ボブ流速読【瞬読】の仕方

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詳しく説明するのは、本に譲るとして、簡単な外枠だけを示したいと思います。

さて、読んだ本は、西岡壱誠「東大勉強法」、小林尚「開成流ロジカル勉強法」、山中恵美子「瞬読」です。

この並びには意味があります。
それは方法の適用順です。

まず本を読むときの心得は「東大勉強法」に書かれていた「キーワードを拾って要約する」というものです。

それをした上で、「開成流」に書かれていた『構造的に読む』ということが大事です。
筆者はよく速読できるという人がいるが以下の3つの類型に分けれられるらしいです。
①理解の浅い、理解を犠牲にした速読
受験や資格試験などの人がなりがちらしいです。
②内容をある程度知っているから速読できる
③構造的に読んでいる
構造的に読むという処理時間を、重要じゃない部分を捨て去ることで稼いでいて、結果として時間のコストを低くしている読み方
らしいです。

最後に「瞬読」で書かれていたものですが、これは記憶術に非常によく似ていました。
ボブ流では「要約、構造化したものを変換」「イメージ化」し、その上で「場所に置くこと」をします。
その上で、「アウトプット」します。

これは3つの本、どれにも書かれていたことですが、アウトプットを前提にインプットすることが大事です。

と、いうことで、この方法を適用すれば、訓練次第で速読できるかもです。

独立性の活用のされ方

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依存性と独立性の独立性の方の有効利用されている例。
ストーリー法がまさに独立性がある状態を作り出している例だろう。

なぜこのようなことが起きるのか?
現在のところ
イメージ世界内で、イメージ同士がある程度の距離を持って、離れている場合など独立性が与えられる場合がある。
もう一つは、
仮説だが、複数の場面で構成されているイメージの場合、その各場面毎に独立である場合があるのではないのか、と思っている。
あとは個々のイメージとして検索情報が区分された場合があるが、これはどうやって検索情報が区分されるのか謎。
(想起時に別々のイメージとして分けて検索されるということに近い)

とりあえず今の対文章式記憶術では、この検索情報の区分はあり得ないので、いくらイメージを分解できても、一斉忘却の業火に焼かれる。

この検索情報の区分がなぜ起きるのか?
この現象を研究しないと一斉忘却は対文章式記憶術で起き続ける。。。

依存性と独立性のまとめ

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依存性とは、あるイメージが消えると、それと連動して、一斉に忘却する性質のこと。

独立性とは、忘却がある程度進んでも、個々のイメージとして一斉に忘却せず残っている性質のこと。

仮説のまとめ
①イメージ毎に位置を与えられることで独立性が与えられるのではないか。
②独立したイメージ同士が独立した情報で連続性を与えているからではないか。(いわば、連想結合状態)
③意味のわからない情報は既知にあてはめて解釈してしまうのではないか。
④最終的なイメージの形を想起の際採用しているのではないか。
つまり、その採用したイメージの情報と違う形のイメージは、想起の際検索できないのではないか。
⑤AによってBができる
「ボブ」よって殴るという行為が出来ているときは、ボブが忘却されると殴るという行為ができなくなるから一斉に忘却されるのではないか。
⑥典型的イメージからのズレ
パッと思い出される典型的なイメージから、どれだけズレているかで、一斉に忘却されるかどうかが決まるのではないか。
⑦隠れた部分による
カエルが虫を口に入れて、一部を食べている状態をイメージした場合、虫はカエルの口で一部隠されているので、隠れた部分はイメージされていないことになり、思い出すときカエルが忘却していると不都合なので一緒に忘却されるのではないか。

ほぼ全部が想起の際の検索情報の問題だと現在は思っています。

実証を軽視する人と重視する人の気持ちがわかりました、こと(規則対象外)

今まで実証性を軽視する人に対して怒りを感じていました。
だって、実証しないといけないのが、記憶術の研究でしょ?
日々現実師範に「この無能が!出直してこい!」
とダメ出しを食らっているからです!

そんで怒りを感じながら、色々頭の中で愚痴っていたら、あるときふと思いました。
それは自分も物理学のあるコミュで、実証さていない自分なりの仮説を言ったときに、周りの対応は冷たかったのを思い出しました。
ある人には、長年をかけて天才たちが作り上げた理論を、そんな簡単に否定できるはずない!
と、こんな感じのことを言われました。
で、そのとき思ったのは、なぜ自分の作った仮説をそんなに否定するのか?
そんなんだから、いつまで経っても新しいことができないんだ!
そう思いました。

その次に思ったのは、自分の中にも実証性を軽視する自分がいることに気づきました。
今までボブは、実証性を重視する立場から物事を言ってたし、観ていた。
でも、ボブの中には実証性なんてどうでもいいという立場のボブも存在している。
こうしてボブは実証性を軽視する人に怒りを覚えなくなりました。

ボブも科学的に証明された現象ばかりに目を向け、実証性を軽んじるけど、自分を内観して出した結果の現象から、新しい何かを生み出せない。
そんな人をみると歯がゆい気持ちになったことを思い出しました。

というわけで、ボブが少し脱皮した話でしたww

極小化学と平面化学

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極小化問題というのが、記憶術には存在している。
それとともに、平面化問題というのも存在している。
極小化問題とは、イメージを極小化すると忘れやすくなるというもの。
同様に平面化問題とは、イメージを平面化すると忘れやすくなるという現象です。
どちらも忘却術として採用してもいいぐらいのクソ現象。

でもどちらも使えるとめっちゃ有用性が高いものでもございます。
極小化学では、それを無理やりできるようにしてしまおうという分野です。
平面化学も、どうようです。
そこで、なぜ消えるのか、忘却するのかを仮説を立てることにします。

極小化学の忘却現象への仮説
①イメージを小さくすることで、イメージの特徴が潰れるからなのでは
②復習の際に小さいイメージのままで復習してしまうからなのでは
③最終的なイメージの形が、時間を置いた想起の際に採用されがちだからなのでは

平面化学の忘却現象への仮説
①イメージの奥行がないから情報量として少なくなるからなのでは
②イメージの奥行が位置情報の特徴を付け加えていたからなのでは
③想起の際、平面だと捉えにくい
④想起の際、平面系の他のイメージと干渉しやすくなるのでは

と、結構似たり寄ったりな仮説もありますが、こんな感じが今の限界です。

つながりとしては平面は奥行きを極小化したものだと考えることができるので、根本的な原理は極小化でも言えるのではないか、と思っています。

新しい記憶術に向けて

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偉大なる記憶力の物語に出てくるS、ことソロモンの方法を仮説して、真似して取り入れることを進めている。

そのため、以下の方法を対文章式記憶術に取り入れて実証実験を進めた。

①自己を含めた第3者の俯瞰した視点からの記銘(いわば解離の状態)
②個々のパーツへの具体的イメージの当てはめ
今まで、●というパーツのイメージだったのを、ダンゴムシなど、個々のパーツのイメージに具体的なイメージを与える
③見出すことをしたり、空白を空けた統合
❶❷❷という形のイメージを、❶ ❷❷というように間に空白を空けて、一つのイメージに見立てると、一斉忘却に対応できるのではないか?という方略です。
④理解よりの統合したイメージ
理解して導いたイメージに近くなるように、統合したイメージを見立てる
⑤要所要所を重点的に情報を付加する
全てのイメージに感情や運動感覚などを載せるのではなく、要所要所に少しだけそれらを付加する
⑥情報を視界に張り付ける
⑦入れ子型復習
これは秘密です!

ということをしています。

①の解離状態を作り出すのは、いまいちこれと言ってメリットがないです。
①を検証してみても、実際は現在いる場の情報と関連付けて、覚えたい情報を合わせることと何も変わらない気がします。
これはどういうことか!

ソロモンの記憶術・記憶体験②

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偉大なる記憶力の物語で出てくるS、ことソロモン・シェレシェフスキーの記憶体験からの発想。

どうやら、ソロモンはありとあらゆる情報を記憶に取り込んでいたようです。
ここで、特にボブが注目しているのは、ソロモンが記憶した状況を詳細に記憶していて、それを想起の際に再現して、想起したい情報を想起していたらしいということです。

普通、記憶しているときは、ボブは視野が狭くなっていて、周りの状況なんて覚えていません。
それをソロモンは、周りの状況まで覚えているのです。

ここで、ボブが思うソロモンの記銘状況は、「ソロモン自身を含んだ、ソロモンの背後斜め上ら辺から、俯瞰した情景を眺めているのではないか?」という仮説を立てました。
これは解離という精神疾患の人の体験に似た状況をボブは想定しています。
ので、いつも背後斜め上にいるわけではありません。

この方法のよくわからない部分は、ソロモン自身が考えているイメージなどの内心をどう表しているのか?や同じ場所で起きたことをどう分別しているのか?などの疑問が残る点です。

ともかく記銘の際は、記銘したい対象だけでなく、視野を広く保つのが、大事なようです。

なぜ勉強するのか?(規則対象外)

なぜ勉強するのか?
この問いには、様々な答えがあると思います。
正解がどれなのかボブにはわかりません。
だけど、ボブが考える答えはあります。
これが正しい答えかはボブにはわかりません。
そんな答えを言ってみます。

なぜ勉強するのか?
ボブが思う最大の目的は、「答えのないところに、答えを出すため」と思っています。
この世の中には、答えのないことなんていっぱいあります。
でも、だからと言って、そこに答えを出さない、ということにはボブはならないと思っています。
いちおう、答えらしきものを出して置く。
そんで、その答えを使って何かする。
ボブの中ではそんな感じです。

それが最大の目的だとすると、なぜ勉強するのか?
そこにも勉強していくと、仮説、答えらしきものを出して置けるようになると思います。

その答えを出すために下位目標があるとボブは思っています。

勉強の内容自体は、例えば数学を学んでも、みなさん数学を使わないような人生の方が多い気がしますね。
でもね。
ボブが考える勉強の内容に関しての有用性は、「応用」していくことだと思っています。
例えば数学自体は、ボブは全くできないけど、数学の考え方が利用できる場面は、ボブの人生では多くありました。
具体的には、公式。
公式があって、そこに当てはめられるように式変形していく。
そうすることで、問いを解くことができる。
そんな感じのことはいっぱい人生にあると思います。
ボブもやりました。
例えば記憶術の開発で、「一個のイメージは覚えれる」という公式がありました。
そこで、一生懸命、ボブは式変形したわけです。
そうすることで、対文章式記憶術という解が生まれたわけです。

つまり、数学的に言えば、抽象化することが大事、というわけです。
そしてそれを一般化して、実生活で利用できるか考えて、あとはトライアンドエラーを繰り返しまくって、色々改善していく、ということです。

これが勉強における内容をどう捉えるのか?というところのボブが思うところです。

そしてボブが思う勉強自体の目標は、勉強の仕方の勉強が大事だと思っています。
つまり、勉強を通して、どんな勉強の仕方をしたらいいのか?を考えるのが、勉強自体の目標です。
ようするに、記憶術や記憶戦略を編み出すのが、なぜ勉強するのか?という部分の一つの目標だと思います。

以上、なぜ勉強をするのか?でした。

ソロモンの記憶術・記憶体験

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偉大なる記憶力の物語に出てくるS、ことソロモン・シェレシェフスキーで新たなる発見が!
ソースは「脳が認める勉強法」という本です。

その本のP89の「ずっと頭の中で見え続けるのです」という記述が気になりました。
なぜ気になったのか?というと、もし仮にイメージの世界であっても、「見え続ける」という言い方はしないのではないのか?と思うからです。
イメージの世界であっても、目を離すという行為はできます。
つまり目を離すという動作はできるが、“見え続ける”のだと考える方が妥当だと考えます。

ここで、ある最強に近い方法をご紹介しましょう!
それは覚えたいイメージがあったら、“視界”に張り付けるという方法です。
これは視界に張り付けるのであって、決して、外界にイメージを張り付けておくのとは違います。
あたかも自分の視界がテレビのモニターのようになっていて、頭の中でその画面に覚えたいイメージをPCのアイコンのように張り付けるということです。

こうすることで、その覚えたいイメージは「見え続ける」のです。

内的アウトプットの記憶術≪線描法による観察≫

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内的アウトプット=中間プットとは、インプットとアウトプット以外の頭の中で(=内的)アウトプットするということを内的アウトプット、もしくは中間プットと名付けて、取り扱っています。

外界の情報を内的アウトプットをし、線で描くためには、まず情報収集が重要だと思い線で自由に何かを描くということをして、その法則性をその線の消え方などから導き出そうと考えたのが、線描法という方法です。

そしてやってみた結果が、まだ一枚のイメージしかやっていないのですが、どうやら、何か“まとめやすいイメージの形でまとまる”という性質があるようです。
これはたぶん既知の記憶していることから、任意に近しい形というのをチョイスしてくるみたいです。

次にやってみた結果は、“わかりにくいイメージの形は、わかりやすいイメージの形に変換されていく”ということです。
ボブはわざとマルではなく、少し輪が開いたマルをイメージしておいたのが、時間が経ってから思い出すと、完全なマルになって想起されました。

さらにもう一つ。
普通イメージの線の量が増えて行くと、当然マジカルナンバーの制約により、次から次へと消えて行くのですが、線と線をつないで、例えば三角などにすると、線は3つ使っているのに、なぜか“一つのモノとして判定される”ようになります。

最後に、短期記憶の不思議です。
短期記憶ってマジカルナンバーで消えた情報も少しの間なら、すぐに復元できるというのが不思議です。
これは“認識の限界と短期記憶が実際に覚えている量の限界が違う”のでは。
あるいは“短期記憶が二重構造をしているから”では。
もしくは“短期記憶中の記憶に対しても感覚記憶が働いているから”では。

と夢想してしまいました。