情報を覚えれば、誰でも同じようなことができます。

上手くいく保証はどこに?
これが上手く働くと目される理由も、対文章式記憶術で重要視されている「情報の増加的側面と情報の減少的側面」があるからです。つまり複数のイメージを、知っている一つの既知情報に当てはめ、それを少量の情報に書き直すというのが、対文章式記憶術と同じ構造を持っています(少し違いますけどw)。

大量の情報はいずこから
では、そんな状況を一つの情報にするようなもの、それこそ大量な暗記が必要になるんじゃないの?と思うでしょう。
みんなそんな大量の情報持っているわけがない!と思うかもしれません。
でも、たぶんテレビ、映画、アニメ、マンガ、小説などを好きな人なら、そこら辺は心配しなくていいと思います。
この列挙からわかると思います。

そうそれは“物語性のある情報”です。
実際一つの物語をみればわかると思いますが、そこに出てくる人と人の状況、ばかりでなく人とモノの状況などは多種多様です。
それが一つの物語でさえそうなのですから、それが複数個に渡れば、そりゃ色んな状況に当てはめられますね、状態になります。
しかもそれがテレビの物語性から絵本に至るまで、物語性があれば何でもござれ状態です。
日々生活していれば、ほぼ無数にそのような物語性に出くわしています。
そう考えれば、記憶するという意思すら必要なく、物語がドンドンドンドン増えていきます。

書き直しの極意
ここで普通思うのは、「物語を利用して、色んなイメージの構成を記憶するのはわかった。でもそれを少量の情報にどう書き直すんだ?」ということを思うはずです。
そこで注意してほしいのは、“タイトル”と共に“内容のあらすじ”を覚えないとこの方法は使えませんということです。

ここで勘のいい人は気づくかも知れませんね。
そうタイトルを対文章式記憶術のパーツに対応させます。
普通の記憶術を使う人は、タイトルを50音に当てはめるといいかもしれませんね。
普通の記憶術では、ちょっと工夫が必要になるかもしれません。

物語のシーンの特定は?
で、さらにここでブーイングが来るかも知れません。
なぜなら「物語をタイトルで特定するのはいいとして、その物語のどこのシーンだったかは、どうやって判断するんだよ!」というツッコミがあり得るからです。
ここは一つのタイトルの物語を基本的に10分割し、内容の位置を特定するという方法を採っています。
なぜ10分割するのか?というと、実際長い物語ならともかく、短い物語、例えば童話だった場合、10分割が感覚的にできる限界だったりします。
それに10分割以上だと、ちゃんと前もって10分割以上に切り分けておく必要性があります。
一方10分割であれば、頭の中で感覚的に大きく切り分けることが出来ます。
例えば新しい物語を仕入れて、すぐに10分割ぐらいだったら、準備しなくてもできる可能性があります。
そこで10分割としました。

この10分割も対文章式記憶術では、パーツでその情報を表します。

こうして物語のシーンで、全ての情報を書き表すことができるようになりました。

集約というテクニック
“集約”というテクニックで仕上げれば一発です。
集約とは、例えば「リンゴが木から落ちてくるのをキャッチする」と「物語のシーンで、全ての情報を書き表す」という二つのシーンがあります。
これを某野球マンガのイメージ「ボールが空から落ちてくるのをキャッチする」と某魔法マンガで「俺の解析力で、全ての情報を読み表す」というイメージにしました。
これを因果で結びます。
つまり「ボールが空から落ちてくるのをキャッチし、俺の解析力で、全ての情報を読み表す」ということにします。
この因果の結果の部分を自分の想像力で補います。
ようするに「ボールが空から落ちてくるのをキャッチし、俺の解析力で、全ての情報を読み表した結果、“スリーアウトを取った”」みたいに考えます。

この結果の部分が“集約”で、その部分を覚えておくことで前の二つのイメージ状況を思い出すというテクニックです。
(上手く行くかは未定ですので、あしからず)

ライブラリー法の弱点
しかしながらこの方法もまだまだ弱点があります。
それは
①基本的にワンシーンのみの運用になる
つまり、複数のシーンに渡るようなイメージだと難易度が上がります。
②覚えることが多い
物語性のある情報は無数にありますが、そのあらすじをちゃんと10個覚えておくのは根気のいる作業になりがちです。
③工夫をする余地がまだまだある
工夫をあまりしないで、ポーンとこのニュースに出したので、まだまだ工夫すればよくなるところが多くあり、未完成です。
④運用実績が少ない
上手く行くだろうと、少しの運用で決めつけてかかっているので、運用実績が浅いです。
ですので、もしかしたらダメな方法になり得ます。
⑤普通の記憶術で使う場合、表す情報量がネックになる
表せる情報量が普通の記憶術より多いにしても、普通の記憶術と使った場合、文章を場所で覚える場合と同じで場所の激しい消費のような状況になるのは、明白な方法です。

このような弱点を知った上で、みなさんの創意工夫の上で上手く活用ください!

最後にライブラリー法を使えば、今まで垂れ流し状態だったイメージ状況を覚えやすい形で痕跡として蓄積していくことが可能です。
例えば「桃太郎」という物語にいっぱいイメージ状況が当てはまったとなると、その「桃太郎」という物語は成長して行きます。
今まで10個の区分でしか、「桃太郎」を考えていなかったのが、10個以上の区分になった「桃太郎」が実装されます。
そしてその10個以上の区分になった「桃太郎」のイメージとして、具体的な覚えたいことのイメージ状況がライブラリーのように保存されます。
次に使うときは、その保存されし、イメージ状況によってまたまた覚えたいイメージ状況を覚えることが可能になります。
その意味でライブラリー法は、ライブラリー化している方法で、成長する方法だと思いますので、気長に使ってください!

【追記】
この方法は類似性物語法と酷似した方法です。
その類似性物語法は、干渉を起こし記憶に残らない方法としてボブの記憶術の中では特記すべき方法です。
では、なぜ今回はこの方法が上手く運用できると考えたのでしょうか?

それはまず“既知”の記憶から導いた方法だからです。
類似性物語法は未知と未知のもの、つまり今まさに覚えようとしているものと覚えようとしているものの類似性を上げて、想起の際に横着しようとした方法でした。
が、ライブラリー法は既知と未知、つまり覚えていることと覚えようとしていることの類似性に着目した方法です。
まずこの点が違います。

次にその覚えていることをパーツに対応させることによって、“確実性の高い形”で引っ張り出せる、というところが類似性物語法と全く違うところで、もし仮にこの2点の作用がないと全然覚えれない方法になる可能性のある方法でもあります。

以上です!