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マトリョーシカ的構造とは、例えば自伝的記憶にするために、記銘している環境や自己の状態をも含め記憶していった場合に起こる現象です。
例えばレストランで「今日はお天気ですねー」ということを自伝的記憶化しつつ覚えたとします。
すると、それを喫茶店でまたまた自伝的記憶化しながら、「レストランで「今日はお天気ですねー」という会話をしている様子」というのを思い出すわけです。
これをさらに自宅の机で思い出した場合、今度は「喫茶店で・・・」となり、まさにマトリョーシカ的構造が出てきてしまいます。
ボブがこれを検証してみた結果、なかなか難しいという結果になりました。
ですが、色々問題のある検証だったので、あまり参考にならないという反省もありました。
なぜなら、ガスのような吹き出しのようなイメージを作り、そこにイメージをおいていくということをしてしまったからです。
前ブログにもありますが、ここでガスのような場には、置いたイメージを不安定にさせる効果があるということが図らずしも発見されたわけです。
そこでまたまた可能かどうかをみるために検証にかけたいと思います。
もしかしたら成功する可能性があります。
これが効率的な暗記法であることが証明されれば、超自伝記憶力の人たちもこれに類似した方法を使っている可能性が高まります。
これは一石二鳥の検証なのです。