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皆さん何かをイメージしてみてください。
あなたのイメージには前提があります。
その前提とは何でしょうか?
それは「空間」です。
自分では思い出している感覚すらないと思いますが、あなたのイメージには前提として「空間」が必要になります。
それでは空間とは何でしょうか?
空間の性質というのは、特徴がなく、かつ透明であり、広さがあり、その中に何らかの情報を与えると勝手に空間上の「位置」を与えるものです。
そして「位置」を確定させた後、“自動的”に他の情報と“区別”という関連付けを与えます。
ここでボブが不思議がっているのは、なぜ自動的で、しかも区別が成り立つのか?という点です。
これは一見当たり前のことにみえますが、全く当たり前のことではありません。
なぜなら関連付けのほとんどは、直列的に処理するし、しかも意識して(自動的ではない)しか関連付けは起きません。
それに対して場所に置くという作業は、“並列的に”しかも“自動的に”区別という名の関連付けがなされます。
この区別には個々のイメージと空間の境界というのが、関連しているのではないか?と考えていますが、それは個々のイメージが持つ性質なのか?
それとも空間が持つ性質なのか?
もしかしたらイメージと空間が存在することによって起きる現象なのか?
現在はわかりません。