どんなことも記憶できるような最速の記憶術はかなり困難だが、メモリースポーツなどに利用できるような最速の記憶術はできるかもしれないという話。
そもそもどんな対象でも記憶できる可能性はかなり低いように思う。
サヴァン症候群の人たちが持つような驚異的な記憶力は、ある“特定分野”に対して強く出ることが多い。
これは記憶術的に言えば、「変換表」のシステムが特定の分野のみに特化して変換できるような組み立てをすることが多いから、他の分野では応用が利かないのではないかと言える。
まあ記憶術的にってところがミソで、記憶術的な方法をとっていない場合はこの限りではないのだが。。。
そんなこんなで、特定の分野や情報に対してなら、特定の変換ルールを用いることで高速で記憶できるようになると考えている。
がしかし、ここで目指すのは最速の記憶術であり、訓練を要するような記憶術ではないことを強調したい。
訓練をあまり要さずに最速にできる記憶術があれば、はっきり言って普通の記憶術は必要なくなる、、、と思う(たぶん)
さー最速の記憶術を考えよう!となったときに皆さんだったらいったい何を使うだろうか?
ボブがガシガシ考えたのがトポス型記憶術だった。
これが最速の記憶術であろうとボブは思っていたが、たぶんもっと最速にできる。
最近の基礎研究から直感と連想とすでに記憶していることなどなど(他にもあるかもしれないので、などなどとしている)が、実際出力する情報を自由にランダムにしていい場合に限り、凄まじい速度で出力できることがわかった。
ただこのランダムさは入力した情報を再現するときに都合が悪い。
なぜなら必ず特定の情報を出力するとは限らなくなるからだ。
ここで最速でできる情報を表す方法がある。
それは視点移動だ。
これはボブの中で最速だと思っている。
もし直感と連想で視点移動して、それで特定の情報を表せた場合、間違いなく最速の記憶術の可能性が高い。
イメージの切り替えをすることもなく、モノのイメージに依存することがない。
まさに最速の記憶術ではないだろうか。
ただこの方法は52枚のトランプを覚えることはできるかもしれないが、大量に覚えて長期記憶にするのは難しい。
なぜなら大量に覚えた際の干渉には耐えないと考えるからだ。
あくまで少量の限られた分野のみに対応する方法だとボブは今のところ思っている。