高速連想復習

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あるとき、ボブは「復習ってメンドーだなー」と思っていて、復習している時間をどうにかして、先に進む時間に割きたいと思っていました。
なので、復習するに辺り、できるだけ高速で終わらしたいといつからか願うようになりました。

そしてあるとき思いました。
やった範囲を全て復習するのは無理だ。
だから覚えている限りだけ復習して、それで骨格を作って、その上でセルフレクチャーテストで細かい肉付けをしていこうと思いました。

そこから目を付けたのは“連想”でした。
どうも「理解」というのは、新しい情報を連想の中に取り込む作業のようにボブには思えました。
そこで覚えた範囲の中だけで連想できないか?ということを考え始めました。
で、覚えた範囲だけでイメージを使って連想することができないかを試してみました。

すると以下の効果がありました。

①思い出せない部分は飛ばすので、突っかかることがなく速く復習できた
②順序を考えないでランダムに連想し続けるため、精神的に楽

しかし以下のデメリットもありました。

①想起しやすさというのがあまり伸びなかった。
(想起しやすさとは、定着し切って、思い出す労力が減る感覚のこと)
②細かいことは忘れていく

という感じでした。
本で読んだ限りは、楽に思い出せる状態で想起練習をしても、あまり効果がないとのことでした。
この方法だと楽な所だけ思い出しているため、あまり意味をなさないのかもしれません。

ボブは連想復習に精緻化を取り入れて、想起練習の効果を高められないか模索してみるつもりです。

セルフレクチャーとポンコツロボット生徒②

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今日研究してて思ったことがあり、このブログを書こうと昨日から決めていたにも関わらずいったん破棄しようと思ったほどの事態が起きました。
それは、セルフレクチャーってそもそもレクチャーする意味あんの?という根本的なことを思ってしまいました。
セルフレクチャーって別に無意識にレクチャーすることで行っている処理の仕方を、意識的にやってしまえばレクチャーする意味がないのではないか?と思った次第です。

ですが、色々考えましたが、どうやらレクチャーするという構図を今のところ壊しきれないので、しばらくはこのままで行こうと思いました。

では本題です。

前回のブログの続きで生徒をポンコツロボットにするという計画を発表しました。
そうすることで、生徒から予期せぬリアクションを得ようと考えました。
ここでボブは、生徒にどのように理解しているかを表すような指標となる情報を視覚的に表現するため、「理解進捗イメージノート」なるもので、生徒の理解の仕方を視覚的につかんでいこうと考えました。
ここでボブがやりたいのは、理解の違いから必然的にするリアクションの違いの再現をしたいと考えています。

その生徒の理解の仕方の違いを具体的にどのように作っていくか?というと、まず理解の仕方の概要を以下のように決めました。

①バイアス
②パターン化
③整理
④類推
⑤連想
⑥疑問
⑦仮説

①のバイアスは、主にインプットの際に現れる情報の無視のクセや情報の歪みのことです。
例えば「公務員は国家公務員であればその給料は法律によって定められている」だったら、「情報量を落として覚える」というバイアスであれば、「公務員の給料は法律」といった理解の仕方をするかもしれません。

②のパターン化は例えば「あいうえお」を常に探すというパターン化を得意としているという設定の生徒であれば、「こうむいんは(あ)こっかこうむ(い)んであればそのきゅ(う)りょうはほうりつによって(え)・・・」というような感じでパターン化して覚えるとかを考えています。

③の整理は例えば、この生徒はメモリーツリーを使うというような設定をして、ノートにはメモリーツリーを使って書いていって整理しているというシーンを描く予定です。

④の類推は、この生徒は歴史が好きだから、全ての情報を歴史的何かにあてはめて考えるというような感じにしようと思っています。

⑤の連想は例えば全てを悲観的なことに結びつけたがると言った連想の偏りを生もうと考えています。

⑥と⑦の疑問と仮説は今のところいい案がないです。

このように自分の一部を抜き出してきて、その劣化版を生徒に反映させることでロボットのように生徒にリアクションを取らせようと考えたのが、ポンコツロボット生徒計画です。

神のライブラリー家

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78910
183411
176512
16151413

上数字はパーツの連想体系図でパーツ番号を使って表したものです。
つまり7,8,13は3に変化します。
9,10,11は4に変化します。
同様に12,13,14は5に変化します。
15,16,17は6に変化します。
さらに3,4,5,6は2に変化します。

これを使えば、1~6+1~6の組み合わせの数に等しくなります。
ようするに1~6+1~6のパーツのみにライブラリー化すればいいということです。
その上で、1の入っているものを排除し、1+1や2+2.3+3などなどを排除すると以下のパーツのみを考えればいいことになります。

2+3.2+4.2+5.2+6.3+4.3+5.3+6.4+5.4+6.5+6です。

これ以外のパーツは簡単なイメージになるので、考えないことにして、このパーツを複数個組み合わせたものだけライブラリー化しておけばいいと考えました。
たった10個であれば、三つ組み合わせても10×11×12÷2÷3=220個です。

ちなみにここでは説明していない方法論と併せないと使えません。

説明はこの方法論が正しかったら、ちゃんとします。

連想は言葉に宿るのか?それともイメージに宿るのか?

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連想は言葉に宿るのか?
それともイメージに宿るのか?ということを考える気になった。
なぜそんなことを考えたかというと、分離脳の実験や思考はなぜ自由なのか?ということを考えてたら、気になりました。

だってだって、思考って自由過ぎると思いませんか?
思考のように出し入れ自由な想起って、類をみない気がします。
その種が連想ではないか?と疑ったわけです。

で、結局連想は言葉に宿るのか?
それともイメージに宿るのか?
これは答えはどっちにも宿るみたいです。
そんなの当たり前じゃんとか、思っているそこのあなた!
それがたぶんほとんどの人がやっているのは、言葉に宿る連想の方だと思われます。
なぜそんなのがわかる?と言う方がおられるかもしれません。
でも実は言葉に宿る連想とイメージに宿る連想はどうも違うみたいです。

それでは何が違うのか?
それは言葉の連想の方はイメージがドンドン変わるのに対してイメージに宿る連想の方が“イメージがドンドン、形が変化する”という違いがあります。

簡単に言えば、リンゴ⇒ミカン⇒オレンジ⇒ジュース⇒水などが言葉に宿る連想です。
しかしイメージに宿る連想は、リンゴ、から枝が生えてきて、太い幹を作って、雲まで伸びて、豆の木みたいになって、、、というようにドンドン形や状況が足されていくという特徴があります。

実際に確かめたことはないのでわかりませんが、たぶんほとんどの人が言葉に宿る連想の方を使っているのではないでしょうか?

覚えたい対象と覚えときたい対象を繋ぐ方法『辞書法』「前編」

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普通記憶術などにおいては、あまり意識しないですが、イメージしたことと記憶する対象の間には普通ギャップがあります。
覚えたい対象⇒連想した事柄・・・連想した事柄⇐引き出しの記憶した事柄
というように互いに連想で結びつくことはまずないです。
つまりリンゴ(覚えたい事柄)⇒ミカン(連想した事柄)・・・□(記憶した事柄)というように連想で繋がることはまずないという意味です。

でも仮にリンゴ⇒ミカン⇒□というように連想で繋がると強力だと思いませんか?
これがLawer⇒牢⇒弁護士というような場面で出てきます。

実際このような連想ができれば、最強だろうと昔の研究ノートに書いてありました。
ちなみにこの研究自体、もう5年ぐらい前のノートに書いてあったことです。
最近は昔のアイデアノートをほじくり返しているのです。

それはそうと、では、普通の記憶術ではこのようなギャップは感じません。
例えば「知識」という単語を覚えたいとき、「辞書」という連想をすることでボブは記憶しています。
つまり知識⇒辞書という感じです。
これで十分じゃんとボブも思います。
なぜなら、今のボブの技術には連想に対称性を備えさせる方法も存在するからです。
この知識⇒辞書の問題点は、必ずしも辞書⇒知識とならないことですが、前のブログの方でそれは解決済みです。

しかし昔の段階では、そのような方法は存在していなかったのと、自然に思い出す方法がなかったことから、知識⇒何か?⇒辞書という形を求めたのだと思います。
この方法が無価値になるかどうかはこれからのボブの試行錯誤次第なので、なんとも言えませんが、どのようにLawer⇒弁護士の形にしていったか、後編で述べます。

連想に対称性を

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まず連想の対称性について述べます。
連想の対称性というのは、造語です。
子どもが「りんご」という言葉に対して「リンゴ」というイメージを学習した場合、子どもは不思議なことに「リンゴ」というイメージから「りんご」という言葉を示していると考えるバイアスがあります。
これは猿などに言葉を覚えさせると、このようなバイアスが見られません。
つまり猿は「りんご」という言葉が示しているのは、「リンゴ」というイメージなのだということを学習はします。
しかし、「リンゴ」というイメージが、「りんご」という言葉を示しているということまで学習することはありません。
そのため、猿には「リンゴ」というイメージが「りんご」という言葉を示しているという学習を別にしなければなりません。

で、これを対称性バイアスというらしいです。
今回はこれをパクって連想の対称性という造語を作りました。
意味は、連想元から連想先に連想するということの他に、連想先から連想元に連想できるという連想のこととしました。

つまり「イモ」という連想元に対して「くさい」という連想先をボブの場合連想しました。
ここで普通の連想であれば、実はイモ⇒くさいが成り立ったとしても、くさい⇒イモという連想は必ずしも成り立ちません。
そこで、これが成り立つ状況を作り出そうと思い立ったわけです。

その方法というのは、物語化するということです。
例えば、イモとくさいが成り立つ状況をイメージするわけです。
ボブの場合、「イモを食べた親が布団の中に屁をしてくさい」という状況をイメージします。
この状況ならば、イモ⇒くさいが成り立つとともに、くさい⇒イモという連想も簡単に出るようになります。

ここで重要なのは、例えばイモ⇒植物で、植物⇒イモという連想を成り立たせるために、「イモを家の庭に埋めて、そこから葉っぱが生えている」というイメージをしました。
このとき、イモというキーワードを覚えておき、寝室と庭という位置さえしかっり覚えておけば、二つのことを混乱なくイメージできます。

このように場所+要素=物語という簡単な条件がそろえば、複数個のことだろうと想起できるのでは。

パーツ間に連想性を与える

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ある任意のパーツから別の任意のパーツに連想するにはどうすればいいのでしょうか?
今回はパーツに限定して連想した場合、他のパーツに連想の連鎖がいかないことに気づきました。
そこで上記の疑問が浮かびました。

なぜパーツ同士では連想を起こさないのか?
人為的に作り出したイメージだからなのか?
それとも、新しい情報には何かしらの条件をクリアしないと、連想性を得ることはできないのか?
とにかく連想できないというのはなかなか使い勝手が悪くなる一つの要因になるので、何とかしてこれを変えたい。

今考えられる連想のための条件は、同じ場所などの状況に配置されることやそのパーツ同士が似ていることなどが条件だと思っています。
あとは直前、直後に想起することも重要だと思います。

ボブの場合、パーツ番号の1~4は一つの連想の塊として認識しているのに対して、5、14、15は似ているので、頑張れば連想しやすいです。
その他にも7、8なども似ているので連想しようと思えばできます。

そうです。
今のところ意識しないとパーツ間の連想はできません。

そこでこれを上手く繋いで、人工的な連想体系を作っておきましょう!と考えました。
例えば11と7、8と12、13と6、17で始めは想起して、連想を作っていきます。

これができれば、例えば11を連想して、13に変えたりすることが可能になります。
実際上手く行くのか、これもわかりませんが。。

直感的記憶術の拡張

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直感的記憶術の拡張が今回のテーマです。
なぜ直感的記憶術なのか?というと、対文章式記憶術はバリバリの規則で縛った方法ですぐに使える方法ではありません。
一方直感的な記憶術は規則が少ない傾向にあります。
そのため、一般受けするのは直感的記憶術だろうと思ったからです。

と言っても、拡張する方法は実はまだ見つかっておらず、実際は直感を限定する方法が見つかっているぐらいです。
直感の限定というのは、例えば同じ「リンゴ」を直感的に変換する場合は、「赤いリンゴ」を思い浮かべるところを、「人」に限定して直感を働かせることによって「リンゴ頭の人」を思浮かべるなどをと言った方法があります。

しかしこの方法をボブが採用してこなかった理由は、ボブの観測では、「人」などの限定的な直感を働かせる方法だと、後で見返したときに、全然思い出せないことがあるのです。
つまり想起を犠牲にして、記銘の際の利便性をとっているということです。

しかしもしかしたら、真に上手く直感を働かせる状況があるかもしれません。
その一つとして、例えば一つ一つのイメージに対して直感を働かせるのではなく、複数のイメージ全体に直感を働かせることで、何か違うことができたり、連想をすることで、直感を上手く働かせることができるかも?しれません。

空間はイメージの一種

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空間はイメージの一種です。
この意味をどれだけの人がちゃんと理解しているのでしょうか?
ボブも少し気を抜くとこの意味を見失いがちです。

さて、ではどのようなことが空間をイメージの一種だと考えると起こるのでしょうか?
その一つの現象に関連付けということがあります。
空間がイメージの一種であれば、空間とイメージの関連付けというのと、空間と空間の関連付けというのが起こせることになります。
空間とイメージの関連付けは人によってはもう当たり前にされているでしょう。
つまり場所に置くということです。

しかし、ここでは少し広く解釈できます。
イメージ同士であれば、接着する以外にも殴るや蹴るなどといった他の行為によっても成り立ちます。
これはあまりボブ自身観測しまくっていないので、理論上の話になりますが、イメージと場所においても、この殴るや蹴るといった置く以外の状態でも置くのと同様の効果を得られると思っています。

また今回言っているのは空間です。
空間は場所よりも少し広い概念です。
場所と空間の違いは、空中を含むかどうかです。
つまり空中でさえもイメージは行為によって結ばれる可能性があるのです。
例えば空を飛ぶような動作やロケットのように火を噴いている行為をしていれば、空中さえも場所でいうところの置くという現象が起きます。
もしかしたらスパイダーマンのように吊るという行為をしていても関連付けが起きるかもしれませんし、殴るという行為でさえも理屈を無理やりつければ、空中でも関連付けられるかもしれません。
このように空間の中の空中でさえも関連付けが起きるのではないでしょうか?

で、それよりも大事なのが、空間同士の関連付けです。
場所と場所同士は観測しましたが、少し高次の概念である空間同士は関連付けを観測しておらず、理論上の話になります。
空間同士を関連付けれれば、かなり色々なことができます。
その一つとして2重の場所問題というものがあります。
これは一つのイメージが2つ以上の場所に置かれるとき、干渉が起きるというものです。
これをクリアする方法として空間同士の関連付けが有効ではないのか?と考えている次第です。

また空間もイメージの一種だとするならば、空間も連想が利くことになります。
これもなかなか使える特徴だと思います。