セルフレクチャーを比喩(類推)で強化する

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ただいま持ちあがっている比喩した場合の問題は、比喩した「後」どう記憶に刻んでいくかという問題です。
なぜなら比喩した時点で、視覚的にわかりやすいものに比喩しがちなので、イメージ記憶術で変換することが大変難しくなります。
つまり記憶術の問題の一つですが、イメージをイメージで記憶することができないというものがあります。
全部のイメージが重要になるようなイメージ画像だと記憶術では難しいのではないかと思っています。
例えば画像の一部を覚えて後から並べられた画像の中から順番通りに画像を選び出すということは可能でしょうが、全く何も見ずに画像を再現していくというのは難しいという意味です。

比喩する場合の今のところのコツみたいなものはあります。
それは登場人物を絞ることです。
例えば同じ言葉で「行政」という単語を比喩したときに、最初は「ライオン」という単語で比喩していたのに、次のときには「ヒーロー」という単語で比喩するというのは覚えることが多くなりますし、何か意図がない場合は無駄のように思います。
後法律の場合は、理由の部分がその登場人物を使っても合理的に説明できる、比喩可能かどうかというのが問われます。

しかしこのように絞った場合のデメリットとして、その登場人物のやっていることや状況が多種多様になりすぎるという面があります。
この場合、その行為や状況を整理する方法が必要になります。

その場合は意図的に同じ単語の比喩を変えることもありでしょう。
でも一番いいのは、一つの比喩で色んなことが説明できることだと思っているのですが、無理かもです。

セルフレクチャーとポンコツロボット生徒②

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今日研究してて思ったことがあり、このブログを書こうと昨日から決めていたにも関わらずいったん破棄しようと思ったほどの事態が起きました。
それは、セルフレクチャーってそもそもレクチャーする意味あんの?という根本的なことを思ってしまいました。
セルフレクチャーって別に無意識にレクチャーすることで行っている処理の仕方を、意識的にやってしまえばレクチャーする意味がないのではないか?と思った次第です。

ですが、色々考えましたが、どうやらレクチャーするという構図を今のところ壊しきれないので、しばらくはこのままで行こうと思いました。

では本題です。

前回のブログの続きで生徒をポンコツロボットにするという計画を発表しました。
そうすることで、生徒から予期せぬリアクションを得ようと考えました。
ここでボブは、生徒にどのように理解しているかを表すような指標となる情報を視覚的に表現するため、「理解進捗イメージノート」なるもので、生徒の理解の仕方を視覚的につかんでいこうと考えました。
ここでボブがやりたいのは、理解の違いから必然的にするリアクションの違いの再現をしたいと考えています。

その生徒の理解の仕方の違いを具体的にどのように作っていくか?というと、まず理解の仕方の概要を以下のように決めました。

①バイアス
②パターン化
③整理
④類推
⑤連想
⑥疑問
⑦仮説

①のバイアスは、主にインプットの際に現れる情報の無視のクセや情報の歪みのことです。
例えば「公務員は国家公務員であればその給料は法律によって定められている」だったら、「情報量を落として覚える」というバイアスであれば、「公務員の給料は法律」といった理解の仕方をするかもしれません。

②のパターン化は例えば「あいうえお」を常に探すというパターン化を得意としているという設定の生徒であれば、「こうむいんは(あ)こっかこうむ(い)んであればそのきゅ(う)りょうはほうりつによって(え)・・・」というような感じでパターン化して覚えるとかを考えています。

③の整理は例えば、この生徒はメモリーツリーを使うというような設定をして、ノートにはメモリーツリーを使って書いていって整理しているというシーンを描く予定です。

④の類推は、この生徒は歴史が好きだから、全ての情報を歴史的何かにあてはめて考えるというような感じにしようと思っています。

⑤の連想は例えば全てを悲観的なことに結びつけたがると言った連想の偏りを生もうと考えています。

⑥と⑦の疑問と仮説は今のところいい案がないです。

このように自分の一部を抜き出してきて、その劣化版を生徒に反映させることでロボットのように生徒にリアクションを取らせようと考えたのが、ポンコツロボット生徒計画です。