セルフレクチャーテストを対文章式記憶術で整備

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セルフレクチャーするにあたって、テスト形式にするため質問、問題を考えておくとよい、ということで、その質問も通常なら情報の増加的側面しかない。
そこで対文章式記憶術のパーツ化を行えばいいんじゃないですか?という話になりました。

大体の疑問詞とパーツの対応は以下のようにしました。
1何が、2何を、3なぜ、4どの、5どのように、6誰が、7誰を、8いつ、9どこ

という感じにしました。

これはカテゴリー化もできるちょうどよい数になっているので、位置によるカテゴリー化も図らずもできるようになりました。

以下は数字と位置の対応表です。
923
814
765

という対応です。

このようにすることで、質問に対してセルフレクチャーするための色々な対応関係を作りました。

結局どのように使うか?というと、
例えば行政法のテキストを覚えたい場合、
行政法では
「法律による行政の原理」
定義は?=何が?
「行政活動する際、法律に基づいて、法律に従った形で行う」
なぜ?
「権利の行使者が、権利の濫用をすると困るため」
そこから派生されること=なぜ?
「法律による法規創造」
定義は?=何が?
「法律を生み出すのは法律によってでしかできない」
「法律の優位」
定義は?=何が?
「法律は行政権より優位で、どのような行政措置によっても法律の内容を変えることはできない」
「法律の留保」
定義は?=何が?
「行政活動は法律に基づいて行わなければならない」

これは以下の質問のパーツとして集約される。
1+3+3+3+3+1+1+1というパーツを組み合わせたイメージとなる。

大統一理論《記憶術版》

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前の方のブログで人や物などのイメージの仕方と場所をイメージする仕方を統一することに成功した。
使ってみた感じも上々だった。

そこで思ったのが、物理学には大統一理論という電磁気力、弱い力、強い力、重力という自然界に存在する4つの力を統一しようという機運がある。
それを記憶術でもできるようにしようと考えたのが、記憶術版の大統一理論だ。

記憶術は今発見されている働きとして大きく分けて4つの働きがある。
1つが、人や物などで何をイメージするか?
2つ目が、イメージ同士をどう関連付けるか?
3つ目が、どういう場所をイメージするか?
最後が、どう復習するか?

この中で統一するのが難しいと思われるのは、復習だろう。
一つだけ毛並みが違う。
1から3が全部記銘時のことなのに復習は想起時のことだという違いは大きな違いだろう。

さて、前のブログでは対文章式記憶術のパーツを場所や部屋などに転換することで、人や物などのイメージ以上に場所に近いイメージとして記憶に残せるようになった。
つまり1と3の統合だ。

次に統合したいと考えるのは関連付けだろう。
関連付け自体大体が行為や概念による括りなどだから、イメージではないことが多い。
その点をどうクリアしていくのかが問題となる。

個人的には対文章式記憶術のパーツ同士にも有効な関連付けの開発の方が先にできないのかと考えてしまう。
つまり、対文章式記憶術のパーツを組み合わせるという芸当は、単にイメージをブロックと同じ原理で、組み合わせる、ようするに接触、あるいは一つの見立てるイメージの形に空間上で配置するだけだからだ。
ここにはまだ関連付けるという余裕がある。

それはそうともしかしたら、関連付けまで統合できると、記憶力が爆上がりするかもしれない。
そうでないかもしれない。
やってみないとわかりません!

セルフレクチャーテストと連想復習

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連想復習のデメリットは、あまりにも定着し切っている状態の情報しか連想できないため、想起練習として効率が悪いというものでした。

そこで連想して行って、これは普通に情報として定着していて、今ならいくらでも連想で導き出せるという情報に対して、テスト化しておくのはどうだろうか?というのが今回の話題。
テスト化というのは、例えば組み合わせて一つのイメージに見立てたイメージに対して見立てた「これこれのイメージは何を指し示しているか?」というような質問を作っていくことです。
そうすることで情報を整理できます。

ボブの場合はこの質問を対文章式記憶術で、一つから二つのパーツとして変換し、他の質問のパーツと組み合わせて一つの情報にしてしまっています。

その上で連想復習のメリットであるランダムに連想される情報を使って、ランダムな色んな所から出てくる質問の情報体を対文章式記憶術で作ります。
その中の質問には対比して類似点を探させる質問なども混ぜます。
そうすることによって忘れにくい立体的な情報にする作戦です。

以下が手順です。

①対文章式記憶術で組み合わせたイメージを量産
②復習して、連想できるぐらいの情報の定着度合いにする
③連想復習を実施
④完璧に連想復習できる場所からランダムにテスト化
⑤ランダムなテスト化した情報を対文章式記憶術で組み合わせてイメージに
⑥そのテストからセルフレクチャーテストを実施

という感じです。

高速連想復習

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あるとき、ボブは「復習ってメンドーだなー」と思っていて、復習している時間をどうにかして、先に進む時間に割きたいと思っていました。
なので、復習するに辺り、できるだけ高速で終わらしたいといつからか願うようになりました。

そしてあるとき思いました。
やった範囲を全て復習するのは無理だ。
だから覚えている限りだけ復習して、それで骨格を作って、その上でセルフレクチャーテストで細かい肉付けをしていこうと思いました。

そこから目を付けたのは“連想”でした。
どうも「理解」というのは、新しい情報を連想の中に取り込む作業のようにボブには思えました。
そこで覚えた範囲の中だけで連想できないか?ということを考え始めました。
で、覚えた範囲だけでイメージを使って連想することができないかを試してみました。

すると以下の効果がありました。

①思い出せない部分は飛ばすので、突っかかることがなく速く復習できた
②順序を考えないでランダムに連想し続けるため、精神的に楽

しかし以下のデメリットもありました。

①想起しやすさというのがあまり伸びなかった。
(想起しやすさとは、定着し切って、思い出す労力が減る感覚のこと)
②細かいことは忘れていく

という感じでした。
本で読んだ限りは、楽に思い出せる状態で想起練習をしても、あまり効果がないとのことでした。
この方法だと楽な所だけ思い出しているため、あまり意味をなさないのかもしれません。

ボブは連想復習に精緻化を取り入れて、想起練習の効果を高められないか模索してみるつもりです。

セルフレクチャーテストまとめ

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セルフレクチャーと自己テストを足したものを今後セルフテストレクチャーでなく「セルフレクチャーテスト」と呼称することにする。

【スピード】【パントマイム】【なぜセルフレクチャーが有効なのか?】【0を1にする】【印象を強くする】【パターン化】【理解進捗ノート】【高速会話】【一つの表象=パッと想起できる】【どんなイメージが活躍するのか?】【言い換え】【一つの物語】【一つの図】【目的とする情報に近くイメージ+クッションなし】【更新追加復習】【歌】【比喩】【比喩後の情報をどう記銘するか?】【異種類比喩】

話すときにパントマイムを大袈裟にやってはどうか?
吹き出しを使ってイメージの中でイメージを描けるのだろうか?
コマ割りも上手く使えないだろうか?
イメージが散乱する部屋のどこでレクチャーするのが適切なのだろうか?
自分や生徒に机やイスはいるのだろうか?
ノートや筆記具は必要なのだろうか?
部屋中にダイナミックに文字や絵を塗りたくるのはどうか?
平面に書くのがいいのか?
それとも空間に立体的に書くのがいいのか?

というのが、ブログを整理した結果使えそうな方法です。

とにかくスピードを効率化させる方向性と、復習の際の仕組みを変える方向性に分かれていると思いました。

スピードの高速化は、「高速会話」と「並列復習」の二つの柱があるように思います。
高速会話は自分と相手をイメージして、そこで会話をできるだけ高速化していくという訓練を主とする方法です。
並列復習は言語性とイメージ性と身体性という三つをバラバラに使い、3つの各要素で別々の情報を復習させようと考えました。

でも、高速会話もできるかわからないことですし、並列復習も元々自然に使っていれば各要素はバラバラでなく、協調して働くためそもそもできるかわかりません。

セルフテストレクチャーと実際の手順

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セルフレクチャーと自己テストを併せまして、この方法を「セルフテストレクチャー」と呼称することにします。

ただいま絶賛行政書士のテキストで検証実験を実施しております(サンプル数1w)。
そしてボブのためにも現段階のセルフテストレクチャーの手順を述べておきます。

①ターゲットとなる情報を比喩化する
②その比喩したイメージを引き出す“問い”を作成
③①と②を繰り返して複数個の“問い”を作成
④複数個の問いのキーワードを比喩する
⑤その比喩したことを引き出す“問い”を作成
⑥その問いを対文章式記憶術でイメージ化
⑦あとは対文章式記憶術を通常運用する

③から一気に⑥に飛んでもらっても構いません。
どちらがいいのかは今後の検討課題です。
思い出すときは問いを思い出して、セルフレクチャーしまくる感じです。

忘れやすい情報はより問いを具体的にしていくといいかと思います。

またこの技術は完全に検証段階なので、リスクを取りたくない方は辞めるのが無難です。

セルフレクチャーと自己テスト②

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自己テストがよいということで、究極的にはもしかして、テストの質問を覚えておくことが最強の記憶術ではないか?と思い始めてそうろう。

自己テストの本を読んで、なるべく具体化した質問。
しかも他の質問と被らないような質問がいいのではないか?と仮説ってます。
で、なるべく質問の情報量は少なくし、解答は長文にさせることにしました。

で、質問で想起させるのは2パターンあって、ターゲットとなった情報。
例えば英語であれば英語のつづりや訳です。
もう一方が記憶術的にイメージしたイメージを質問によって想起させる場合です。

こうして作った質問を、ボブの場合対文章式記憶術でイメージに変換しておいています。
使った感想は、なかなか上手く行くかもしれないという感じがしました。

ここで注意してほしいのはテスト自体の効果は心理学の実験によって証明されていますが、質問の情報量を落として、解答は長文にした方がいいなどと言った研究はされておりません。
この点は記憶術で覚えるのに都合がいいから、そのようにしているだけなのであしからず。

セルフレクチャーと自己テスト

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セルフレクチャーするにあたって、じゃあ何をレクチャーしようとよく思います。
そこで最近読んだ本に、自己でテストすると記憶力の強化に役立つとのこと。
そのテストを使ってセルフレクチャーで何をするかの指針を生み出そうと考えました。

どういうことかというと、例えば行政法の基本原理ということを思い出そうとした場合、テキストから
名称、定義、理由、そのことから導出されること、定義、語句説明、さらにそこからの派生名称、定義
という感じでテストの大枠だけ覚えて、いつでもテストできる状態にしておくことにしました。

つまり想起するときは、テーマを選定して、そのテーマのテストを思い出し、実際にテキストに書かれていた情報を思い出すということです。

これが今のところのボブの考えるセルフレクチャーと自己テストの両立方法です。

セルフレクチャーを比喩(類推)で強化する

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ただいま持ちあがっている比喩した場合の問題は、比喩した「後」どう記憶に刻んでいくかという問題です。
なぜなら比喩した時点で、視覚的にわかりやすいものに比喩しがちなので、イメージ記憶術で変換することが大変難しくなります。
つまり記憶術の問題の一つですが、イメージをイメージで記憶することができないというものがあります。
全部のイメージが重要になるようなイメージ画像だと記憶術では難しいのではないかと思っています。
例えば画像の一部を覚えて後から並べられた画像の中から順番通りに画像を選び出すということは可能でしょうが、全く何も見ずに画像を再現していくというのは難しいという意味です。

比喩する場合の今のところのコツみたいなものはあります。
それは登場人物を絞ることです。
例えば同じ言葉で「行政」という単語を比喩したときに、最初は「ライオン」という単語で比喩していたのに、次のときには「ヒーロー」という単語で比喩するというのは覚えることが多くなりますし、何か意図がない場合は無駄のように思います。
後法律の場合は、理由の部分がその登場人物を使っても合理的に説明できる、比喩可能かどうかというのが問われます。

しかしこのように絞った場合のデメリットとして、その登場人物のやっていることや状況が多種多様になりすぎるという面があります。
この場合、その行為や状況を整理する方法が必要になります。

その場合は意図的に同じ単語の比喩を変えることもありでしょう。
でも一番いいのは、一つの比喩で色んなことが説明できることだと思っているのですが、無理かもです。

セルフレクチャーに歌と比喩を

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セルフレクチャーしてて思ったのが、復習をただするより、より深い情報の処理をして、記憶術的情報を復習の度に書き換えていることに注意が向かいました。
ただ単なる復習ではなく、情報の都度書き換え、付けたしという復習の仕方に感銘を受けました。

で、セルフレクチャーって物語性や論理性が求められるわけですが、それならもっと加工して歌。
しかも比喩を使った神話の物語のような歌を使って説明したらどうなるのか?ということが頭をよぎりました。

生徒は歌を聴きながらダンスというリアクションをとってもらったり、今のところ最強のリアクションである壁にマインドマップやメモリーツリーと言った記憶術のイメージと違う表し方を書いていただく、と言ったことが考えられます。

また比喩を使えばもしかしたら、面白いことができるかもです。
それはまた別のお話ですが。。