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対文章式記憶術の最大の遺産は、3つの意味をパーツ番号の順序で覚えていることです。
そのおかげで他の色んな記憶術に応用が可能になりました。
今回はそれに加えて、空間をパーツとして使えるのではないか?という仮説ができました。
空間はどうも特別な性質があり、空間の壁や床や天井の部分を持ってきても元の空間を覚えている可能性が高いという性質があるようです。
これを普通のモノなどのイメージでやった場合、イメージの部分を持ってくるとほぼ確実に元のモノを覚えている可能性が低いのです。
だから空間だけ特別な性質として考えています。
もしかしたら、何かしらの条件をそろえるとできるものかもしれませんが、今回はそれを探るブログではありません。
さてこの空間をパーツとして持ってくるというアイデアをもっと詳細に言えば、例えば自室などのある空間に3つの意味を対応させておき、その3つの意味の内のどれかが出てきたら、その空間からテキトウに天井とかをエグッてパーツの形を自由に作ります。
その作った天井のパーツをどこかの他のパーツと組み合わせます。
こうして作った空間パーツで構成された何か別のイメージ作り出します。
この空間パーツの利点は、パーツの形が決まっていないことです。
そのため、自由に任意の形に必要なパーツの形にできます。
さらに二重の位置化という関係にもなります。
それはつまり、空間パーツを作るためにエグられた空間の穴の方がまず場所法の恩恵を受けます。
次にそのエグってきた空間パーツで構成したイメージをどこか他の場所に置けば、そこでもう一つ場所法の恩恵を受けます。
さらに複数個の意味が一つのパーツに対応付けられていますが、これを例えば空間の北の方の壁をエグれば、この一つの意味であると、複数個ある意味を一義に絞ることができる可能性があります。
このように良いこと尽くめなのですが、なぜこんな些細なアイデアを今まで思い浮かばなかったのか謎です。