空間パーツという発想の検証

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対文章式記憶術のイメージに空間(場所)を取り入れてみました。
例えばパーツ番号1は自室で、パーツ番号2はその自室の隣の部屋などとしました。
それぞれの部屋や場所にそれに対応するパーツを設置して、その部屋や場所に意味を与えました。
こうすることで、文章を読んだら、単語単位で空間が想起できます。

前回のブログにも書きましたが、こうした空間に落ちているモノのイメージを流用したり、壁や床や天井などを任意の形にエグって来て、それをパーツとして使います。
これは忘れないのか?と思う人が大半だと思いますがいちおう小規模に実験をしいて、結果では場所の天井や壁、床と言ったモノの一部をとってきて、それをパーツのように使っても、そのエグった元の場所を覚えている。
つまり、場所に置いた対文章式記憶術のパーツのイメージを思い出すことができるということになっていました。

ですが、どうもエグって来るイメージが多すぎると、元のそれらをエグった場所に戻れないことがあるということが判明しました。
つまり空間パーツ化計画の失敗です。

そうなって来ると以下の点がネックになっています。
まず上述したように、エグって来たイメージがどこのイメージかわからない。
そのため、どういう意味だったのかわからない。
次に干渉を防ぐために、場所のイメージを詳細に覚えていなければいけない。
最後に場所を詳細にイメージ化しても、見立てをした場合それが無駄になる。
以上3点ができない理由です。

でも吉報としては、この空間を使うことで、無理やりイメージを単純化、単一化できるかもしれないということに気づきました。
まあどうだかわかりませんが。。