抑圧という想起の仕方

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中間プットをさらに強化するため、復習法の開発を推し進めていました。

そして以前読んだ本で、、、確か正しい勉強法と間違った勉強法が対比された本でした。
その本に覚えようとするのは間違いで、“忘れよう”とするのが正しいと書いてあったのを思い出しました。

そこでボブは、目の前にある情景の覚えたい部分をわざと消して、忘れるように頭の中で思い描いてみました。
すると結構覚えていました。

この故意に忘れるという技は、当然記憶術で使われるような混同のテクニックなどを用いたら、本当に忘れてしまうでしょう。
その点を含んで、どうしたら効果的に想起を抑圧し得るのか?というのが今後の研究課題として浮き上がりました。

この方法の根拠は、白熊を思い浮かべないようにしてください、と言われると白熊を思い出してしまうという研究があります。
人間のイメージは「ない」という状態をイメージすることができないので、このような現象が起きるらしいです。

場所の位置情報と特徴の対応付け

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場所と空間は少し違います。
場所はイメージが接着できる部分で、おおよそ平面のことを言います。
しかし空間は部屋であれば、床、壁、天井などだけでなく、空中も含みます。

でも、空中にイメージを置くことはほとんどの人がしません。
なぜなら、空中の特徴は位置の情報はあるのだけれど、“特徴がない”という特徴があるからです。

これは関連付けでボブが出した結論ですが、関連付ける上で大事なのは、特徴に対して関連付けたいことを1対1の対応で備えることです。
つまり特徴のない所に関連付けることはできないということです。
普段何気なくリンゴがミカンを蹴ったという関連付けをしていますが、仮にミカンが透明で特徴のないものであった場合関連付けは難しくなります。

もっと詳しく説明すれば、ボブがミカンとリンゴとバナナを串刺しにします。
このとき時間を立ってもミカン、リンゴ、バナナを思い出せるかというと、串に何の特徴もないと難しくなります。
このとき、手元には◯が付いた串で、中間には□の付いた串が一本あるとします。
手元の◯の部分までミカンを串刺しにし、□の部分まででリンゴを刺し、最後にバナナを串先で少し刺すということをすると記憶に残ります。

このように◯なり、□なりの特徴を串に与えてやることで特徴と覚えたいミカンなり、リンゴなりが対応付けられて覚えられるのです。

では、空中に関しての話に戻りますが、空中は特徴がないので、この特徴に対応付けるという働きがなく、位置情報のみの一本足打法になってしまいます。

そこで空中に特徴を与えることが、空中にイメージを置くとき重要になってきます。
ここで2つの選択肢があります。
一つは空間に工夫を与える場合です。
二つ目はイメージに工夫を与える場合です。

その方法はまだボブ的には滑稽な仮説なので言いません。