記憶術開発の現場(小説版)

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昔々、あるところに古代ギリシャでシモニデス先生というものがおったそうな。。。
シモニデス先生は今日も記憶術の研究開発に勤しんでいた。
そんなシモニデス先生の独り言。

シモニデス先生「うーん。この前の切腹騒動でダメだと思った方法も、ちゃんと冷静に考えてみるとどうも方向性は合っている気がする」
とシモニデス先生は、前回の少量のイメージに大量の文章などの情報を詰め込む方法を回想しているようだ。
シモニデス先生「少量のイメージに大量の情報を詰め込むことで得られる解決
①一般的な記憶術でイメージ生成した方が合理的な場合、そのイメージをどうパーツとして表せるかという問題の解決が必要
②理解して作ったイメージを使う方が合理的な場合、そのイメージをどうパーツとして表せるかという問題の解決が必要
③他のメモリーツリーやマインドマップなどの方法を統合する方法が必要
以上の4点が対文章式記憶術の問題点じゃ」
どうやらシモニデス先生は、少量のイメージに大量の情報を載せることで、①②③の問題を解決したいと考えているようだ。

シモニデス先生「場所法、、、が最有力候補じゃ。なぜなら、情報の変質なく、記憶できるのは場所法ぐらいじゃからな。。」

というのが現在の記憶術研究の状態です。

コマ割り型パーツの無能さ(小説版)

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昔々、そのまた昔、ボブ氏とシモニデス先生という記憶術の開発に身を捧げたヲタク達がおったそうな・・・。

シモニデス先生「拙者、切腹するでそうろう」
ボブ「何言っている!?こんな所で切腹するなんて、辞めてくれ!」
シモニデス先生「止めても無駄じゃ!切腹するでそうろう!」
ボブ「いや!切腹するのはいいけど、床が汚れるでそうろう!」
シモニデス先生「(´;ω;`)えっ?」
ボブ「切腹するのはいいけどね。。。場所をちゃんと選べや!」
シモニデス先生「オラはもっと、もっと、どうしたの?とか、そういう声かけをしてほしかったんですじゃ」
ボブ「ちっ!どうしたんですか?」

シモニデス先生「前喜んでいたことがぬか喜びに終わったのですー」
ボブ「あー、、、あれ?あんま期待してなかった。大丈夫みんな期待してないから」
シモニデス先生「(´;ω;`)。あれってパーツをコマ割りの形にするヤツだよー?みんな相当期待したよねー?だって、あれができれば少数のパーツで、複雑な情報を覚えることができるんだよー?」
ボブ「うん!無理だと思った!」
シモニデス先生「何が無理か聞かないの?」
ボブ「(・∀・)ウン!!」
シモニデス先生「・・・。いちおう聞きたい人もいるんで、聞こうよ。。。
イッキマース!!
ダメだった理由。
単純に他のストーリー法などを使った場合との効果を比較した場合、明らかにストーリー法を使った方が手っ取り早いから。
次に何のメリットもない。もう一度言います。何のメリットもなかった。
例えば対文章式記憶術のパーツ化は想起する際に、形だけで想起が完了できるというメリットを作り上げていた。
でもコマ割りに書いた情報というのは、想起する際、普通の記憶術と同じぐらいの想起効率だった。
そのためパーツにしてしまうと、むしろ想起効率を下げてしまう。。
ということだったんですー」

ボブ「想起効率をわざわざ犠牲にしてまで、パーツに張り付けることはできないということかー。まあ、完全に対文章式記憶術の特性潰しになっているね!?」
シモニデス先生「オーマイガー!」

莫大な情報を少数の情報に載せる方法(小説版)

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今は昔、ボブ氏とシモニデス先生がおったそうな。。。

シモニデス先生「やった!ついに完成したぞ!これで念願の夢がまた一つ完成した。。。」
ボブ「シモニー!何かニヤニヤしてて気持ち悪す。」
シモニデス先生「これがニヤつかずにいられるか!すっごいHATUMEIをしてしまったんだからなー!」
ボブ「!!(何だって!しかしコイツ普通に言ったら、すっげ上からウザく話すからなー!どうしよう!)」
シモニデス先生「(・∀・)ニヤニヤ。教えてあげよっか?」
ボブ「ちっ!読者もいるから、今回は教えてくれ!」
シモニデス先生「しょうがないなぁー!のび太君!プスー。」

シモニデス先生「ではでは、教えようぞ!」
ボブ「・・・」
シモニデス先生「はじめに前提として対文章式記憶術をもう一通り使える状態であるということがあります」
ボブ「シモニー、そいつはバッチリだ!」
シモニデス先生「では、そのパーツを少量使って、大量の情報を覚えれるとしたら、ボブはどうかな?」
ボブ「大変よろしいです!実に使いたいです!」
シモニデス先生「その方法がどうやら上手く行きそうです。というのが今日の報告でした!アデォース!」
ボブ「(コイツ消えればいいのに)」
シモニデス先生「嘘です。ちゃんと実証されてないけど、現段階の情報をちゃんといいます」
ボブ「( ^ω^)・・・」
シモニデス先生「耳かっぽじってちゃんとお聞き!
①パーツの形をマンガのコマ割りの形だと考える
このときパーツ番号表記1+4のパーツだったときは



と表すのが私の通例ですが、コマ割りの形とすると

□1
□2
1と2はつながっていて、長方形ですが、一番上のコマ割りだけ繋げません。
なぜならパーツ番号1+4の1が一番上だからです。
つまり一番上と長方形のコマ割りの間には、枠線が入っている状態です。
このとき、載せる一つのイメージは枠線をまたいで長方形のコマ割りから一番上のコマ割りかけて載せます。
つまり枠線を無視して一つのイメージを載せます」

ボブ「でもそれだとパーツのイメージがダブらない?何か無理な気がするんだが」
シモニデス先生「もちろんそれにも対策を済み。
例えばこんな文を覚えたいとします。
「自力で強制的に実現できる」という一文を覚えたいと。
私の場合、自力=1(パーツ番号)、強制=14、実現=3+4or火、できるはほっときます。
このとき私はこういうイメージを考えます。
「木の枝を縄で擦って火を出そうとしている」イメージです。
このイメージをパーツをコマ割りの形にしたものに載せます。
つまり
□14
無□14
□1□14
この□部分に注目してください。
無はスペースの代わりに配置したもので、空白以上の意味はありません。
数字はわかりやすくするためにつけたので、本来は数字はイメージ上で無視してください。
斜めに配置された14のコマ割りに木の枝を載せて、1のコマに縄のイメージを載せます。

このようにしてコマ割りに使うパーツを複数にすることで、コマ割りの形による干渉を防ごうと考えました。

ボブ「ふーん。これからが期待ですねー(棒読み)」

記憶術の問題集①

スピードと手続きの簡略化問題

自由度と創造性の問題

思考と結びつける問題

保持の問題

想起の問題

想起条件の問題(何が揃えば想起されるのか?)

イメージの解釈多様性問題

頭文字法などの頭を覚える方法の入力確認の必要性問題

時間と空間を一気に記述する方法問題

自閉症者の直線状に並べる問題

2順序問題

記憶術のゲーム化問題

物語の連続性コントロール問題

複数のシーンの一元化問題

極小の有効活用問題

全てが存在し、かつ全てが近くにある部屋など存在しない問題

Sの方法問題

マンガの効能

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旅人の日記では、マンガをジャーニー法の場所の代わり使っていた?(という解釈でいいのかな?)のですが、ボブが考えるのは、場所さえも描いて、自分で作り、そこに自分で作ったイメージも登場させようと考えています。
つまりボブは全てを自作してオリジナルのマンガを作成し、それを使って記憶力を上昇させようと考えました。

検証しまくっているんですけど、まずやっぱり完璧に四角い平面に書かれた絵だけでは難しい。
あと、2Dにこだわる必要性はなく、3D的なイメージも一部作り出すことが上手くいくコツのようです。
さらに場所なのですが、コマごとに場所を変えると混乱するみたいです。
たぶん情報の増加にカウントされるのでしょう。
場所はどうやら、一つの空間を思い出し、一つの空間に覚えたいことを配置する。
つまり、一つの空間というのが、情報の減少に関わっているようです。
そのせいか、マンガのようにコマ割りごとに全て別空間だと、思い出すのが厄介になるようです。
最後にどうやら左脳は、イメージをマンガのような線の絵にすると負荷がかかるらしいということです。
これは後天的サヴァン症候群の画家の方が全ての映像が線で見えるということと、マンガ化をしていたら、左脳が痛くなったことが根拠になると思います。

以上が今日のブログでした。
シーユーアゲイン!

描きが記憶力を上げる原因

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これはボブが、単に絵を描くことによる記憶力を上げる原因を分析したブログです。

①視覚化
記憶術と同じで、抽象的言葉などを視覚化することによって、記憶力が上がったのかも?
②内的行為、外的行為
内的行為、つまり心の中で心的にイメージできるから、あるいは外的行為、つまり外部に自己のイメージを描くことが原因では?
③SPTの効果
SPTとは実際に体を使うことによって起きる記憶力の上昇では?
④絵の程度
絵の上手い、下手によらない記憶力の上昇より、記号にしたり、点線で描いたりした場合は記憶力の上昇はみられるのか?
⑤時間を長短
一つの情報に長時間触れることが原因では?
⑥作る程度
絵を描くだけでなく、プラモとか、積み木とかでも同じ効果が出るのか?
⑦新鮮さ、入力の多さ
同じイメージを絵に描くことによって、違う新鮮なものになる。あるいは一々実際の物を見ては目を外してを繰り返すため、入力が多くなるからでは?

という感じで因数分解してみました。

どこまでが場所なのか?

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場所ってどこまでが場所なの?と今日思いけり。
だってマンガ的にコマ割りして、一つ一つのコマに場所を思い描くと、どう考えても、このコマって効果線のみコマとか出てくる。

えっ?
効果線のみでも頭の中では場所って認識しているの?とフッ思う候。
はて、これは記号でも、例えば「炎」とかの記号の上にイメージを思い描いても、場所ってカウントされるのか?とか、思ってしまう。
他のも疑問が出てきた。
極小の公園とかに、イメージ、ドドーン!て置いても場所ってカウントされるのか?
コマ割りめっちゃ小さくして、その後ろにちょっとだけ場所が見えてるだけでも場所ってカウントされるのか?
例えば、めっちゃデカい巨人なら、その肩の上は場所と認識されるのか?

とかとか、色々考えてしまったであーる。
マンガの技法を考えられるようになって、場所学はさらに発展するなーと思いけり。

旅人の日記

ボブが考えたものではありません。
山下実里さんが考えたものです。

これは実に惜しい!!
もし仮に白い四角い紙に普通に書くようなマンガを想定しているなら、内容を忘れる可能性が高くなります。
内容を忘れた場合、四角い白い紙では思い出す取っ掛かりがなく、思い出せなくなる可能性が高いです。

さらにセリフとかもどう覚えるのかという点が疑問です。

そしてなぜマンガがそのようなことが起きるのか?
これを考えることが大事です。

ボブだったら、、、とこれを観て思いました!
実に重要なピースを埋めてくれる可能性を感じる記憶術だと思います!

絵を描くことによる記憶

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どうやら絵を描くことによって記憶に残りやすいという実験がなされ、実証されたようです。
この絵を描くというのは、絵の上手さ、下手さに関係がないようです。

では、この方法の欠点をまず言ってみましょう。
①時間がかかる
②どの程度の量を覚えれるかわからない
③どの程度の絵を自分で書いた場合に発生するのかわからない。
④なぜそうなるのかわからない
という感じです。

③のどの程度というのは、例えば自分ともう一人の人が10秒だけ書いては交代し、書いては交代しということをしたとき、自分一人で書いただけの記憶の定着はあり得るのか?という疑問があります。
そしてもう一つ絵の下手さが反映されないのはなぜか?という点が疑問です。
例えば下手さが許容されるならば、記号みたいな絵を描いても許容されるのか謎です。

そして④のなぜそうなるのかわからないのではないでしょうか?
あり得るのは、視覚化されるからとか、描くという手続きが存在しているからとか、時間がかかるからとかそこらのことでしょう。
これが完全に解明されれば、記憶術にも応用できるでしょう。

それは今後の課題だと思いますが、もしかしたら3次元の物を2次元に表現することが原因であれば、記憶術はその点で発展していきますし、仮に違って、3次元の物としてイメージされることが原因ならば、描くという行為を3次元に当てはめればその点で記憶術は発展していくでしょう。
ちなみに3次元空間上にペンで形を描くことができるものも実際に存在しているので、それをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

場所法の圧縮候補

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場所法の圧縮候補
①地図や間取りにして記号化する。
②実際にある部屋の家具などの部品を拾ってきて、それを組み合わせる。
③イメージから直感的に連想される部屋をイメージする
④空間で部屋を構成する

と、まあこんな感じで、今のところ四つしかないです。

①の記号化はイメージした部屋のどこかに貼って、さらにその貼った部屋を記号化して、それをどこかの部屋に貼って、そのまたそれを記号化というように延々と続けることができます。

②実際の部屋の内装などを一部借りてくる方法は、それで部屋を構築するだけでなく、その借りてきた実際の部屋にリンクし、飛んで行けます。
後、これは疑問なのですが、物や人のイメージだと一部を借りてきて寄せ集めした場合、なぜか上手く行きません。
なのに、なぜか部屋だと上手く行きます。

③の人や物のイメージから直感的に連想される部屋をイメージするとありますが、具体的には「国語」というイメージから、例えば真四角の部屋をイメージし、その中央に黒い墨塗の柱が立っている部屋をボブの場合イメージします。

④の空間で部屋を作るとは、任意の空間を切り取ってきて、壁なら壁の形をした空間に切り分けて、それを壁に使い、さらに天井、床でも同じようなことをします。

さて、これらはまだ実証しておりません。
どれが有効でどれが使えないかをその内ブログで出そうと思います。
結果を速く知りたい方は自分でやってみてください。