記憶術の並列化と背景色問題(あとは検証!検証!検証!)

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対文章式記憶術ではボブの中で、パーツの玉は黒色でした。
なのに普段無意識にイメージする背景色が黒いことに気づきました。

これが何が問題なのか?というと、関係性構造化図を作ったときにパーツをそのままイメージに流用しているため、背景色が黒い所にパーツの黒いイメージを置くことになります。
すると、モノのイメージと背景色が同じだと消えやすいようです。

そのためボブは背景色を黒から、白しかも光っている白に変えました。
白色だと消えにくくなるようだ、というのはすぐに検証できたのですが、では光っている方がいい、というのはなかなかわかりにくかったので、さらに検証を続けていきます。

その上でボブは対文章式記憶術と関係性構造化図の並列化を行うようにしています。
でも、もう対文章式記憶術の変換をしてしまうクセが付いてしまっているので、ボブはかなり意識して関係性構造化図を作ってから、対文章式記憶術の工程に取り掛かるようにしています。

やってしまう工程は、
文章→パーツ化→組み合わせる✖・・・
という工程を反射的にしてしまいます。
でもボブが直列的にやりたい工程は、
文章→パーツ化→関係性構造化図作成→組み合わせる→見立てる・・・
というものです。
ゆくゆくは、(以下の図はパソコンでないとわけわからんことになるかも)

       ↗関係性構造化図
文章→パーツ化
       ↘組み合わせる→見立てる

という形にしたいのです。

でもどうも関係性構造化図が記憶に残りにくいです。
パーツ同士を当てる程度の関連付けなら、並列化可能なのですが、それ以上の関連付けだと並列化は難しくなるし、もちろん見立てるを使って関係性構造化図を保存することもできますが、それだとやはり並列化は難しくなります。
なので、どうするか思案中です。

記憶術の並列化(説明と検証)

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記憶術が並列化するためには以下の条件が必要です。
情報の入力は常に単一的。
イメージを同時に2重で“出力”するのは難しい(できない可能性が大有)。
イメージを同時に2個“動かす”ことはできる。
イメージを2画面ぐらいなら、同時に観ることができる

これらの条件をかいくぐった先は、
「単一の情報を入力し、左右2画面にしたイメージをし、そのイメージの中で二つに分けた単一の情報を左右の画面に置いていく」というものです。
つまりリンゴというイメージを出力したら、そのリンゴを2つにコピーし、左右の画面に置きます。

これを対文章式記憶術と関係性構造化で使用する具体的例では、
例えば「これを対文章式記憶術と関係性構造化で使用する具体的例」という文章を覚える際、まず「これを」をパーツ化し、それを二つにコピーし、左右の画面に置きます。
基本的にボブは左側の画面を関係性構造化図にし、右側を対文章式記憶術の組み合わせるを行う場としています。
つまり以下のような図とイメージになります。
(この図はもしかしたらパソコンでないとわけわからんことになるかもです)

関係性構造化図

  ●
 ●● ●●●  ●   ●
 ●● ●●  ●●● ●②●
 == ●
 ↗

==を上から下へ俯瞰した場合、

●●
というパーツです。
②は上から下へ俯瞰した場合


です。

上述は関係性構造化の図です。
上述のパーツは以下のように意味を配置しています。

「対」「関」→「例」
↗    「使」

という感じで配置しています。
「使」は使用を示す矢印です。

対文章式記憶術では、以上のパーツを組み合わせていきます。
この関係性構造化図と対文章式記憶術のパーツを組み合わせるという作業を同時に行います。

さて、これはできるのか否か、、、少し確かめましたが、なかなかわけわからんことになります。
しかも記憶に残りにくいことがわかりました。
これは訓練でどうにかなることなのか?

言語の干渉と重奏化

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言葉とイメージってなぜこんなに覚えやすさに差があるのだろうか?
頭文字法の成功例からも、どうも音を検索するための情報というのは、頭の文字の音にあるようです。
そして頭文字法を多用しすぎると、同じ音から連続する情報というのが多様化しすぎて、どれだかわからなくなります。
これが一種の干渉なのだと思います。

さてじゃあ同じ「あ」であっても違う「あ」にするにはどうしたらいいでしょうか?
そこでボブが試したのは「リンゴ」という音を覚える際に、「リンゴ」から連想されるような音を「リンゴ」の特に頭の音である「リ」に合わせて、脳内で重ね合わせるということです。

結果から言えば、これはなかなか難しい。
まあ、少しだけやった感想ですけどね。
単語の音と連想した音自体を合わせた場合、連想した音のみの場合とでは、連想した音のみにした方がかえって記憶に残りやすい気がしました。
パラレル化の弊害として、記憶に残りにくいというものがあるので、まさにそれじゃないか?と思った次第です。

対文章式記憶術の試行錯誤Ⅶ

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対文章式記憶術の試行錯誤シリーズでは言っていることが、朝令暮改状態ですが、段々とそれらしくなって来ていると思います。

で、一個一個のパーツのイメージに意味を表したイメージを付加することを考えていたんです。
例えば、「この」だったら、パーツの形としては以下のようになります。
 ●


この完全に無機質なイメージに、「この」を表すイメージを与えます。
それは例えばボブの場合、「木の葉」です。
上述のパーツの形をした「木の葉」をイメージすることで、パーツの組み合わせるという働きをなくさないようにしました。

でもね。。
ボブは文章を覚えていて思ったのです。
それは「木の葉」などのイメージを個々のパーツごとにイメージしても、文章中では何回も同じイメージが量産されることになり、それが干渉に繋がるのではないか?ということを考えました。

結果、ボブはパーツを組み合わせて、まとめたモノを何かしらの規則に従って、材質や色などを変えたイメージにした方が良い気がしました。
さらに規則性に加えて、それらのまとめようとしているイメージが連想しやすいモノ同士であればなおのこと良いと考えました。
具体的には、例えば「しかし、このように、気まぐれな例外は」という文章があったとします。
これは以下のようにパーツに変換できます。
「しかし」=but=パーツ番号12

●●
で「しかし」=鹿(シカ)として表します。
このとき鹿をパーツ番号12と同じ形にします。
以下同様に、、、
「この」=this=パーツ番号7
「ように」=like=パーツ番号7
 ●


「この」=木の葉
「ように」=「大きい葉っぱ」
気まぐれ=feel=パーツ番号2+5
●●
●●●
この「気まぐれ」については、まとめようとしているパーツの全体のイメージを連想しやすい形にするため、「クマ」のイメージをパーツの形はそのままで当てはめます。
「例外」=out=パーツ番号3+11

 ●
⑪⑪
⑪は上から俯瞰すると、

●●
という形ですので、横から見たパーツ番号11は⑪と表記させていただきました。
で、「例外」=冷害=氷

こうすると以下のまとまったイメージになります(まとめからはボブの恣意的なものなので、これ以外のまとめ方でも全然構いません)。

    ①
  ③②①①
 ③②
 ③②
 ④④
④④④
 ⑤⑤

というイメージです。
①は鹿の頭で、②は大きい葉っぱで、③は木の葉です。
④はクマの死骸で、⑤クマの死骸を貫通している氷です。
⑤は④を貫通しているので、先端の部分は描いておりませんので、上述のようなイメージになっていません。

さらにこのとき、「山」というワードから、ボブの場合容易に連想できるイメージにしたので、「山」さえ覚えておけば、イメージを想起しやすくなります。

このように属性を合わせるというのが、何やらいい気がします。
属性とは、互いに連想しやすいイメージという意味です。

対文章式記憶術の試行錯誤Ⅵ

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色々試行錯誤した結果、どうも対文章式記憶術のパーツが功を奏さないのは、一つにパーツの特徴が少なすぎるから、そして二つに組み合わせるだけではイメージとの接続関係が弱すぎるから、という2点がダメなようです。

そこでボブは、昔も言ったように3つの意味と対応しているパーツの組を一つのパーツとみなし、その一つのパーツの意味からパーツの形をしたイメージを生成することにしました。
具体的には、「~のように」というのは、パーツ番号では16ですが、この形をした「葉(よう)」、つまり「大きな葉っぱ」をイメージすることにしました。
こうすると、「この~」というのも、パーツ番号では16で、同じになりますが、イメージでは「木の葉」をイメージすることによって(木の葉の方が小さい枯れ葉)、「~のように」と「この~」という意味の違いが現れるようになります。

こうした個々の意味のイメージに合ったイメージをすることで、イメージがより一層特徴的でわかりやすくなり、記憶に定着しやすくなると考えられます。

さらに今まで、パーツのイメージを組み合わせるだけでしたが、個々のパーツにイメージを与えたので、関連付けをすることも可能になりました。
先の例で言えば、「木の葉が、大きい葉のイメージの上に乗っかっている」ようなイメージにすることで、組み合わせる上に関連付けもできます。
本当はもっと「木の葉が大きい葉に突き刺さっている」ようなイメージにした方がいいのですが。。。

とりま、こんな感じにすると対文章式記憶術が効果的になる、という感じでした。

関係性構造化と対文章式記憶術

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関係性構造化の説明がメンディー!
完璧に図をイメージしないとなかなか難しいからです。
例えば「リンゴがバナナに食われる」という文章があったとする。
これを関係性構造化すると、

リンゴ(食べる)バナナ

というようになります。
これは以下のようにしても同値です。
リンゴ
(食べる)
バナナ

リンゴ
  (食べる)
      バナナ

というような感じでも同値です。

これを対文章式記憶術で使っている方法では、
「リンゴ」も「バナナ」も「食べる」を全てパーツ化します。

さて、この方法でまず展開図(上述のような関係図)を作ってから、対文章式記憶術で組み合わせて、まとめるということをしています。
展開図という名称は、対文章式記憶術の組み合わせる、つまりまとめるということの対義的な意味として付けました。
この展開図の作成と対文章式記憶術のまとめたイメージは、並列的に起こせるのではないか?とボブは踏んでいます。
直列的なプロセスでは、
文章→パーツ化→展開図の作成→組み合わせる→見立てる
という形になりますが、実際は以下のようにできるのではないか?と考えています。
       ↗展開図の作成
文章→パーツ化
       ↘組み合わせる→見立てる

というようにできるのではないか?と考えています。

なぜならば、ここには言語、またイメージの“生成”過程が存在しないからです。
展開図の作成は、単にパーツを場所に置くだけなので、イメージコントロールの部類に入りますし、組み合わせるもイメージコントロールの部類に入ります。
ボブの研究では、イメージコントロールは同時に2つ以上できることが観測されています。
もしかしたら、訓練次第で何とかなるのではないでしょうか。

対文章式記憶術の試行錯誤(つぶやき)

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そもそもパーツがダブルことによるイメージの消えやすさなどをクリアしないと速攻でツミゲーになる。
パーツごとにパーツの概要の形状を維持しつつ、単語の表すイメージに見立てる。
これで大体解決するはずでござる。

でもって、文章を覚えるとき、どう考えてもまだ足りない感があるので、関係性構造化で、まず文章の展開図をパーツで作って、それを使って一気に組み合わせに行く。
あとは、想起の際統合したパーツのイメージを展開図なるように配置しながら想起する。
これでどうじゃろ?

そんでスパイスにコマ割り使って、少しだけ圧縮していく。
そうすることで、イメージに新奇性を与え、干渉を防ぐ感じ??
問題はまだコマ割りの仕方をはっきり決めていない。
その場で、行けるかどうか判断してコマ割りしているから時間がかかる。

最後は場所法どす!
なんせカテゴリー化以外の研究があまりされていない感があるから、しばらくはカテゴリー化一本を使って練度を上げることに集中するかな?
でも入れ子状想起もなかなか面白そうだから、検証は続けていくことにする。

イメージの検索情報を仮定してみた③

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前のブログを見ないと、検索情報というのが何かもわからないと思うので貼っておきます。
http://bobusimonides.com/?p=1711

自由にどんな回転も許容している空間上に7パーツを作り、それぞれのパーツが表す形を対応させるとします。
①●=直線

②●●=半円、ゆるやかに曲がった線

③●●●=直角的な線

④● =垂直性(直線と直線があった場合、垂直にまじわっていることを表す)
● ●

⑤●●=凹

⑥●=凸
●●

⑦●=その他
●●

貼ってある前のブログで、この方法の具体的やり方を載せました。
さらにこれらに追加の情報を載せます。

①●=直線=狭い範囲の視点運動or直線の視点運動

②●●=半円、ゆるやかに曲がった線=半円or4分円の視点運動

③●●●=直角的な線=角ばった視点運動

④● =垂直性(直線と直線があった場合、垂直にまじわっていることを表す)
● ●=直線のイメージ

⑤●●=凹=半円or4分円のイメージ

⑥●=凸=角のイメージ
●●

⑦●=その他=自由な視点運動orイメージ
●●

人間の手続きで最も小さなプロセスなのは視点運動と対象認識だと思っているので、これを再現してみようという試みです。
でも最近これ無理ポという検証が出てきているので、もしかしたら没るかもしれません。

イメージの検索情報を仮定してみた②

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検索情報が何たるかはここに示しましたので、わからない方はこれを読んでからこのブログを読むことをおススメします。

イメージ検索情報の想定としてボブは以下の方法を採りました。
自由にどんな回転も許容している空間上に7パーツを作り、それぞれのパーツが表す形を対応させるとします。
①●=直線

②●●=半円、ゆるやかに曲がった線

③●●●=直角的な線

④● =垂直性(直線と直線があった場合、垂直にまじわっていることを表す)
● ●

⑤●●=凹

⑥●=凸
●●

⑦●=その他
●●

これは何かというと、例えば四角形があった場合、上述のボブの仮説的方法では、
●●●×4と表します。
要するに、角が4つあるよ、ということを示した形です。
しかしこれは“ボブの場合”はそのように表したというだけです。
人によっては、
●×4、つまり直線が4つあるよ、という形で示すかもしれません。
これには正解はないのです。
あるとすれば「自身が後で想起できるかどうか」ということだけです。

さらに上述の形を進化させます。
●●●×4だとコンパクトではありません。
そこで●●●×4の4を上述のパーツ番号4を使って表してあげます。
つまり、      ●
●●●×4=●●●×● ●ということです。
こうすることでかなりコンパクトになります。
これを一つにまとめて
 ●
● ●
●●●
として表してあげます。

これをさらに進めます(続く

イメージの検索情報を仮定してみた

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イメージの検索情報とは、人間はどうもイメージなどを覚えるときに、無意識的に特徴を拾ったり、概念として言葉で覚えたりしていて、想起の際はその特徴や言葉を思い出し、パソコンで言うところの検索ワードような使い方をする情報のことです。
ここでは、そう言った検索情報があることすら仮説ですが、仮にあるとしたらどんな情報になっているのか?という仮説的方法を述べたいと思います。
またこの検索情報は言葉もあるのですが、ボブはイメージに限った検索情報を作ることにします。

ボブは結構前から想起の際には、「形、色、運動」の三つが大きな手がかりとなりイメージが想起されているというのを経験的に感じていました。
で、この中の「形」なのですが、これに関しては干渉の性質上、どうもイメージの“特徴的”な形をピックアップして検索情報としているということがわかっています。
このため、検索情報は各イメージに対して特徴的な部分を記述できないといけないことになります。

そのためボブは以下の方法を採りました。
自由にどんな回転も許容している空間上に7パーツを作り、それぞれのパーツが表す形を対応させるとします。
①●=直線

②●●=半円、ゆるやかに曲がった線

③●●●=直角的な線

④● =垂直性(直線と直線があった場合、垂直にまじわっていることを表す)
● ●

⑤●●=凹


⑥●=凸
●●

⑦●=その他
●●

という感じです。

その他はあまり使わないようにします。

続く!!