忘れる状態から常に使うかもへ

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常に手元に覚えた情報を置いておく。
これが大事だろうと思います。
つまり数学のように覚えたことを思考の手元に置いてかなければ、解決できない状態にすることが大事だと考えました。
これは新しい復習法に分類できると思います。

まずこの考えにおいて重要なのは、どんな情報を手元において置き、それをどのように使うのか?です。
これには候補が今のところ2つあります。
一つ目は文章の構造を手元に置き、手元に置いた構造と同じような文章を読んだときに、手元の構造を思い出すというものです。
二つ目は対文章式記憶術で作ったイメージの形に類似したイメージの形を作ったときに、手元のイメージの形を思い出すというものです。

とりま、これしか今のところないのが実情ですが、今やっているのは、二つ目のイメージの形に類似点を見出すというものです。
しかしこれにも問題点があって、類似点っていうのは、ボブの研究上干渉しやすいという課題もあります。

長期記憶化するには

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脳科学系の本を読んでいます。
で、もう最初の方からインスピレーション受けまくって、なかなか進みませんw。

それはそうと、よく短期記憶に入ったものが長期記憶に転送されるという話を聞きますが、たぶんそれは嘘です。
なぜなら知り合いに短期的記憶が先天的に障害された子供がいて、その子には学力がある。
つまり言葉とか覚えているのに、短期的記憶が全然ないらしいです。
(見たわけではありません。話で聞いただけです。)
もし仮に短期記憶が長期記憶に 転送されるのなら、必ず短期記憶が存在していなければなりません。
けれど、この子の例は違います。

また話は代わりますが、今までボブの認識では、海馬=短期記憶を司っている場所ということになっていました。
でもどうやらHMという方の事例では、海馬を切除した場合でも短期記憶は残っているようです。

さらに手続き記憶も残っているようです。
ここで大体の人が「いやいや。手続き記憶が残っていても全くおかしくないでしょ?」となると思います。
ボブの意見としては「いやいや。手続き記憶って、体の動きだけでは完結しないでしょ?」という見解なので、これは謎なのです。
だって、仮に☆を描く作業が上手くなるかどうかであっても、視覚的なイメージの条件に対し、手をどう動かすか?という認知的な条件と手続きが複合するわけです。
と言っても、この場合は潜在的記憶で片が付きますが。。。(汗)
でも、ボールを取るなどの行為は、ボールの動きに関する知識や体をどう動かすべきかという知識が存在するものもあり(もっと言えば、ブラジリアン柔術などはかなり知識が必要な類の手続き)、どの程度の手続きが完全に手続き記憶なのか?というのは意見が分かれるところでしょう。
だから手続き記憶と言っても、完全に手続きのみで完結するものは少ないのです。

ようするにボブが言いたいのは、もし仮にどんな手続きに対してもHMが覚える能力があるとしたら、それはつまり長期記憶化するには2本経路があるということです。
それは一つ目が、海馬を通る道で、もう一つが小脳を通る道です。
ここでさらに仮定を加えると、もし長期記憶化する原理が同じだとしたら、そのもっともだとボブが思う原理は「順序付け」されるかどうかであり、された事柄が長期記憶化するのではないか?と今のところ思っています。
さらに本を読んだら変わるかもしれませんが、海馬はストーリーの解釈、生成の働きがあるようです。
ストーリーはいわゆる順序付けです。
手続きも認知と手続きを順序付けています。

先の子の例でも、言葉は順序付けと大きな関わりを持っていますし、短期記憶が必ず必要と考えなくてもいい仮説です。

その点からのみの推測ですが、上手くいくかは実験してみますです。

記憶の記憶(記憶術学における復習学)

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また本ブログの内容はまだ実証されていません!

メタ記憶とかの落ちじゃありません!
正確には記憶を想起している状態を、記銘し直すというものです。

例えばあなたが、「対文章式記憶術は文章に特化した記憶術です」という文章を覚えなければならないとします。
そのとき、あなたはまずこの文を覚えます。
そして次にちゃんと覚えたかを想起して確かめます。
そのとき重要なのは、あなたはその自分を少し遠くから観ている状態にするのです。
ようするに、文を想起しているあなたを観ているあなたが存在しているということですね。
このとき、頭の中で行われいる想起している文を、イメージなりなんなりであなたを観ているあなたにわかるように外に出すことが重要です。

そうして、入れ子状に思い出しているあなたを思い出しているあなたを思い出しているあなたを・・・というようにできます。

これは今日思いついたことですから、実証も何もしておりません。
興味のある方は検証してみ。