場所法にみられる場所の曖昧さ

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場所法を考えると、ともかく曖昧な情報である、と言えるのではないでしょうか?

まず物が実は出てきたり、消えたりしていることがあります。
例えば、森がある場所であれば、森の木が一本増えたり、消えたりするのがこの現象でしょう。
曖昧な大昔の場所をイメージすれば、ボブの場合家具さえも、出てきたり、消えたりしています。
そう考えると場所に付随する物のイメージというのが曖昧であり得るようです。

さらにここで不思議なのは、人間は出てきたり、消えたりしないことです。
なぜか?
これは一つの仮説ですが、「頻繁に動いたり、形態を変えるもの」を環境のイメージとして残すのは難しいのではないでしょうか?
そう考えると、場所を思い出したとき人を思い出さないのは説明できます。

その点を考えると、セルフレクチャーでレクチャーする相手をイメージしたとき、相手は固まってもらった方がいいことになりますが、印象には残りません。
また運動を与えるとイメージが覚えやすいという研究結果にも反した仮説なので、その点がわからないところでもあります。

はてさて、一体人間はどのようにして場所を記憶しているのか?
反対に場所で曖昧ではなく、明確に記憶している物ってなんでしょうか?
仮説からすれば当然動かない物ですが、確かなのは部屋などの“構造”や壁などの“色”は結構覚えている気がします。

それが正しいなら、記憶術で場所をイメージする場合、色と構造をしっかり変化をつけた物が記憶に残りやすいことになりますし、普通の個々のイメージに構造を与えれれば、記憶に残りやすいことにもなります。。。
どうなんだろう??

セルフレクチャーとポンコツロボット生徒②

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今日研究してて思ったことがあり、このブログを書こうと昨日から決めていたにも関わらずいったん破棄しようと思ったほどの事態が起きました。
それは、セルフレクチャーってそもそもレクチャーする意味あんの?という根本的なことを思ってしまいました。
セルフレクチャーって別に無意識にレクチャーすることで行っている処理の仕方を、意識的にやってしまえばレクチャーする意味がないのではないか?と思った次第です。

ですが、色々考えましたが、どうやらレクチャーするという構図を今のところ壊しきれないので、しばらくはこのままで行こうと思いました。

では本題です。

前回のブログの続きで生徒をポンコツロボットにするという計画を発表しました。
そうすることで、生徒から予期せぬリアクションを得ようと考えました。
ここでボブは、生徒にどのように理解しているかを表すような指標となる情報を視覚的に表現するため、「理解進捗イメージノート」なるもので、生徒の理解の仕方を視覚的につかんでいこうと考えました。
ここでボブがやりたいのは、理解の違いから必然的にするリアクションの違いの再現をしたいと考えています。

その生徒の理解の仕方の違いを具体的にどのように作っていくか?というと、まず理解の仕方の概要を以下のように決めました。

①バイアス
②パターン化
③整理
④類推
⑤連想
⑥疑問
⑦仮説

①のバイアスは、主にインプットの際に現れる情報の無視のクセや情報の歪みのことです。
例えば「公務員は国家公務員であればその給料は法律によって定められている」だったら、「情報量を落として覚える」というバイアスであれば、「公務員の給料は法律」といった理解の仕方をするかもしれません。

②のパターン化は例えば「あいうえお」を常に探すというパターン化を得意としているという設定の生徒であれば、「こうむいんは(あ)こっかこうむ(い)んであればそのきゅ(う)りょうはほうりつによって(え)・・・」というような感じでパターン化して覚えるとかを考えています。

③の整理は例えば、この生徒はメモリーツリーを使うというような設定をして、ノートにはメモリーツリーを使って書いていって整理しているというシーンを描く予定です。

④の類推は、この生徒は歴史が好きだから、全ての情報を歴史的何かにあてはめて考えるというような感じにしようと思っています。

⑤の連想は例えば全てを悲観的なことに結びつけたがると言った連想の偏りを生もうと考えています。

⑥と⑦の疑問と仮説は今のところいい案がないです。

このように自分の一部を抜き出してきて、その劣化版を生徒に反映させることでロボットのように生徒にリアクションを取らせようと考えたのが、ポンコツロボット生徒計画です。

セルフレクチャーとポンコツロボット生徒

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セルフレクチャーにおいて、イメージでレクチャーする相手を作り出すというのがそもそも普通のことではないことを最近知りましたw。
ボブはつまりセルフレクチャーのやり方を完全に勘違いしていたみたいですw。
でもそのおかげで、セルフレクチャーをかなり進歩させることができるかもしれません。

で、前回はアクティブラーニングを取り入れるために、生徒を数人想定してそれぞれに役割を与えようと考えました。
ですが、これってやってみるとなかなか難しかったです。
そこで今回は生徒一人を想定して、その生徒を強化することにしました。

では、皆さん!
生徒をどう強化したらいいと思いますか?
ボブはある意味強化ではなく、“弱化”させることにしました。

それが「ポンコツロボット生徒計画」です。

なぜそんなことをするのか?と皆さん思いますよねー?
それは簡単です。
セルフレクチャーは記憶術的には、「情報量の増加の側面」しか使っていません。
つまり情報量を増加させることで、記憶に残そうという考え方をしてます。
ですが、それだと実は量を覚えたときに、全体量が覚えにくくなるなどの弊害が存在します。
そこで、ボブは情報量を減少させる側面を持たせることで、対文章式記憶術を設計し、全体量も多くできるように画策しました。
しかしセルフレクチャーでは、この手を使うのは難しいでしょう。
そこで次に出てくる対策として、「印象を強くする」や「パターンを覚えて、そのパターン内で情報を処理する」という2つがあります。

この「印象を強くする」というのが、今回の対策です。

それでは、印象を強くするにはどうしたらいいでしょうか?
それはセルフレクチャーしたときに、想定している生徒がイメージしている自身にさえ予期せぬリアクションをとったときだとボブは考えました。
この予期せぬリアクションを作り出すためにボブは、生徒を「ポンコツロボット」にすることにしました。

セルフレクチャーの構図

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セルフレクチャーの構図をみると、旧来的な上下関係があり、教えるものが一方的に相手に情報を提供するという構図がみられます。
現行ではアクティブラーニングなどの上下関係を弱めた教育のあり方も構図としてはあり得る。

そこでボブが提示するのは、知識の分散、役割の分散による相互に密接に関係し合うセルフレクチャーのモデルです。

例えばある人が情報を統括整理する人物、ボブの場合ボブ自身という設定をしました。
他にも設計者、デザイナー、質問者、批判者というように4人の生徒がいる状態を作ろうと考えています。
設計者は常に0を1にすることに重点を置き、例えば法律的に言えば、法治主義(法律による行政の原理)から法律からの法規創造、法律の優位、法律の留保という3つの情報が導けるが、これはどうやって導けるのか?なぜ導けるのか?と言ったことを考えて、ともかく全ての情報を繋げるように努力する人格です。
デザイナーや質問者、批判者は大体名前からわかると思います。

現在ボブの場合、一人の生徒に対して教示を行うスタイルです。
対文章式記憶術との関係で言えば、対文章式記憶術で作ったイメージを中央に置いて、この部分はこういうことを示していて、こういう理由でこうなっているという感じで生徒に説明し(イメージの中で)、リアクションをとってもらっています。

これを4人の生徒にして、教示やアクティブラーニング状態にしたいと思います。

セルフレクチャー・セルフティーチング

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セルフレクチャー(またはセルフティーチングだが、以下ではセルフレクチャーで統一して表記する)を最近研究している。

セルフレクチャーをするにあたって、はじめはセルフレクチャーの弱点である“遅い”という問題を何とかしようと画策した。
このセルフレクチャーが遅いという問題は、イメージの中で口頭で教示するためであり、さらに直列的に情報を並べているからであると結論した。

しかし実際に改良しようとしてみた結果、並列に情報を並べることがまず難しかった。
また口頭以外の手話やイメージを映した壁などを駆使しようとした。
が、それもまた並列的には人間は想起したり、コントロールしたりするのが難しいことがわかった。
ただ手話の方は手話を学習するのが大変なので、パントマイムでイメージを触るような動作をしてみた。

教示する情報量を増加させようと思ったのにそれが難しいことがわかった。
特に並列化は難しい。
そのため、並列化は捨てて、直列に情報を並べるが、その補助を手話やパントマイムなどの別の表し方でさせようと考えた。

それにしても使ってみた感想としては、“遅い”からこそ記憶に残る感じがする。
全てをスピード重視でさばくと上手くいかないかもしれない。
それを判断するにしても、「なぜセルフレクチャーが有効なのか?」ということを知る必要がある。

空間とは何か?

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皆さん何かをイメージしてみてください。
あなたのイメージには前提があります。
その前提とは何でしょうか?

それは「空間」です。
自分では思い出している感覚すらないと思いますが、あなたのイメージには前提として「空間」が必要になります。

それでは空間とは何でしょうか?
空間の性質というのは、特徴がなく、かつ透明であり、広さがあり、その中に何らかの情報を与えると勝手に空間上の「位置」を与えるものです。
そして「位置」を確定させた後、“自動的”に他の情報と“区別”という関連付けを与えます。

ここでボブが不思議がっているのは、なぜ自動的で、しかも区別が成り立つのか?という点です。
これは一見当たり前のことにみえますが、全く当たり前のことではありません。
なぜなら関連付けのほとんどは、直列的に処理するし、しかも意識して(自動的ではない)しか関連付けは起きません。
それに対して場所に置くという作業は、“並列的に”しかも“自動的に”区別という名の関連付けがなされます。

この区別には個々のイメージと空間の境界というのが、関連しているのではないか?と考えていますが、それは個々のイメージが持つ性質なのか?
それとも空間が持つ性質なのか?
もしかしたらイメージと空間が存在することによって起きる現象なのか?
現在はわかりません。

ライブラリー家⑨

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今回述べるのは、ライブラリー化を進めるための新しい方法と現行の今まさに使っている方法の紹介です。

まず現行の方法の紹介です。
類似点からの説明です。
対文章式記憶術で作ったイメージは偏りやすいです。
そのため以下のイメージの類型に分けられます。
以下は扱いやすいように数字を振っています。
その上一つの数字が2つのカテゴリーにあたることにしています。

①台/足②皿/椅子③ローソク/尾④ランプ/果物⑤人/三角⑥腕/スタンプ⑦魚/卵⑧船/投石器⑨火/ナイフ⑩カップ/ネジ⑪柄/ハンマー⑫恐竜/耳⑬フタ/目⑭アンテナ/円⑮砲/串⑯鳥/口⑰潜水艦/首⑱弓/花

この36個がボブがイメージしてしまう偏りです。

この数字の1個または2個を用いて対文章式記憶術で作ったイメージを分類して行きます。
その方法として
①あらかじめカテゴリーを部屋の床や壁に貼り付けて置き、カテゴリーにあたるイメージが来たら、そこに置く
②ソロバンを応用して、場所に直感的に置く

とがあります。

②のソロバンは以下のようなソロバンをイメージします。








です。

例えばカテゴリー番号13のイメージが来たら、
ソロバンでは





という形になります。
⑤や⑩の玉を高さと考えて、①や②や③を部屋に転がっている何かの形とボブは考えます。
つまり高さが2個分高い場所に対文章式記憶術で作ったイメージを配置し、三角形の形をした(ボブの場合①②③の玉で三角形を作ったので)部屋に置かれている何かをイメージします。

例えば布団の角の真上の高さ2個分の位置にカテゴリーしようとしている対文章式記憶術で作ったイメージを置きます(浮いている可能性あり)。

このようにしてカテゴリー化しながら、場所に置くということをします。

次に相違点ですが、まず相違点はなかなか難しいです。
まだ完全に上手くいく方法ではありません。
が、現行の方法では、相違点とその相違点から複数のイメージがどれだけ相違であるか、いわば相違度によって分類しようと考えています。

例えば、ペンギンと鶏とウグイスと人間であれば、相違点を表面の色の場合の数としたとき、ボブが“知っている限り”人間は三色で鶏は2色でウグイスとペンギンは1色と考えました。
このとき重要なのが、知っている限りです。
その時点で思いついた知っている限りで独断と偏見で考えてもらって構いません。
その上で順位付けします。
なので、ボブの場合は相違点「表面の色の数」の多さ順では人間、鶏、ウグイス、ペンギンです。

このようにして、相違点を相違度から順位付けして考えます。
ここで注意してほしいのは、ウグイスとペンギンは順位付けで同じになっていることです。
ここは上手く何かしらの相違点を見つけて、区別しておく必要はあります。

さて、ここからは新しいカテゴリー化をする方法です。
前にも書きましたが、「描写の仕方」に変化を付けることです。
ボブの場合、雑なポリゴンみたいなイメージの描写の仕方と普通のイメージの描写の仕方と鮮明な描写の仕方に分けて挑戦中です。
ただ、この方法は一個のイメージごとに描写の仕方を変化させるのではなく、ある程度まとまった複数のイメージに対して一括して行うことがいいようです。

ライブラリー家の理想

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ライブラリー化をした先の理想は、どのようなものだろうか?
そのことをあまり精確に考えていないことに気づきました。
そこで今回はライブラリー化した先で、このような利用を可能にしたいという理想について述べてきたいと思いました。

対文章式記憶術を使う前提で述べさせてもらいます。

対文章式記憶術では、偏ったイメージ、出現頻度の高いイメージというのが存在します。
しかしほとんどの場合、対文章式記憶術で作ったイメージというのは、全て“多少”の違いがあります。
その上、ほぼ間違いなくそのイメージは複雑になります。
ここは一個のイメージがどの程度のパーツで構成されるかによります。
でも大体複雑です。

そこでライブラリー化した過去のあらゆるパーツによるイメージの構成の仕方を使って、今現在目の前にある文章の情報を解釈しようと考えています。
つまり「あれ?これは昔みた○○○というパーツの構成に似ているな!だからこれは○○○との相違だけをみて記憶しておけばいい!」という感じで、ライブラリー化した情報を使いたいのです。
ようするに覚えたことの再利用をしたいのです。
そしてその覚えたことによって省エネしたいのです。

ボブメモ
プロトタイプイメージとその相違点の整理の仕方
ライブラリーから出力した際の表現方法

ライブラリー家⑧

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ライブラリー化を行う上で、イメージの診断マニュアルを作成することで、イメージがどのような分類に属しているかを瞬時に判断できることが重要だとボブは考えています。
では、このイメージの分類をできたとして考えると、これを分類できただけで問題は解決するのでしょうか?
例えば、リンゴというイメージが覚えた時間や場所や果物や赤と言った分類に属すると仮定しましょう。
この時間や場所や果物や赤と言った分類ができたとして果たして覚えるためには意味があるのでしょうか?
そもそもがこれでは情報量の増加の側面しか取り扱っていないようにボブには見受けられます。

そこでボブは一つの仮説を提案します。
それは自己の家と物語の仮説です。
自分の長く住んでいた家には、思い出そうと思えばいくらでもエピソードが思い出せると思います。
例えば自分の部屋に居たら、急に腹痛になり、トイレに駆け込んだとか、家に帰ったら、居間に父親がいて、後ろから首を絞めてみたとか、場所と物語というのが密接に関係していると思います。
そこで事、ようするに手を洗うとか、話すとか、泣くなどの事と分類した事柄を対応させます。
具体的には、場所=喫茶店、時間=12時ぐらい、果物、赤に対して、「喫茶店=紅茶をいれる」「12時=昼ごはんを食べる」「果物=砂糖」「赤=ケガ」と対応させていると考えた場合、これを実家のエピソードとして考えると「台所で紅茶を飲みながらお昼ご飯食べて、ケーキ(砂糖)を食べ、食べ終わって立とうとしたら、足の小指をテーブルの足にぶつけた」というのを実際にあった経験と嘘を混ぜて作りました。

このように台所で起こった出来事として本当にあった経験と空想を織り交ぜながらイメージするとどうでしょうか?
こうすることで分類が管理しやすくなるのではないでしょうか?

ライブラリー家⑦

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ライブラリー化を行っていく中で重要なこと。
①完全に類似する情報は避ける
前のライブラリー家⑥において、類似点の特徴的な所にカテゴリー化した相違点を配置し、それをもってライブラリー化を進めようと考えていました。
しかし、ここでボブが無意識に考えていたことは、どう完全に似た情報にしないか?でした。
これが大事になるのは、完全に似ている情報なのに、それが含んでいる情報が違う場合に問題となるので大事になります。
当然ですが、その含んでいる情報が同じなら、全然関係がありません。
ですが、例えば対文章式記憶術で作ったイメージの類似点が「台」で相違点のカテゴリー化した中に「人とそれ以外」というカテゴリー分けがあって、それに分類された場合を考えましょう。
その相違点をカテゴリー化し、実際に相違点となるイメージを置く「台」の特徴的な部分を台の上だとします。
すると、台には何か(相違点の実際の人とそれ以外のイメージ)が乗っているイメージがイメージされることになります。
このとき、例えばそのイメージが量産された場合、実際の相違点のイメージが違ったとしても、台に何かが乗っているイメージが量産された場合、それは起こります。
「干渉」です。
このようなことを危惧しているので、現行の方法論ではまだ無理だと感じています。

②区別の効率性
区別の効率性とは、干渉を起こさないようにする認識をどれだけ時間的コストをかけずに起こせるか?という問題です。
現行ボブがやっている方法は、例えば、「リンゴ」「ミカン」「ブドウ」「ナシ」を覚えなさいと言われた場合、リンゴ→ミカン→ブドウ→ナシと覚えて行った場合に、リンゴとナシは似ていたな~と気づいたときは、頭の中でリンゴとナシの区別をちゃんとできるか?想起の際混乱しないか?というのを実際にリンゴの直前、直後に思浮かべて、情報を「区別」します。
これをしないと情報量が多くなったとき、確実に干渉を起こす可能性が高まります。
そこでこのような手間がかかる作業をします。
でもね。
区別が高速で行われる。
しかもそれをするだけで、他の周りの情報と一気に区別される方法があります。
それが“場所法”です。
しかしながら、これしか一斉に区別する方法がないのも事実です。
その上、この方法は完全に干渉を防ぐものではないのも事実です。
そこで、なんとかこの場所法とは異なるアプローチで二重に区別する方法を模索しておくのが大事になります。
ここでなぜ二重に異なる方法で作用させるのがいいのか?というと、対文章式記憶術でも最新の方法では二重の関連付けを行うことを推奨しています。
それはパーツ1組単位で他の別のパーツ1組単位に行為による関連付けを行い、かつそれを組み合わせるということを推奨しています。
こうすることで、行為による関連付けと組み合わせて見立てるという一種の関連付けがに二重で起きます。
これによりより強固なイメージとして描けるようになると想定しています。
このように異なる、でも二重に作用させられる新しい方法というのが、結果的により記憶術を強固にできると考えています。
そのため、場所法の区別の機能と対をなすような新しい効率的な区別の方法が重要だと考えます。

③適用の判断
あとは前のブログても述べたように、「あっ、これ前観たやつだ!」という気づきをどこまで高められるようなシステムを作るかが問題となります。
ライブラリー化したけど、ライブラリー化した中から全然使えてないよ、、、ということになると作った意味がそもそもなくなります。
そこで適用の判断をどれだけ高められるようになるかが重要となります。
そこでボブが注目しているのは、精神医学なとで使われる症例の診断マニュアルです。
イメージも結局ボブ的には、この“診断”と同じようなものだと思いました。
イメージがどれに分類されるか?
あらかじめ、イメージを診断するマニュアルを作り、それを高速で診断できるように訓練しておくことで、ライブラリー化を成功させようと今は考えています。

今のところのライブラリー化はこの方針で行こうと思っています。