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直感的記憶術の拡張が今回のテーマです。
なぜ直感的記憶術なのか?というと、対文章式記憶術はバリバリの規則で縛った方法ですぐに使える方法ではありません。
一方直感的な記憶術は規則が少ない傾向にあります。
そのため、一般受けするのは直感的記憶術だろうと思ったからです。
と言っても、拡張する方法は実はまだ見つかっておらず、実際は直感を限定する方法が見つかっているぐらいです。
直感の限定というのは、例えば同じ「リンゴ」を直感的に変換する場合は、「赤いリンゴ」を思い浮かべるところを、「人」に限定して直感を働かせることによって「リンゴ頭の人」を思浮かべるなどをと言った方法があります。
しかしこの方法をボブが採用してこなかった理由は、ボブの観測では、「人」などの限定的な直感を働かせる方法だと、後で見返したときに、全然思い出せないことがあるのです。
つまり想起を犠牲にして、記銘の際の利便性をとっているということです。
しかしもしかしたら、真に上手く直感を働かせる状況があるかもしれません。
その一つとして、例えば一つ一つのイメージに対して直感を働かせるのではなく、複数のイメージ全体に直感を働かせることで、何か違うことができたり、連想をすることで、直感を上手く働かせることができるかも?しれません。