超自伝的記憶症候群を考えて

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超自伝的記憶症候群(以下HSAM)の何が記憶術的にスゴイのか?
どういうところが普通の人と違うのか?
この点を整理する独り言のブログです。

まずHSAMの人を記憶術的に解釈するとどういう点がスゴイかという“日付”で情報整理しているところだろう。
これは記憶術で再現するとどうなるのか?
色々考えているが、よくわからないところです。
少しヒントがあるとすれば、彼らは何年、何月、何日というのは覚えているみたいですが、“何時”、“何分”と言ったことまでは覚えていないということです。

これは考えてみればわかると思うのですが、もしHSAMを再現するとしたら、何年の何月、何日という情報はあまり情報として被せられないということです。
例えばカレンダーをイメージして、その部分を直感的に部屋を連想するなどして、そこにイメージを置いた場合、他の日付で直感的に連想した部屋がそこに似ていると干渉が起きます。
しかし彼らは何時、何分という情報はこの限りでない可能性があるということです。
つまり被せている可能性もあるということです。
何時に起きたのか?ということを瞬間的に把握できないと、全然説明がつかないことを後述します。

次に彼らのスゴイところは、その連想性だと思われます。
彼らには2つのスクリーンがあり、1つは今現在の外界からの情報であり、もう一つはその外界からの刺激を受けて連想する過去の“出来事”を映しているらしいのです。

ここで出来事というのがポイントだと思います。
彼らは出来事という大量の情報、たぶん瞬間的に思い出しているのだと思います。
それも次から次にです。

ここで不思議なのは、連想っていうのは狙ったことを規則的に連想することはできません。
これでは伝わらないでしょうね。
例えば1時間前の出来事を思い出そう。
次に3時間前のことを思い出そう。
さらに10時間前のことを思い出そう。
・・・
というように規則正しく思い出すには、連想というよりは「自発的」な想起が不可欠です。
でも彼らはきっとこのような「定期的」メンテナンスを連想でしている可能性があります。

そうでもしないと忘れるだろうと記憶術的には考えます。
このため、前述の時間に関する記憶の可能性があります。
ボブは少なくとも日付と時間は「同じ使われ方」をしていないと思っています。

いちおうボブが考える時間の記憶の仕方があります。
眼前の風景に透明な時計を被せてイメージします。
例えば昼の12時の場合、その12時の針が指す方向のテキトウな人やモノなどを一つだけ取り出して、イメージします。
そしてその取り出したイメージが今現在の12時に起きた出来事に戻せるかどうかを繰り返し試します。
そしてできると確信を持ったら、次の13時の出来事も同様の方法で記憶して行き、一日をこの方法で記憶します。

と、まだ未完成ながらの方法なので上手く行くかわかりません。

この方法でも上手くHSAMの人の記憶術を再現できていないので、後は謎です。
でも連想力の高さはたぶん記憶術にも応用可能だろうと思っています。