依存性と独立性のまとめ

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依存性とは、あるイメージが消えると、それと連動して、一斉に忘却する性質のこと。

独立性とは、忘却がある程度進んでも、個々のイメージとして一斉に忘却せず残っている性質のこと。

仮説のまとめ
①イメージ毎に位置を与えられることで独立性が与えられるのではないか。
②独立したイメージ同士が独立した情報で連続性を与えているからではないか。(いわば、連想結合状態)
③意味のわからない情報は既知にあてはめて解釈してしまうのではないか。
④最終的なイメージの形を想起の際採用しているのではないか。
つまり、その採用したイメージの情報と違う形のイメージは、想起の際検索できないのではないか。
⑤AによってBができる
「ボブ」よって殴るという行為が出来ているときは、ボブが忘却されると殴るという行為ができなくなるから一斉に忘却されるのではないか。
⑥典型的イメージからのズレ
パッと思い出される典型的なイメージから、どれだけズレているかで、一斉に忘却されるかどうかが決まるのではないか。
⑦隠れた部分による
カエルが虫を口に入れて、一部を食べている状態をイメージした場合、虫はカエルの口で一部隠されているので、隠れた部分はイメージされていないことになり、思い出すときカエルが忘却していると不都合なので一緒に忘却されるのではないか。

ほぼ全部が想起の際の検索情報の問題だと現在は思っています。

独立性の活用のされ方

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依存性と独立性の独立性の方の有効利用されている例。
ストーリー法がまさに独立性がある状態を作り出している例だろう。

なぜこのようなことが起きるのか?
現在のところ
イメージ世界内で、イメージ同士がある程度の距離を持って、離れている場合など独立性が与えられる場合がある。
もう一つは、
仮説だが、複数の場面で構成されているイメージの場合、その各場面毎に独立である場合があるのではないのか、と思っている。
あとは個々のイメージとして検索情報が区分された場合があるが、これはどうやって検索情報が区分されるのか謎。
(想起時に別々のイメージとして分けて検索されるということに近い)

とりあえず今の対文章式記憶術では、この検索情報の区分はあり得ないので、いくらイメージを分解できても、一斉忘却の業火に焼かれる。

この検索情報の区分がなぜ起きるのか?
この現象を研究しないと一斉忘却は対文章式記憶術で起き続ける。。。

ボブ流速読【瞬読】の仕方

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詳しく説明するのは、本に譲るとして、簡単な外枠だけを示したいと思います。

さて、読んだ本は、西岡壱誠「東大勉強法」、小林尚「開成流ロジカル勉強法」、山中恵美子「瞬読」です。

この並びには意味があります。
それは方法の適用順です。

まず本を読むときの心得は「東大勉強法」に書かれていた「キーワードを拾って要約する」というものです。

それをした上で、「開成流」に書かれていた『構造的に読む』ということが大事です。
筆者はよく速読できるという人がいるが以下の3つの類型に分けれられるらしいです。
①理解の浅い、理解を犠牲にした速読
受験や資格試験などの人がなりがちらしいです。
②内容をある程度知っているから速読できる
③構造的に読んでいる
構造的に読むという処理時間を、重要じゃない部分を捨て去ることで稼いでいて、結果として時間のコストを低くしている読み方
らしいです。

最後に「瞬読」で書かれていたものですが、これは記憶術に非常によく似ていました。
ボブ流では「要約、構造化したものを変換」「イメージ化」し、その上で「場所に置くこと」をします。
その上で、「アウトプット」します。

これは3つの本、どれにも書かれていたことですが、アウトプットを前提にインプットすることが大事です。

と、いうことで、この方法を適用すれば、訓練次第で速読できるかもです。

内的アウトプットと4技能

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内的アウトプット、つまりボブが呼ぶところの中間プットの問題です。
内的アウトプット=中間プットは、インプットとアウトプットの中間的なもので、インプットした情報を“頭の中で”アウトプットすることです。

ところで「開成流ロジカル勉強法」という本に出てきた4技能、つまり読む、聞く、書く、話すは英語だけではなく、日本語を含む言語全般に言えることで、そもそも言語を選ばない技術である、というところにハッとさせられました。

これは内的アウトプットにも言えることで、内的に言えば、読むことは例えば対文章式記憶術であれば、イメージを読む込むことです。
聞くことで言えば、誰か他の人の声色で頭の中で聞くことです。
書くことは、頭の中で文字をイメージすることです。
話すことは、頭の中で誰かに何かを説明したり、ただ単に話したりすることです。

このように内的アウトプットでも、4技能は分類できるし、使用できます。

あとは、これらをどう運用するか?ですが、それはまだ全然考えていません。

対文章式記憶術に独立性を与えるには?

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独立性とは、依存性の反対語で、依存性があるまとまりを持ったイメージが一斉に忘却する現象に対して、一斉に忘却しないという現象のこと。

対文章式記憶術では、複数のパーツを合わせることで、一つのイメージにする方法が使われています。
そのため、複数のパーツを一斉に忘却することが観測されています。

これは現行の仮説では、合わせることによって、一つのイメージにしてしまう。
そのことが、検索情報を一つのイメージに対する情報だけになり、パーツ一つ一つの検索情報は無視されることになるのではないだろうか、と説明されます。

では、検索情報はどこで決まっているのか?が問題となっています。

強制的に分けられるのではないか?と考えているのが、パーツ同士の関連付けです。
関連付けの作用上、お互いに相手がいないと成り立たないので、検索情報は区別されるのではないでしょうか。

あとは描写の仕方を変化させるということもしてみます。
描写の変化とは、例えば筆で書いたようなパーツにするなどです。

考える記憶術

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考える記憶術とは、その名の通り考えることによって、何かを出力できるようにする記憶術のことです。
ただし、考える側面として記銘の際と、想起の際のどちらの場面で考えるか?という問題があります。
記銘の際に考えるというのが、今までの記憶術の設計でしょう。
しかし、ボブの考える記憶術は想起の面に比重をおいている考える記憶術です。
この比重をおいた、というところがポイントで、記銘の部分を全くなくして、想起の面だけでシステムを作るというのが、現状無理なのです。

さて、考える記憶術は一体どのような設計にするか?というと、思考は想起と選択でできているとボブは考えています。
その上で、人間は忘却する生き物です。
忘却を前提に人間は想起と選択をしなければなりません。

ボブはある人が言った言葉を今も思い出します。
「人間は考えていると言っても、覚えているパターンからただ出力しているだけで人工知能と同じ」という言葉です。

確かに人間は人工知能と同じ部分があるのかもしれません。
でも人間は忘れる生き物です。
そのため、ただ単なる出力をしているというよりは、忘却によって断片化した情報を想起し、選択し、パターンに当てはめて情報を処理しているのではないか?と考えています。
この想起したパターンの中に、結び付けたり、分解したりというパターンも存在しているとボブは考えています。
そしてその結び付けたり、分解したりするのも、選択によって決められているのではないか、と、そういう話です。

そうすることで、人間は色々なものを“考えている”のだろうと思っています。
ここで人間と人工知能の違いは、忘却の有無が大きいだろうと考えます。
人間の場合、忘れるので覚えていることを単に出力することはできません。
そのために“考える”ということをするのだと思います。
この“考える”を通して、人間は何かを出力しているのだろうと考えます。

これは記憶もそうで、“考える”を通して、人間は何かを再現しているのではないでしょうか?

これはヒントです。

ボブもこれは考えていることなのですが、対文章式記憶術でもない新しい記憶術を作るためのヒントになり得ると思います。

ソロモン・シェレシェフスキーはただの一般人だとする仮説

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ソロモンは共感覚持ち、直観像を持ち、絶対記憶力、つまり一回で覚えることができる能力があったと言われている。
しかしボブとしては、超人や天才だからとして話を終わらせたくない、という思いがある。
その点のバイアスはあるだろうが、仮説的に彼を天才ではない、誰でもできる技術によって、その超人的な記憶力があったと仮定することにした。
そして、そう言える理由を考えた結果、彼は想起の定速性、定量性、マジカルナンバーを破っていないと考えられるいくつかの理由を見つけた。

想起の定速性とは、どんなに頑張っても、一定のスピードから想起スピードが上がらなくなる現象のことです。
想起の定量性とは、どんなに頑張っても、一回の想起で一定の情報量以上想起できないという現象のことです。
マジカルナンバーとは、主に記憶の場面で使われるのですが、一回で保持していられる記憶量には限界があり、ある数以上の情報の塊しか保持できないという現象のことです。

それでは、彼が凡人だと言える証拠を挙げましょう。
それは「あまり速く話されると、イメージとイメージがぶつかり合って、ぐっちゃぐっちゃになる」という感じのセリフが、「偉大なる記憶力の物語」という本出てくるからです。

ここでわかることは、彼も凡人と同じで、イメージするときに「中央」にイメージが出てくるということです。
そして、この時点で、想起の定速性を破っていないことがわかります。
さらに言えば、もしイメージの定量性を破っているのならば、長文を聞いてある程度のところで、一括してイメージすればいいので、定量性も破れていない可能性があります。
その上、マジカルナンバーを破っているのならば、文字に対して記憶術を用いる必要性もないのです。

この点から考えると、たぶんソロモンは優れた記憶術を持っていただけではないのか?と考えられます。

考える記憶術【ネテロ流記憶術】

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ハンターハンターというマンガに登場するネテロという人物はご存知だろうか?
この考える記憶術とふっっかい繋がりがあります。

このネテロという人物は、祈りを捧げてからその度に一打、正拳突きをするということを日が暮れるまで何回もするというシーンが物語には語られています。
このネテロは、一日に○○回祈りを捧げてから突こうと決めて、正拳突きをするのですが、始めの頃は日が暮れてしまっていたのです。
しかし、その内に日が暮れる前に終わるようになっていることに気づくという風に物語で描かれます。

よし!
記憶術でもそれ、やってみよう!
というのが考える記憶術の始まりです。

まずあるルール(儀式)を作り出します。
ネテロでいうところの祈りを捧げるという部分です。

このルールできるだけ
①イメージ空間の中で位置の移動が伴う
②イメージの生成、変化が伴う
③イメージの中で、身体的動作を伴う
④①②③全て大規模で大袈裟な方がよい

として決めると良いでござろうというのが、現在のルール。
思い出すときは、このルールから“考えて”、再構成することが大事です。

でもね!
このルールをどんなものにしたらいいかわからん!
とりあえず祈りを捧げてみる!

ソロモン・シェレシェフスキーの記憶術仮説【検証】

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ソロモン・シェレシェフスキーが使っていたであろう記憶術を再現しようと検証を始めている。

ソロモン式は以下の要素があるのではないか?と仮説っている。
①視界をテレビ画面のように考え、覚えた情報をその画面に張り付けていたので、「ずっと見え続ける」ことを可能にしているのではないか。
②周りの状況も巻き込んで覚えていたことより、イメージを外界に置いていたのではないか。
③イメージに自己を含んだイメージをしていたのではないか。
④共感覚によって常に見立て続ける状態だったのでないか。

で、早速検証し始めているのですが、なかなか意識しながらなので、難しいですね(汗。

行政書士の試験って速読術が全てな気がする!?

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行政書士の勉強を続けておりまーす!
んで、6月から始めて、勉強法の間違いに気づいた9月。
はっきり言って、速読術こそが全てなことに気づきました。

そんで、速読系の本、「瞬読」に手を出しました。
その上、単なる趣味で読んでいた「東大勉強法」と「開成流ロジカル勉強法」も読むことに言及されていたので、それとを合わせてボブ流速読術を理論上確立しました。

で、実読!
読んでいるんですけど、どうしても出てくる問題があります。
それは構造化した情報がどうしても、記憶術的な解釈ができない。
単なるノードで繋いだだけの情報なら、まだ料理できるんですけど、ストーリーロジックとストラクチャーロジックというのが、開成流には書かれているんですが、これが合わさった場合が厄介。

そいで、ストーリーロジックだけなら料理が可能。
ストラクチャーロジックをどう記憶術的に表現するかが難航中。
それが合わさった場合が、どうしても上手くいかない。
どうやっても、ちゃんとそのロジックのノードの部分の表現があった方がわかりやすいという部分が出てくる。

ノードとかをちゃんと表現する方法が記憶術では存在していないこと。
それが今日の記憶術の問題だぜ!!