場所と時系列を両立する

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場所と時系列を両立し、整理する方法の1案を提示。

場所は基本的に横への広がりです。
そのため時系列を横に広げてイメージするのは無理があります。
そこで時系列を縦に伸ばすことにしました。
そうすれば、変化の様態なども空、あるいは地下の方に向かって同じ場所を作り出し、一瞬一瞬の状況をイメージすればいいことになります。

ちなみに人間のイメージというのは、写真のように静止画像で、奥行きが少しある程度のものです。
そのため、変化などを記憶していくのは苦手なことの一つなのです。

ですが、運動を残像のように残していくことは可能なのです。
そこで時系列をどこかに与えて、運動や変化の残像を残していきます。
しかしながら、例えば、場所をフルに使ってある時刻に覚えたイメージを置いたとします。
すると、次の時刻に覚えたイメージを置く隙がなくなることになります。
そこで、同じ場所だけど、時刻が違う同じ場所を縦、つまり空、あるいは地下にズラして時刻の違いを表します。
そうすれば位置による相違もあるので、同じ場所と認識されにくくなります。
でも、たぶん同じような場所のイメージの置き方をするとやっぱり無理だと思うので、そこは改良の余地がありますねw。

イメージをコンパクトに。。。

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イメージをコンパクトに、、、と言っても、普通の記憶術のイメージをコンパクトにしても、極小化する技術の進展なしでは単に消えやすくなるだけです。

では、何をコンパクトにするか?というと、パーツとして定着したイメージをコンパクトにする、という話です。
はっきり言って、対文章式記憶術のパーツ化に似た手法をとらない人には全くここでの話には今のところ利益のない状態なので、さっと目を通すぐらいがいいでしょう。

で、コンパクトにすると言っても、特徴のみを抽出して、他のパーツとダブらないようにするというのはもちろんのこと。
対文章式記憶術では、速記の取り込みが進行中なので、それとの兼ね合いも大事になります。

例えば●というパーツと「か」という速記を取り込むとき、●は点としての特徴が存在すればいいので、「か」は小さいV式速記文字の「か」で足りるとボブの場合解釈します。

● ●
 ●
の場合はvの字であり、ここに「か」を取り込むには、ボブの場合、V式速記文字の「か」に合わせて、少し斜めに倒したvをイメージします。

と言っても、これと言った決まりは、今のところなく、ボブの場合、単純にイメージの特徴とV式速記文字の特徴の両立を何とかして図ろうと画策しているだけです。
そのため、たぶんイメージの仕方なるものは、ボブには説明できないだろう(この先も)と思います。

しかし、特徴と特徴の掛け算だと考える方が、普通に速記を見て、それを取り込むより、やりやすいとは感じます。

ただし、コンパクトにイメージするには、パーツの特徴を残しつつ、肉付けすることで、速記文字も取り込むというのが現在進行形の大事なことでもあります。
何でもかんでも、コンパクトにし過ぎると、速記文字の方がおろそかになるという意味です。

依存状態から独立状態へ

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依存性と独立性の研究は、かなり前の研究なので、あまり覚えていないのですが、以下のような現象を依存性がある、独立性があるとボブは表現しております。

依存性っていうのは、代表的な例でいうと「対文章式記憶術」が完璧にその例に当てはまります。
どういうことかというと、パーツを組み合わせます。
そして何かに見立てます。
忘れます。
どういうわけか、パーツ一つ残らず、「全部」忘れるのです。
この「全部」忘れるということを、ボブはパーツ一つ一つが互いに依存し合っているため、忘れるのが一緒だというように結論付けて、「依存性がある」と表現するようになりました。

では、それに対して、独立性というのは、の逆の現象です。
例えば万歳をしている人間をイメージしたとしましょう。
これは“ある程度の忘却”であれば、万歳を最初に忘れます。
そして人間だけを思い出せるという状態になります。

このとき重要なのは、万歳は人間に「依存」していますが、人間は万歳から「独立」した情報ということです。
一概にどっちの情報も独立しているとは言えないのが、この依存性と独立性の現象です。

さて、今回ボブが研究するのは、対文章式記憶術の全てのパーツに依存性ではなく、「独立性」を与えることです。
対文章式記憶術でも、全てのパーツが依存性を持ったものになるわけではない場合も、組み合わせ方によってはなるわけです。
でも、そのほとんどのパーツが一斉忘却します。

これを今回はなくしたいと考えました。

明らかに独立性を与える方法は、「一つの位置を与えること」です。
つまりパーツの一個一個を離して、何かしらの場所に置くのです。
そうすれば確実に一斉忘却を防げます。
しかしながら、これだとパーツを組み合わせられません。

ようするに、ボブがしたいのは、
「まとまりの良い」と「まとまりの悪い」という状態の両立を目指すことです。