対文章式記憶術の試行錯誤Ⅷ

久しぶりに対文章式記憶術の今の現状をブツブツ言う。

普通の記憶術のトップの人達は、100個の情報量を復習なしで一回で記憶できるらしい、とのこと。
そのため対文章式記憶術でも一回で100単語覚えれるようにするのが狙い。
現在は50単語ぐらいならそれなりにできる、、というイメージ。
ちな、時間制限はない状態で量に対する抵抗力を測ることが目的。

対文章式記憶術の文章からパーツ化、パーツを組み合わせる、組み合わせたイメージを一つのイメージに見立てるというプロセスがある。
けど、ここからが対文章式記憶術の本領発揮で、その一つのイメージに見立てたイメージを凝縮することで、大量の情報を検索しやすくする方法がある。

これをやり続けることが、対文章式記憶術の真の使い方だとボブは思う。

前の対文章式記憶術の試行錯誤シリーズでも述べていたこと
①対文章式記憶術の意味内容にあるakstnhmyrで語呂を作る
②パーツのパーツ、つまり大パーツを構成する小パーツを作る
③「色」と「材質」を決める
④一組のパーツを2組でミニパーツを作り、見立て、ミニパーツを組み合わせて一つのイメージを作る
⑤意味内容に合うようにパーツを見立てる
⑥連想しやすいような見立てをする
⑦多くのパーツの中に普通の記憶術的イメージを1つ混ぜる

とシリーズ通して様々な方法が出てきた。

このうち今のボブの視点から有用だと思われるものは、③④⑥⑦の四つ。

③は至極簡単で独特な色や模様などを材質込みでイメージする。
例えばキノコみたいな●のパーツの塊になったら、キノコみたいな材質でできていて、薄茶色っぽい色を付けると記憶に残りやすくなる。
なぜかはわからない。
けど記憶に残る。

④は一組のパーツ、それを二つ使って、いったん見立てて一つのイメージパーツにする。
そのイメージパーツを同様の工程で作ったイメージパーツと組み合わせる。
そうして一気に大量の情報を覚えるのではなく、イメージをチャンク化していく。
ようするにイメージの数を区切ることで、最終的な見立てをしやすくするというもの。

さらに⑥は④で作ったイメージパーツのイメージたちをそれぞれ連想しやすいものにするという
ものだ。
例えばリンゴぽいイメージパーツができたら、他もそれとそろえてミカンとか、ともかくリンゴにまつわるイメージにすることで思い出しやすくする。

⑦は試行錯誤の最新の結果で、普通の記憶術で作ったイメージを一つだけパーツに混ぜると記憶を手繰り寄せやすくなるというもの。
これをするのとしないのとでは差が出るのでぜひやってほしい。

以上のことを直列的工程に変えると、
④+⑦+⑥→③、
つまり記憶術的イメージを1つ混ぜて、ミニパーツを作り、それらを連想しやすくし、それを組み合わせて色と材質を決めた一つのイメージにする。