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対文章式記憶術のパーツ改革によって、忘却にあがなおうというのが今回のテーマ。
忘却って色んな忘却の仕方があると思います。
そんで例えば「リンゴ」というイメージも日々忘却しているはずです。
でもなぜかリンゴのイメージは、日々の忘却を受容しているように見えるのです。
それを対文章式記憶術でも取り込みたいと思いました。
対文章式記憶術では忘却するのはしょうがない。
しかし大元はリンゴのように覚えているような記憶術はできないか?と考えました。
その一つの方法として、パーツの●をさらにパーツ化しようという流れです。
例えば●は「私」という意味があります。
その私というのは、日本語では「自分」ということがあります。
自分は「zibun」です。
対文章式記憶術の持つアルファベットで対応させようとすると、zはs、bはhとして記述することになります。
そのため「sh」というのが詳細な記述になります。
shは対文章式記憶術のパーツでは、
●
+
●
●
●
となります。
自分は●+shとなりますので、
●
+
●
●
●
●
となるようなパーツをイメージします。
ボブの場合は長っぽそい●をイメージしました。
このように対文章式記憶術で記述できる大枠の意味とその詳細な言い回しという形で両立して行こうと考えました。
この方法の真の狙いは、こうした無意味な情報量の増加によって、本質的なイメージの忘却を防ごうとする狙いがあります。
つまり自分のshを忘れても、私という意味までは忘却しないようにするという狙いです。