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サイト管理人の研究過程と開発状況のブログです。

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複雑な関係性を記述するには?(規則対象外)

系統だった関係性を記述する方法は、鈴なり式があります。
鈴なり式を使えば、ある程度の関係性を記述できます。
しかし鈴なり式はかなり大規模な仕掛けなので、これを実行するには少し工夫が必要となります。
その上で鈴なり式では、かなり複雑な関係性を記述することは難しいでしょう。

そこで今回のテーマ、というわけです。
複雑な関係性を記述する方法というのは、ボブ達記憶術を使う人達が持っている手駒の中では、関連付けしかないような気がします。
この関連付けを複雑化させることで、複雑な関連性に対応して行くことしかないのではないか?と今のところ思っています。
関連付けにも色々なものが存在しているので、これが関連性を記述する方法として適していると、断言できるものはありません。

それとは別なのですが、ボブは関連付けに頼らずに複雑な関係性を記述する方法というのにも興味があるので、そちらも模索したいと思います。

またまた自閉症の方たちの話

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自閉症の方たちの話。
たまに周期的に来る自閉症の方たちに多く見られるサヴァン症候群のことを考えるクセの時間がやってまいりました。
今回も乏しい知識から、なぜ自閉症の方にサヴァンが出現しやすいのか?を考えてまいります。

ボブがどうしても気になっている点があります。
それは自閉症の方の直線状におもちゃを並べる遊びというのがあります。
これを今回別のことを考えていて、たまたまこのことをまた考えることになりました。
そこでボブが思ったのは、この直線状並べる遊びは、もしかしたら物体を“量”として捉えることにつながっているのではないか?という仮説です。
つまり、直線状に並べることにより、順番が付く。
そしてその順番の数字を量として捉えることで、全てのものを量として記憶することが可能なのではないか?という大胆な仮説です。

さて、ここで問題なのは、その量があるとします。
1+1は2というのは必ず成り立ちますよね?
でも2は1+1ではないのです!
ここ重要な所です。
なんならテストに出してもいいくらいな場所です。
つまりこの仮説だと情報が複数ある場合、個々の情報は1や2として出力するのは容易なのですが、1+2をやったとき3にはなるけれど、3を1と2だと想起することができないということです。

さあ、この問題をみんなで解きましょう!!

関連付け方法一覧

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行為による関連付け
いわゆる連想結合法で、イメージ同士を行為によって関連付ける方法

連想関連付け
連想性の高いイメージ同士の間で行える関連付け方法

類似関連付け
イメージ同士の類似点を見つけて関連付ける方法

因果関連付け
イメージ同士を因果によって関連付ける方法

集合関連付け
複数のイメージを一つのカテゴリーにくくる関連付け方法

対比関連付け
イメージ同士を対比して関連付ける方法

組み合わせ関連付け
イメージ同士を組み合わせて関連付ける方法

分割関連付け
イメージを分割して、任意のイメージをその分割したイメージと関連付ける方法

配置関連付け
イメージを置くことによって関連付ける方法

配置対称性関連付け
配置を対称的にして関連付ける方法

順序関連付け
順序を決めて関連付ける方法

順位関連付け
何かしらの概念上の順位を付けて関連付ける方法

抽象化関連付け
何かしらの抽象化した概念のもと、複数のイメージ解釈し関連付ける方法

具体化関連付け
抽象的概念のイメージに紐づけて関連付ける方法

移行関連付け
バラバラのイメージを一つの変化として関連付ける方法

個数関連付け
同じイメージの個数同士にすることで関連付ける方法

間接関連付け
イメージ同士の間の空間を使って関連付ける方法

逆転性関連付け
イメージとイメージの間に何かしらの逆転性を見つけて関連付ける方法

超自伝的記憶術

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超自伝的記憶力を持った人の話で、一つ重要なことを思い出した。
それは超自伝的記憶力の人の中には、現在観ている光景と過去に観た光景の2つを同時に観ながら暮らしている人がいるということです。

これはボブの場合、パラレル思考の研究の話になるのですが、2画面を同時に観るということをしたときと同じような感じだと思われます。
この2画面同時に観ると、普通にただ漫然と2画面同時に観てもなかなか頭に入って来ず、ただ情報が流れていくだけの状態になります。

しかしながら、2画面同時に観ながら、2つのことを互いに関連付け合うと、これが変わって来ます。
例えば片方で手術をするようなドラマがやっているときに、もう片方でコーヒーのCMがやっているとします。
このとき、手術しながらコーヒーを飲んでいるイメージをすると、なぜかはわかりませんが、頭に入って来ます。
しかし頭に入ってくるのは、その関連付けを行った一時的なものなので、すぐに次の場面でまた関連付けをしなければ、また頭に入ってきません。

このようなせわしない映像の関連付けを行い続けているのかな?とボブは超自伝的記憶力の人を思いました。

さらに思ったのは、この2画面関連付けを行うと、例えば店などで席に座っている場合に、ほぼ自分が静止している状態であるにも関わらず、頭の中では、朝に経験した場面を動かしているので、全然静止していないイメージが描けます。
人間の記憶は、動いている方が印象に残るので、静止している状態でも動きを付けられるのは、かなりラッキーです。

このようなことが今回の気づきでした。

“差”が少ししかないイメージ

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“差”が少ししかないイメージを人間はどのように認識するか、経験的に述べさせてもらいます。
ボブの経験とは、パーツに関することと漢字を覚えたときの経験です。
パーツの方は言わずもがな、めっちゃ似ているパーツが散見されます。
そのため、まさに“差”が少ししかないイメージでした。

このパーツの経験ですが、ボブ一人の感想ではまずボブはパーツを“似たもの”として、記憶に定着する前は感じていました。
この微妙な“差”を果たして復習などで埋められるのか?という不安を抱いていたこともあります。
しかしパーツが記憶に定着するにつれて、ドンドンその“差”を感じられるようになりました。

これは漢字の場合もそうでした。
漢字の場合だと微妙の「微」と特徴の「徴」はかなり似ていて、始めの内は完全に似たものとして感じていました。
ですが、これもパーツと同じで、記憶に定着するにつれて使い分けや意図した想起によって自由に思い出せるようになりました。

このことから、どうも干渉というのは記憶に定着しているかしていないかでかなり影響が大きくなったり、小さかったりするみたいです。
これは覚えたい情報同士の構図を同じにするという方法である類似性物語法でも確認できます。
この方法を使うとかなりの確率で干渉が起きますが、あることをすると干渉を減少させることができます。
その方法とは、覚えたい情報“同士”ではなく、片方を“覚えている”情報にして、もう片方を“覚えていない”情報にすると、構図を同じにしても忘れにくくなります。