構図学2

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構図学とはマインドマップやらメモリーツリーやらロジックツリーなどなどの図という図を何とか統一して一つのイメージにできないのか?という問題を分野にしたものです。

前ブログで書いたように「単語、短文」と「位置」と「関係性」という要素で図が出来上がっています。
この内、ボブのアイデアでは単語、短文と位置だけ描いて、その内の「関係性」は描かないというものです。
そうしておけば、大体の上述の図は描けるでしょう。
その理由は大体の図が関係性の違いだけで、他は位置も違いますが、それでも関係性さえちゃんと描いてあげれば、大体図として成り立つと思われるからです。

つまり関係性だけ空白の、あるいはボブがもっと現実的だと思っているのは、仮留めとして例えばマインドマップ的に情報を置いていき、その上で追加の他の図で描かれている関係性を描くというのが妥当だと思われます。

ボブが考えているのはこうです。
いったん記憶しておくために何かしらの図、例えばマインドマップやロジックツリーなどで情報を頭に一時的に残して置く。
次に3D的な、、、ここで候補として挙げたいのは、「ガス」のような場所です。
例えば雲と言った場所に関係性をたくさん結んだ単語を浮かべます。
関係性をたくさん結ぶとは、例えばマインドマップ的な関係性しかなかったら、次はロジックツリー的な関係性も追加したり、ストーリーツリー的な関係性も追加して結んだりするということです。
ちなみにガスのような場所は記憶としては安定していません。
でもだからこそ使いたいのです。
つまり仮の置き場として使いたいのです。
そしてその関係性をちゃんと持たせたら、本格的に場所に置く、というのが草案です。

構図学

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ジャンジャン!学問分野を量産しようぜ!ということで、大量生産中です。
でもボブは別に必要なさそうな分野であれば、カテゴリーに入れることはありません。

そんな中今日は、構図学という名で考えてみたいと思います。
構図学というのは、記憶術の問題の一つである「様々な情報の記述の仕方全てを包括的に記述できる一つの図はできるのか?」ということから来ています。
ようは、マインドマップ、ロジックツリー、ストーリーツリー、メモリーツリー、因果図、関係性図などなど書き出すとキリがないのですが、このような全ての図を一つにできないか?という問題です。

これら図の特性として、「単語or短文」で表されています。
次に「位置」でそれら単語などを規定しています。
最後にその情報間の「関係性」で繋げています。

これらの内、統一するために必要なのは、「関係性」なのではないか?とボブは思いました。
例えば、単語などはどの図も用いています。
そのため、この方法は固定してもいいでしょう。
さらに位置については、かなり重要ですが、ボブは関係性がちゃんと記述できていることの方が重要なのではないかと思っています。

位置の連鎖と展開について

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今回のテーマは位置の連鎖と展開という連想の仕方についてです。

今回ボブが思ったのは、場所は連想することができますが、特定の範囲で位置の連想をすることができるのか?ということを疑問に思いました。
場所の連想というのは例えば「学校」という場所を想起したら、すぐに「病院」という連想をするような場合です。
この場合、場所から場所の連想です。
こういう場合をボブは、「限定連想」という名前で呼んでいます。
つまり自由に連想するのではなく、上述でいうと、場所に限定して連想しているので、そのように呼んでいます。

これを特定の範囲での位置でできるのか?というのを疑問に思いました。
例えば将棋の盤上に範囲を特定し、一番右下のマスから連想したら、どっかのその将棋の盤上の他のマスを連想したということになるのか?ということです。

ちょっと内観してみたら、無理ではないみたいです。
ただ連鎖して連想するのは可能なのですが、展開、つまりリンゴからミカンやバナナと言った一つのイメージを中心にして、多くのイメージを連想して行くことは難しいと感じました。

また多くの色んなマスから一つのマスを連想したり、ある一帯の複数のマスを使って、一つのマスを連想したり、ある一帯の複数のマスからある一帯の複数のマスを連想することは可能でした。

唯一できないのは、一つのマスから離れた別々の複数のマスを連想することはそのままではできませんでした。
そのままとは、例えば「目」のイメージを利用して、一つのマスから目のイメージで二つのマスを連想するということはできるようでした。

記憶術で無限の情報を記述せよ!

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記憶術において一見明白で簡単な情報で表せるもの。
それは何か?
形?
それとも色?
いえいえ形は情報が複雑になればなるほど複雑かつ緻密になって行きます。
色も緻密になり判断が難しくなります。

ボブがを目を付けたのは、色でも形でもなく「位置」と「運動」です。
え??
それらも緻密になって行き、判断もイメージも難しくなりますよって?
うんうん。。
あなたは記憶術研究家の才能があります!

でもね。
ボブの狙いは「位置」や「運動」なら、“物理学”的な手法も使えるのではないか?と思った次第です。
もちろん数式なんか使ったら、結構難しい長い数式になってしまうと思います。
けどね。
仮に「数式を位置として表しました」となったら、その位置も数式で表せるはずですよね?
そしたらそれも“位置”として場所で表せる。
その位置も数式で、数式を位置で、位置で数式を、、、と繰り返せます。
そうしてできた情報が単純な位置であれば、あなたはその位置を覚えるだけになりません?

これには情報数保存の法則上、完璧にこの理論が成り立つ可能性は少ないのですが、やってみる価値はあると思います。

場所の比較思考実験

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場所さえも位置に依存している。
だから場所は最強の独立性を持っているのではないだろうか?
(依存は何か他の情報に依存しているとその情報が消えたとき、一斉に消える。一方独立していると一斉に消えることがない)
つまるところ一斉に忘却しない方法というのは、位置に依存した情報となる。

では、位置に依存した情報とは何ぞや?
例えば場所を細かく切り刻んでいく。
そうしていくと場所さえも床や壁や天井と言ったいくつかのパーツに分けられる。
しかし場所はパーツに分けてなお、一斉に忘却しない。
つまり位置によって情報を固めているからではないだろうか?
でも“構造”こそが場所の記憶には不可欠な要素だともボブは思っている。

例えば、天井や床をそれぞれ別々に見せて、これを覚えろと言われたとき、たぶん場所の要素だと言え、普通の人にはかなり覚えにくいだろうと思われる。
しかしいざ、それが部屋という四角い構造の中で使われている様子を覚えろ!となると普通の人でさえも強い記憶力を持つだろう。

つまりボブが今のところ場所の記憶力を支えているのは以下だ。
①位置の判定が可能な大雑把な大きさのあるもの
②わかりやすい構造
③情報量の多さ
④曖昧に覚えてていい情報

これが今のところの思考実験の成果。

場所は最強の独立性

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対文章式記憶術では一斉想起の副産物で一斉忘却という現象がしばしば見受けられます。
これは一つのパーツのイメージにその隣接したパーツのイメージが依存しているからだとボブは考えます。

ちなみに依存というのは、依存先のイメージが消えるとその依存しているイメージも一緒に消えることだと思ってください。
反対に独立という場合、独立しているイメージは他のイメージが消えても一緒に消えることがないということです。
例えるなら、「万歳した人」というイメージをした場合、万歳は人に依存していて、反対に人は独立していると言えます。
つまり人が消えると万歳まで消えますが、万歳が消えても人は存在し続けます。

パーツは相互に依存していると思われます。
そのため一斉忘却が起きます。
でも理想的にはパーツ一個一個が全て独立していることが望ましく、その上で一斉想起だけを性質として持つということをしたいのです。

そこでパーツ一個一個にも犬やリンゴと言った具体的イメージを与えることにしたり、パーツ一個一個を離して配置し、その上で見立てたり、見出したりすることにしました。

ここで一つ疑問なのが、位置に依存する力が大きくなると、そのパーツ一個一個にも独立性が生まれるということです。
また場所はイメージが消えたからと言って、場所が消えるわけではなく、かなり最強の独立性を持っていると言え、それがなぜなのかわかりません。

そのため以下の疑問が浮かびました。
場所を記憶から消すにはどうしたらいいのか?
全て場所の情報にできないのか?

です。

空間とは何か?

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皆さん何かをイメージしてみてください。
あなたのイメージには前提があります。
その前提とは何でしょうか?

それは「空間」です。
自分では思い出している感覚すらないと思いますが、あなたのイメージには前提として「空間」が必要になります。

それでは空間とは何でしょうか?
空間の性質というのは、特徴がなく、かつ透明であり、広さがあり、その中に何らかの情報を与えると勝手に空間上の「位置」を与えるものです。
そして「位置」を確定させた後、“自動的”に他の情報と“区別”という関連付けを与えます。

ここでボブが不思議がっているのは、なぜ自動的で、しかも区別が成り立つのか?という点です。
これは一見当たり前のことにみえますが、全く当たり前のことではありません。
なぜなら関連付けのほとんどは、直列的に処理するし、しかも意識して(自動的ではない)しか関連付けは起きません。
それに対して場所に置くという作業は、“並列的に”しかも“自動的に”区別という名の関連付けがなされます。

この区別には個々のイメージと空間の境界というのが、関連しているのではないか?と考えていますが、それは個々のイメージが持つ性質なのか?
それとも空間が持つ性質なのか?
もしかしたらイメージと空間が存在することによって起きる現象なのか?
現在はわかりません。

場所法はなぜ最強なのか?

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場所の特徴として、位置と広さを持ったイメージというものがあります。
普通イメージは位置もないし、ある程度の広さしかない。
その上、場所にはルートであれば連続性が備わっています。
そこに切れ目はない。
さらに情報量が多く、曖昧に記憶していることが多いという特徴も存在しています。
その点で場所のイメージというのは、普通の物などのイメージと比べると特徴盛りだくさんです。

これらの特徴が備わっていれば、普通のイメージでも同様の効果をもたらすことができると考えられます。
が、自然に統合された姿でこれを実現するのはなかなか難しいと思います。

この特性が仮にものなどのイメージに適用されると、かなり覚えられることになるだろうと思います。
もしかしたら、子どもは場所=もののイメージという形で区別されない可能性があることから、もののイメージに対しても場所の特性が適用される可能性があるのではなかろうか、などと考えてしまいます。

それはそうと、隣り合うAという広さを持った場所とBという広さを持った場所が存在するとき、AとBという広さを持った場所の重なり部分、A∧Bの部分ではAとB両方のイメージが想起されることになります。
そうして連続している場所A、B、C、D・・・というのは、連続的に想起されるようになるのでしょう。
仮に広さを持っていないと仮定すると、このような連続性はあり得ません。
また位置によって場所が区別されていることから、混乱することが少ないのでしょう。
仮に位置Aという一つの記憶であると考えても、上述の連続性から、あたかも大容量の記憶があるように思ってしまいます。
その上、多情報であるにも関わらず、曖昧に覚えても全然いい情報として取り扱われることから、記憶しやすい情報でもあります。
そのため、少ない回数で覚えれる気がするのでしょう。

独立性の活用のされ方

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依存性と独立性の独立性の方の有効利用されている例。
ストーリー法がまさに独立性がある状態を作り出している例だろう。

なぜこのようなことが起きるのか?
現在のところ
イメージ世界内で、イメージ同士がある程度の距離を持って、離れている場合など独立性が与えられる場合がある。
もう一つは、
仮説だが、複数の場面で構成されているイメージの場合、その各場面毎に独立である場合があるのではないのか、と思っている。
あとは個々のイメージとして検索情報が区分された場合があるが、これはどうやって検索情報が区分されるのか謎。
(想起時に別々のイメージとして分けて検索されるということに近い)

とりあえず今の対文章式記憶術では、この検索情報の区分はあり得ないので、いくらイメージを分解できても、一斉忘却の業火に焼かれる。

この検索情報の区分がなぜ起きるのか?
この現象を研究しないと一斉忘却は対文章式記憶術で起き続ける。。。

空間実験

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空間を実験してみよう!
と、思って空間のいじれそうな所を発掘して実験にかけるということをしてみています。

で、まず最初に実験してみたのは、数学でいうところの“無限小”の実験です。
これが成功すれば全てのモノのイメージに対してこれを使い、モノ、それ自体が“場”の役割を持たせることできるかもです。
で、どういう実験かというと、場所を無限に小さくしていくと、一体全体どのような性質を帯びるのか?というものです。

それでやってみた結果自分が観測した限りでは位置の情報が潰れます。
と、言っても例えば自室の真ん中より少し横に、バナナを置きます。
で、自室を無限小にしていきます。
すると、自室とバナナの大きさが同じぐらいになるときが来ます。
このときバナナは全力の部屋の位置情報全てを使って対応付けられます。
そして、そのまま自室を無限小化していくと、今度はバナナを場として自室がそのバナナの位置に存在しているという状態になります。

ここで思ったのは、バナナと自室は互いに位置の情報を出し合って関連付けられていたんだな~ということです。
つまりあまり意識しませんが、部屋にバナナがある状態ではバナナの全部の位置を出して部屋の一部の位置と関連付け合っているということです。

ともすると、簡単に言えば、上手く行けば、例えばバナナの半分の位置情報は自室に対応付け合っている状態にして、残り半分はどっかの道端に対応付けるということが可能なのではないのか?と思いました。

ところで、モノのイメージを“場”として使う場合にネックになる要素もわかりました。
それは“自己の介在”です。
例えばバナナだったら“自分”の手の平で握れるぐらいだ、と言った意味のわからない“常識”みたいなものがあります。
自室は“自分”の大きさから割り出した大きさがあったりします。
つまり“自分”を通して考えた大きさが固定観念として存在してしまうようです。
これを捨てる術はないのかも、模索するかもです。