対文章式記憶術の試行錯誤Ⅳ(まとめも含む)

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対文章式記憶術の変換は、トップページでもおススメされている方法と最近試行錯誤によってできた方法があります。
おススメされている方法は、現在でもボブが使っている方法で、ある程度実証性のある方法でもあります。

おススメされている方法は、トップページにあるように
文章→パーツ化→組み合わせる→見立てる→場所に置く
というステップを踏みます。
文章でちゃんと表現すると、
まず覚えたい文章があって、その文章を単語単位でパーツに変換して、そうしてできたパーツたちをレゴブロックのように組み合わせます。
組み合わせたパーツを、何かしらのイメージに見立てます。
見立てたイメージを場所に置いたり、物語法などで連結したりします。

次に最近の試行錯誤でできた方法です。
文章→2単語一組ごとにあ行+子音化→語呂合わせ→パーツ化→組み合わせる→見立てる→場所に置く
です。
これはパーツ化以降は上述と同じなので省きます。
違う部分を説明すると、まず、「あ行+子音化」します。
これはつまり「文章がある」を覚えたいとします。
これは「文章」「ある」という2単語で構成されていますが、この2単語を一組として考えて、これを「あ行+子音化」によって以下のように変換します。
(注意:「あ行+子音化」トップページでは語呂合わせによる変換の仕方として載っています。)
「文章」=「na」で、「ある」はボブの場合、「a」として表します。
そして、「語呂合わせ」のステップに移行します。
「na」+「a」=「naa」ですが、母音を勝手に変更していいので、任意の母音にして語呂合わせしやすくします。
ボブの場合、「nia」=「ニア」と変更します。
これをパーツの意味などで拾い上げます。
「ニア」は「near」で拾い上げれるので、成功です。
この場合は、「near」=パーツ番号では「5+16」のパーツで表せるので、このパーツとしてイメージします。
成功ですっと言っているので、当然失敗もあります。
その場合は語呂合わせは諦めて、普通にパーツ化までステップが飛びます。

そうしてできたパーツを今度は何らかのイメージに見立ててから組み合わせようというのが最近のボブの提案です。
つまり
文章→2単語ごとにあ行+子音化→語呂合わせ→パーツ化→見立てる→組み合わせる→見立てる→場所に置く
というとっても長い工程ですが、こうでもしないと組み合わせている最中にパーツが消え失せます。
ボブの今の通説では、例えば「法律」という単語が出てきたら、ボブの場合「ルール→rr=パーツ番号5+10」を投入しますが、このパーツ自体は無味乾燥で「それが何であるか?」という情報は持っておりません。
そこでこのパーツを“法律にちなんだ”見立てをします。
例えばボブの中で法律は六法全書なので、形がパーツ番号5+10である六法全書のイメージをします。
するとこのパーツ自体がかなり消えにくくなります。
そしてそれら見立てたパーツを組み合わせて、一つの大きいイメージを作ります。
最後にそれを場所に置く。
思い出すときは、1個1個のパーツの見立てたイメージまで思い出して想起します。

で、ここで問題なのが、マジカルナンバーをどうクリアするのか?ということです。
ボブの場合上述のパーツ一個ごとに見立てた場合、パーツ同士で組み合わせるときに、関連付けに近い感じになるので、普通にマジカルナンバーを超えても想起しやすいという現象が起きたのです。
でもこれは人によるかもしれません。

そこでマジカルナンバーを攻略するための仮説である単体のパーツあるいは1組のパーツ2個一組(1セット)で見立てるを行うといい、ということも載せておきます。
ここで言う1組のパーツとは、「5+16」のようにパーツ単体を2つ組み合わせて意味に対応させているパーツのことです。
単体のパーツ、あるいはその1組のパーツを2個とってきて、その2つで見立てるを行い、一つのイメージをそこでもう生成します。
あとは上述と同様組み合わせるから大きいイメージに見立てて、場所に置くということです。