セルフレクチャー疑問・仮説的方略集

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話すときにパントマイムを大袈裟にやってはどうか?

吹き出しを使ってイメージの中でイメージを描けるのだろうか?

コマ割りも上手く使えないだろうか?

イメージが散乱する部屋のどこでレクチャーするのが適切なのだろうか?

自分や生徒に机やイスはいるのだろうか?

ノートや筆記具は必要なのだろうか?

部屋中にダイナミックに文字や絵を塗りたくるのはどうか?

平面に書くのがいいのか?
それとも空間に立体的に書くのがいいのか?

セルフレクチャーの構図

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セルフレクチャーの構図をみると、旧来的な上下関係があり、教えるものが一方的に相手に情報を提供するという構図がみられます。
現行ではアクティブラーニングなどの上下関係を弱めた教育のあり方も構図としてはあり得る。

そこでボブが提示するのは、知識の分散、役割の分散による相互に密接に関係し合うセルフレクチャーのモデルです。

例えばある人が情報を統括整理する人物、ボブの場合ボブ自身という設定をしました。
他にも設計者、デザイナー、質問者、批判者というように4人の生徒がいる状態を作ろうと考えています。
設計者は常に0を1にすることに重点を置き、例えば法律的に言えば、法治主義(法律による行政の原理)から法律からの法規創造、法律の優位、法律の留保という3つの情報が導けるが、これはどうやって導けるのか?なぜ導けるのか?と言ったことを考えて、ともかく全ての情報を繋げるように努力する人格です。
デザイナーや質問者、批判者は大体名前からわかると思います。

現在ボブの場合、一人の生徒に対して教示を行うスタイルです。
対文章式記憶術との関係で言えば、対文章式記憶術で作ったイメージを中央に置いて、この部分はこういうことを示していて、こういう理由でこうなっているという感じで生徒に説明し(イメージの中で)、リアクションをとってもらっています。

これを4人の生徒にして、教示やアクティブラーニング状態にしたいと思います。

セルフレクチャー・セルフティーチング

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セルフレクチャー(またはセルフティーチングだが、以下ではセルフレクチャーで統一して表記する)を最近研究している。

セルフレクチャーをするにあたって、はじめはセルフレクチャーの弱点である“遅い”という問題を何とかしようと画策した。
このセルフレクチャーが遅いという問題は、イメージの中で口頭で教示するためであり、さらに直列的に情報を並べているからであると結論した。

しかし実際に改良しようとしてみた結果、並列に情報を並べることがまず難しかった。
また口頭以外の手話やイメージを映した壁などを駆使しようとした。
が、それもまた並列的には人間は想起したり、コントロールしたりするのが難しいことがわかった。
ただ手話の方は手話を学習するのが大変なので、パントマイムでイメージを触るような動作をしてみた。

教示する情報量を増加させようと思ったのにそれが難しいことがわかった。
特に並列化は難しい。
そのため、並列化は捨てて、直列に情報を並べるが、その補助を手話やパントマイムなどの別の表し方でさせようと考えた。

それにしても使ってみた感想としては、“遅い”からこそ記憶に残る感じがする。
全てをスピード重視でさばくと上手くいかないかもしれない。
それを判断するにしても、「なぜセルフレクチャーが有効なのか?」ということを知る必要がある。

空間とは何か?

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皆さん何かをイメージしてみてください。
あなたのイメージには前提があります。
その前提とは何でしょうか?

それは「空間」です。
自分では思い出している感覚すらないと思いますが、あなたのイメージには前提として「空間」が必要になります。

それでは空間とは何でしょうか?
空間の性質というのは、特徴がなく、かつ透明であり、広さがあり、その中に何らかの情報を与えると勝手に空間上の「位置」を与えるものです。
そして「位置」を確定させた後、“自動的”に他の情報と“区別”という関連付けを与えます。

ここでボブが不思議がっているのは、なぜ自動的で、しかも区別が成り立つのか?という点です。
これは一見当たり前のことにみえますが、全く当たり前のことではありません。
なぜなら関連付けのほとんどは、直列的に処理するし、しかも意識して(自動的ではない)しか関連付けは起きません。
それに対して場所に置くという作業は、“並列的に”しかも“自動的に”区別という名の関連付けがなされます。

この区別には個々のイメージと空間の境界というのが、関連しているのではないか?と考えていますが、それは個々のイメージが持つ性質なのか?
それとも空間が持つ性質なのか?
もしかしたらイメージと空間が存在することによって起きる現象なのか?
現在はわかりません。

ライブラリー家⑨

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今回述べるのは、ライブラリー化を進めるための新しい方法と現行の今まさに使っている方法の紹介です。

まず現行の方法の紹介です。
類似点からの説明です。
対文章式記憶術で作ったイメージは偏りやすいです。
そのため以下のイメージの類型に分けられます。
以下は扱いやすいように数字を振っています。
その上一つの数字が2つのカテゴリーにあたることにしています。

①台/足②皿/椅子③ローソク/尾④ランプ/果物⑤人/三角⑥腕/スタンプ⑦魚/卵⑧船/投石器⑨火/ナイフ⑩カップ/ネジ⑪柄/ハンマー⑫恐竜/耳⑬フタ/目⑭アンテナ/円⑮砲/串⑯鳥/口⑰潜水艦/首⑱弓/花

この36個がボブがイメージしてしまう偏りです。

この数字の1個または2個を用いて対文章式記憶術で作ったイメージを分類して行きます。
その方法として
①あらかじめカテゴリーを部屋の床や壁に貼り付けて置き、カテゴリーにあたるイメージが来たら、そこに置く
②ソロバンを応用して、場所に直感的に置く

とがあります。

②のソロバンは以下のようなソロバンをイメージします。








です。

例えばカテゴリー番号13のイメージが来たら、
ソロバンでは





という形になります。
⑤や⑩の玉を高さと考えて、①や②や③を部屋に転がっている何かの形とボブは考えます。
つまり高さが2個分高い場所に対文章式記憶術で作ったイメージを配置し、三角形の形をした(ボブの場合①②③の玉で三角形を作ったので)部屋に置かれている何かをイメージします。

例えば布団の角の真上の高さ2個分の位置にカテゴリーしようとしている対文章式記憶術で作ったイメージを置きます(浮いている可能性あり)。

このようにしてカテゴリー化しながら、場所に置くということをします。

次に相違点ですが、まず相違点はなかなか難しいです。
まだ完全に上手くいく方法ではありません。
が、現行の方法では、相違点とその相違点から複数のイメージがどれだけ相違であるか、いわば相違度によって分類しようと考えています。

例えば、ペンギンと鶏とウグイスと人間であれば、相違点を表面の色の場合の数としたとき、ボブが“知っている限り”人間は三色で鶏は2色でウグイスとペンギンは1色と考えました。
このとき重要なのが、知っている限りです。
その時点で思いついた知っている限りで独断と偏見で考えてもらって構いません。
その上で順位付けします。
なので、ボブの場合は相違点「表面の色の数」の多さ順では人間、鶏、ウグイス、ペンギンです。

このようにして、相違点を相違度から順位付けして考えます。
ここで注意してほしいのは、ウグイスとペンギンは順位付けで同じになっていることです。
ここは上手く何かしらの相違点を見つけて、区別しておく必要はあります。

さて、ここからは新しいカテゴリー化をする方法です。
前にも書きましたが、「描写の仕方」に変化を付けることです。
ボブの場合、雑なポリゴンみたいなイメージの描写の仕方と普通のイメージの描写の仕方と鮮明な描写の仕方に分けて挑戦中です。
ただ、この方法は一個のイメージごとに描写の仕方を変化させるのではなく、ある程度まとまった複数のイメージに対して一括して行うことがいいようです。

ライブラリー家の理想

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ライブラリー化をした先の理想は、どのようなものだろうか?
そのことをあまり精確に考えていないことに気づきました。
そこで今回はライブラリー化した先で、このような利用を可能にしたいという理想について述べてきたいと思いました。

対文章式記憶術を使う前提で述べさせてもらいます。

対文章式記憶術では、偏ったイメージ、出現頻度の高いイメージというのが存在します。
しかしほとんどの場合、対文章式記憶術で作ったイメージというのは、全て“多少”の違いがあります。
その上、ほぼ間違いなくそのイメージは複雑になります。
ここは一個のイメージがどの程度のパーツで構成されるかによります。
でも大体複雑です。

そこでライブラリー化した過去のあらゆるパーツによるイメージの構成の仕方を使って、今現在目の前にある文章の情報を解釈しようと考えています。
つまり「あれ?これは昔みた○○○というパーツの構成に似ているな!だからこれは○○○との相違だけをみて記憶しておけばいい!」という感じで、ライブラリー化した情報を使いたいのです。
ようするに覚えたことの再利用をしたいのです。
そしてその覚えたことによって省エネしたいのです。

ボブメモ
プロトタイプイメージとその相違点の整理の仕方
ライブラリーから出力した際の表現方法

ライブラリー家⑦

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ライブラリー化を行っていく中で重要なこと。
①完全に類似する情報は避ける
前のライブラリー家⑥において、類似点の特徴的な所にカテゴリー化した相違点を配置し、それをもってライブラリー化を進めようと考えていました。
しかし、ここでボブが無意識に考えていたことは、どう完全に似た情報にしないか?でした。
これが大事になるのは、完全に似ている情報なのに、それが含んでいる情報が違う場合に問題となるので大事になります。
当然ですが、その含んでいる情報が同じなら、全然関係がありません。
ですが、例えば対文章式記憶術で作ったイメージの類似点が「台」で相違点のカテゴリー化した中に「人とそれ以外」というカテゴリー分けがあって、それに分類された場合を考えましょう。
その相違点をカテゴリー化し、実際に相違点となるイメージを置く「台」の特徴的な部分を台の上だとします。
すると、台には何か(相違点の実際の人とそれ以外のイメージ)が乗っているイメージがイメージされることになります。
このとき、例えばそのイメージが量産された場合、実際の相違点のイメージが違ったとしても、台に何かが乗っているイメージが量産された場合、それは起こります。
「干渉」です。
このようなことを危惧しているので、現行の方法論ではまだ無理だと感じています。

②区別の効率性
区別の効率性とは、干渉を起こさないようにする認識をどれだけ時間的コストをかけずに起こせるか?という問題です。
現行ボブがやっている方法は、例えば、「リンゴ」「ミカン」「ブドウ」「ナシ」を覚えなさいと言われた場合、リンゴ→ミカン→ブドウ→ナシと覚えて行った場合に、リンゴとナシは似ていたな~と気づいたときは、頭の中でリンゴとナシの区別をちゃんとできるか?想起の際混乱しないか?というのを実際にリンゴの直前、直後に思浮かべて、情報を「区別」します。
これをしないと情報量が多くなったとき、確実に干渉を起こす可能性が高まります。
そこでこのような手間がかかる作業をします。
でもね。
区別が高速で行われる。
しかもそれをするだけで、他の周りの情報と一気に区別される方法があります。
それが“場所法”です。
しかしながら、これしか一斉に区別する方法がないのも事実です。
その上、この方法は完全に干渉を防ぐものではないのも事実です。
そこで、なんとかこの場所法とは異なるアプローチで二重に区別する方法を模索しておくのが大事になります。
ここでなぜ二重に異なる方法で作用させるのがいいのか?というと、対文章式記憶術でも最新の方法では二重の関連付けを行うことを推奨しています。
それはパーツ1組単位で他の別のパーツ1組単位に行為による関連付けを行い、かつそれを組み合わせるということを推奨しています。
こうすることで、行為による関連付けと組み合わせて見立てるという一種の関連付けがに二重で起きます。
これによりより強固なイメージとして描けるようになると想定しています。
このように異なる、でも二重に作用させられる新しい方法というのが、結果的により記憶術を強固にできると考えています。
そのため、場所法の区別の機能と対をなすような新しい効率的な区別の方法が重要だと考えます。

③適用の判断
あとは前のブログても述べたように、「あっ、これ前観たやつだ!」という気づきをどこまで高められるようなシステムを作るかが問題となります。
ライブラリー化したけど、ライブラリー化した中から全然使えてないよ、、、ということになると作った意味がそもそもなくなります。
そこで適用の判断をどれだけ高められるようになるかが重要となります。
そこでボブが注目しているのは、精神医学なとで使われる症例の診断マニュアルです。
イメージも結局ボブ的には、この“診断”と同じようなものだと思いました。
イメージがどれに分類されるか?
あらかじめ、イメージを診断するマニュアルを作り、それを高速で診断できるように訓練しておくことで、ライブラリー化を成功させようと今は考えています。

今のところのライブラリー化はこの方針で行こうと思っています。

ライブラリー家いじくり版

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対文章式記憶術の組み合わせたイメージは、情報が多くなればなるほどイメージが多様になると思っている人が多いと思いますが、むしろ反対に決まったイメージになりがちになるという性質があります。
当然多様にしようと意識すればある程度それは回避できます。

しかしここでボブが言いたいのは、対文章式記憶術のイメージをライブラリー化できるようになった方法であっても、それより少ないイメージのときは必ずしもライブラリー化は成功しないようです。
つまり、大量の情報で成功する方法ならば少量の情報で成功する方法とはいかないということです。
その逆は成り立ちます。
ようするに少量の情報で成功する方法ならば大量の情報で成功する方法です。

そのため少量の情報で成功するのは意味があるのではないでしょうか。

と、いうことで、少量の情報でライブラリー化を成功させる方法を考えています。
今思っているのは、ライブラリー化が必ずしも体系的である必要性はないということです。
つまり適切な場面で適切なイメージを想起できるのが大事だということです。
これを満たせば体系的なライブラリー化でなくてもいいのではないでしょうか。

ライブラリー家検証

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検証してみて意味がないなら、その方法論、ときには現象までをも棄却するのです。
今回ライブラリー化に向けて、類似点と相似点を使い、相似点を一つの単語にし、パーツ化し、それを類似点のある形に近づくようにパーツを組むということをしてみました。

はっきり言いましょう!
これがなかなか難しかったのです。
意味が一個しかないイメージであれば全然大丈夫なのですが、イメージが少しでも損失すると上手くいかない対文章式記憶術では無理でした!
いくら相似と類似の情報があろうが、それだと概要しかイメージできないので、頻繁にメンテナンスする必要性がありました。

でも、イメージの概要を覚えておくだけも意味があるようには思います。
なぜならイメージが完全に固まっている情報だと、当てはめには上手くいかないからです。
と、いうことで、もっと概要イメージを蓄積しまくって、実際に使えるかどうかを、、、実用に足りるかどうかを、、、みて行きたいと思います。

ライブラリー家

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せっかく覚えた文章なりイメージなりをライブラリー化しておかないのは、単なる記憶術の垂れ流し状態なので、何とかしてライブラリー化したいと記憶術を開発する上で昔から思っていました。

しかしライブラリー化はなかなか進みません。
今でもいいアイデアがないのです。
普通に記憶術でイメージした事柄さえもライブラリー化できないでいます。
なぜこんなことになるのでしょうか?
それは昔覚えたイメージなり、なんなりを必要なとき想起できないからです。
普通に記憶術でイメージしたイメージさえも多種多様なのです。
ですから、一回出たイメージであっても、相当頻出しない限り、思い出せずに終わります。
しかも多種多様であるため、ほとんど一回イメージしたイメージと同じということはあまりないのです。

そこで昔の人の知恵で「抽象化」や「分類」するという手があります。
抽象化、分類することによって、一見違うように見えるイメージなり、情報なりが同じものに見えてライブラリー化できるはずなのです。

けれど、ボブがこれを知っていて開発し切っていない理由があります。
それは抽象化や分類しすぎると、元の情報に再現する精度が低くなるからです。
もし仮に抽象化して分類された場合でもあまりにも抽象化しすぎていたり、大枠すぎる分類をしたりした場合、その抽象化した情報に当てはまったり、分類されたりしたとしても、一個二個の情報であればいいのですが、10個も同じ抽象化、分類に当てはまると最早全て元の情報に再現するのは無理になります。
だからといって、抽象化しなさすぎる。
あるいは小さい枠への分類であれば、再現する精度は高まりますが、前述した通り同じ情報に見えずそもそも目的を失います。

その上、どの時点の情報を抽象化、分類するのかも謎です。
例えば対文章式記憶術で言えば、①文章を抽象化、分類するのか?②パーツを抽象化、分類するのか?③組み合わせを抽象化、分類するのか?④イメージを抽象化、分類するのか?と①から④の時点が存在し、ボブにはどれも重要にみえます。