セルフレクチャーの構図

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セルフレクチャーの構図をみると、旧来的な上下関係があり、教えるものが一方的に相手に情報を提供するという構図がみられます。
現行ではアクティブラーニングなどの上下関係を弱めた教育のあり方も構図としてはあり得る。

そこでボブが提示するのは、知識の分散、役割の分散による相互に密接に関係し合うセルフレクチャーのモデルです。

例えばある人が情報を統括整理する人物、ボブの場合ボブ自身という設定をしました。
他にも設計者、デザイナー、質問者、批判者というように4人の生徒がいる状態を作ろうと考えています。
設計者は常に0を1にすることに重点を置き、例えば法律的に言えば、法治主義(法律による行政の原理)から法律からの法規創造、法律の優位、法律の留保という3つの情報が導けるが、これはどうやって導けるのか?なぜ導けるのか?と言ったことを考えて、ともかく全ての情報を繋げるように努力する人格です。
デザイナーや質問者、批判者は大体名前からわかると思います。

現在ボブの場合、一人の生徒に対して教示を行うスタイルです。
対文章式記憶術との関係で言えば、対文章式記憶術で作ったイメージを中央に置いて、この部分はこういうことを示していて、こういう理由でこうなっているという感じで生徒に説明し(イメージの中で)、リアクションをとってもらっています。

これを4人の生徒にして、教示やアクティブラーニング状態にしたいと思います。

セルフレクチャーとポンコツロボット生徒

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セルフレクチャーにおいて、イメージでレクチャーする相手を作り出すというのがそもそも普通のことではないことを最近知りましたw。
ボブはつまりセルフレクチャーのやり方を完全に勘違いしていたみたいですw。
でもそのおかげで、セルフレクチャーをかなり進歩させることができるかもしれません。

で、前回はアクティブラーニングを取り入れるために、生徒を数人想定してそれぞれに役割を与えようと考えました。
ですが、これってやってみるとなかなか難しかったです。
そこで今回は生徒一人を想定して、その生徒を強化することにしました。

では、皆さん!
生徒をどう強化したらいいと思いますか?
ボブはある意味強化ではなく、“弱化”させることにしました。

それが「ポンコツロボット生徒計画」です。

なぜそんなことをするのか?と皆さん思いますよねー?
それは簡単です。
セルフレクチャーは記憶術的には、「情報量の増加の側面」しか使っていません。
つまり情報量を増加させることで、記憶に残そうという考え方をしてます。
ですが、それだと実は量を覚えたときに、全体量が覚えにくくなるなどの弊害が存在します。
そこで、ボブは情報量を減少させる側面を持たせることで、対文章式記憶術を設計し、全体量も多くできるように画策しました。
しかしセルフレクチャーでは、この手を使うのは難しいでしょう。
そこで次に出てくる対策として、「印象を強くする」や「パターンを覚えて、そのパターン内で情報を処理する」という2つがあります。

この「印象を強くする」というのが、今回の対策です。

それでは、印象を強くするにはどうしたらいいでしょうか?
それはセルフレクチャーしたときに、想定している生徒がイメージしている自身にさえ予期せぬリアクションをとったときだとボブは考えました。
この予期せぬリアクションを作り出すためにボブは、生徒を「ポンコツロボット」にすることにしました。

セルフレクチャーとポンコツロボット生徒②

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今日研究してて思ったことがあり、このブログを書こうと昨日から決めていたにも関わらずいったん破棄しようと思ったほどの事態が起きました。
それは、セルフレクチャーってそもそもレクチャーする意味あんの?という根本的なことを思ってしまいました。
セルフレクチャーって別に無意識にレクチャーすることで行っている処理の仕方を、意識的にやってしまえばレクチャーする意味がないのではないか?と思った次第です。

ですが、色々考えましたが、どうやらレクチャーするという構図を今のところ壊しきれないので、しばらくはこのままで行こうと思いました。

では本題です。

前回のブログの続きで生徒をポンコツロボットにするという計画を発表しました。
そうすることで、生徒から予期せぬリアクションを得ようと考えました。
ここでボブは、生徒にどのように理解しているかを表すような指標となる情報を視覚的に表現するため、「理解進捗イメージノート」なるもので、生徒の理解の仕方を視覚的につかんでいこうと考えました。
ここでボブがやりたいのは、理解の違いから必然的にするリアクションの違いの再現をしたいと考えています。

その生徒の理解の仕方の違いを具体的にどのように作っていくか?というと、まず理解の仕方の概要を以下のように決めました。

①バイアス
②パターン化
③整理
④類推
⑤連想
⑥疑問
⑦仮説

①のバイアスは、主にインプットの際に現れる情報の無視のクセや情報の歪みのことです。
例えば「公務員は国家公務員であればその給料は法律によって定められている」だったら、「情報量を落として覚える」というバイアスであれば、「公務員の給料は法律」といった理解の仕方をするかもしれません。

②のパターン化は例えば「あいうえお」を常に探すというパターン化を得意としているという設定の生徒であれば、「こうむいんは(あ)こっかこうむ(い)んであればそのきゅ(う)りょうはほうりつによって(え)・・・」というような感じでパターン化して覚えるとかを考えています。

③の整理は例えば、この生徒はメモリーツリーを使うというような設定をして、ノートにはメモリーツリーを使って書いていって整理しているというシーンを描く予定です。

④の類推は、この生徒は歴史が好きだから、全ての情報を歴史的何かにあてはめて考えるというような感じにしようと思っています。

⑤の連想は例えば全てを悲観的なことに結びつけたがると言った連想の偏りを生もうと考えています。

⑥と⑦の疑問と仮説は今のところいい案がないです。

このように自分の一部を抜き出してきて、その劣化版を生徒に反映させることでロボットのように生徒にリアクションを取らせようと考えたのが、ポンコツロボット生徒計画です。

場所法にみられる場所の曖昧さ

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場所法を考えると、ともかく曖昧な情報である、と言えるのではないでしょうか?

まず物が実は出てきたり、消えたりしていることがあります。
例えば、森がある場所であれば、森の木が一本増えたり、消えたりするのがこの現象でしょう。
曖昧な大昔の場所をイメージすれば、ボブの場合家具さえも、出てきたり、消えたりしています。
そう考えると場所に付随する物のイメージというのが曖昧であり得るようです。

さらにここで不思議なのは、人間は出てきたり、消えたりしないことです。
なぜか?
これは一つの仮説ですが、「頻繁に動いたり、形態を変えるもの」を環境のイメージとして残すのは難しいのではないでしょうか?
そう考えると、場所を思い出したとき人を思い出さないのは説明できます。

その点を考えると、セルフレクチャーでレクチャーする相手をイメージしたとき、相手は固まってもらった方がいいことになりますが、印象には残りません。
また運動を与えるとイメージが覚えやすいという研究結果にも反した仮説なので、その点がわからないところでもあります。

はてさて、一体人間はどのようにして場所を記憶しているのか?
反対に場所で曖昧ではなく、明確に記憶している物ってなんでしょうか?
仮説からすれば当然動かない物ですが、確かなのは部屋などの“構造”や壁などの“色”は結構覚えている気がします。

それが正しいなら、記憶術で場所をイメージする場合、色と構造をしっかり変化をつけた物が記憶に残りやすいことになりますし、普通の個々のイメージに構造を与えれれば、記憶に残りやすいことにもなります。。。
どうなんだろう??

セルフレクチャーの軽量化

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セルフレクチャーでレクチャーする相手、つまり生徒を設定し、その生徒の理解の仕方を厳密に作り、より思いがけないリアクションを生徒がとるように仕向けようと前のブログでは考えました。
それはポンコツロボット生徒計画です。

でも、これってなかなか生徒を設計するのが難しいし、できなかったら時間的、労力的コストがかなり無駄になることから、これを実証するのはなかなか難しい。

そこで今回このブログにおいて考えるテーマは、生徒との高速会話ができるか?です。
例えば復習しまくっていると、パッと言葉よりも簡易なスゴイ速さの想起というのができるようになります。
すると、生徒にレクチャーしている時間がもったいないと感じる場面が多くなります。
そのため、どう生徒にその高速な情報にリアクションをとってもらうか?という問題に行き着きます。

そこで頭の中で思い描く生徒と無駄な会話をする練習というのが必要になるのではないでしょうか?
しかも“高速で”です。
高速で生徒と雑談をして、会話が成立するようになるまで、練習してみてください。
ちなみに上手くいくかどうかは全くわかっていません。

しかしセルフレクチャーを強化するには、どう考えてもスピードが必要になるので、もしかしたらできる可能性にボブはかけます。

ここでやってみるとわかるのが、無駄なノイズ(内容がわからない高速の発言)がいっぱい発生することです。
このノイズが発生しないようにボブはしてみることにします。
また普通に高速会話すると、会話がブツブツと途切れます。
それはたぶん会話を生み出す“キッカケ”がないことから起因しているのではないか?とボブは思っています。
そのキッカケを「視覚的なイメージ」で補うか?
それとも「吹き出しのような文字」で補うか?
ここからは自身で試行錯誤する所だと思います。

場所法で切ったり貼ったり

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前のブログで場所は“構造”と“色”はしっかり記憶しているのではないか?ということを述べました。
そこで、それを実験で確かめてみよう!というのが今回の企画。
何をするかというと、、、

「場所を切ったり貼ったりしよう!」というものです。

もし仮に場所だけが、構造や色のみをしっかり覚える性質があるなら、それで場所同士を切ったり貼ったりして増改築した複雑な場所さえも構造や色は楽に覚えることが可能ということになります。
反対に装飾品などは覚えてられないことにもなります。

しかし嬉しいことに、それが上手くいけば場所法自体の革命にもなるので、これはやる価値のある実験です。

どの程度の切ったり貼ったりするか?というと、天井は喫茶店の雰囲気が好きだから天井は喫茶店のものを引っ張て来て、壁は友達の家の感じがよかったので、それを持ってきて、窓とかは祖父母の家のものがいいので、それを張り付けてと言った感じです。

部屋の間取りを全て書き換え、できるだけ複雑なものします。
そしてそれをどの程度の時間で、どの程度覚えれるかを観察します。

オラワクワクスッぞ!!

セルフレクチャー疑問・仮説的方略集

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話すときにパントマイムを大袈裟にやってはどうか?

吹き出しを使ってイメージの中でイメージを描けるのだろうか?

コマ割りも上手く使えないだろうか?

イメージが散乱する部屋のどこでレクチャーするのが適切なのだろうか?

自分や生徒に机やイスはいるのだろうか?

ノートや筆記具は必要なのだろうか?

部屋中にダイナミックに文字や絵を塗りたくるのはどうか?

平面に書くのがいいのか?
それとも空間に立体的に書くのがいいのか?

今後検証する問題

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①一斉忘却を防ぐために、一個一個のパーツに個別のイメージを与える

②一斉忘却を防ぐために、一個一個のパーツを離して配置する

③場所を切ったり貼ったりをして、その経過をみる
無重力を使って天井や外壁などにイメージを置く
場所に付随する物語性を使って記憶する
物語に付随する場所を使って記憶する
身体的感覚と視覚的感覚をバラす

④物語法は言語を伴なっているのでは
検証済み:関連付けが同時でも成り立つのかの実験

セルフレクチャーで高速会話ができるかの実験
経過報告:高速で会話していると、話したことを頭の中からすぐ消す方が難しい
パッと思い出せる条件とは?
対文章式記憶術のイメージを理解を伴う表象にするには?
検証済み:言い換え、物語化、一つの図やイメージ化

場所法で無重力を導入したらw

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場所法で無重力を導入したら、どうなるんだろう?
そんな疑問が今日の疑問です。

前回のブログで述べた場所を切ったり貼ったりして新たなる場所を作り出すというのは、今のところ全く問題なく運用できています。
(注意:あまり複雑な場所をまだ生み出していません)

その生み出した場所は、ボブが昔住んでいたマンションの窓から侵入することができ、お空に浮かんでおります。
つまりここである意味無重力状態になっています。

そこでもっと無重力を本格的にして、現在使っている室内の床だけでなく、部屋の壁や天井、もっと言えば外壁や屋根、はたまた土台部分などの全ての置ける場所という場所にイメージを置きたいと思います。

果たしてこの実験は上手くいくのでしょうか?

物語性と場所と関係

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場所法を使うという目的で、イメージで場所を切ったり貼ったりすることはどうやら無理ではない、、、かな~??という今の感じです。
それで無重力状態を導入し始めています。
やっぱり意味わからん所に置くと、脳みそが驚いて検索しやすくなります。
まあこれも長い目で見ないとわかりませんが。。。

そんなこんなをしているのですが、新しい方法は次々に生まれます。

その一つが経験値の多い場所で生まれる場所の位置や移動によって経験に落とし込んだ物語にできるのではないか?という仮説を元にした「経験的物語付随の場所法」です。

例えば自宅であれば、「水」や「包丁」や「パン」と言ったことを“朝食”という一語で片づけたりできるし、そこに大砲とか出てきても、チビのとき「大砲」に似たレゴで作ったブロックを朝食時、持ってきていた、という偽りの記憶を作ってそれに対応することができます。

このように場所によっては、膨大な経験的な物語性がその場所に属していることがあります。
これを利用しようとボブは考えました。

さらに反対に場所が物語に付随することもあります。
つまり物語から連想される場所というのも存在しているのではないでしょうか?
その上で奇抜に取り入れようとボブは考えました。
場所は切ったり貼ったりできるだろうという予想(現段階では)の下、例えば「ボブがナイフでウサギを切った。ナイフ形の場所では反対に犬にのこぎりでボブが切られている」と言ったナイフ形の場所を切ったり貼ったりすることで用意し、より場所の印象を強くし、物語に場所が絡むようにしました。

これらは上手くいくかまだわかりません。